スープ&サラダ

スープ&サラダの店が日本でもできないかなと思っている。
軽くていい。
食べ放題と言ってもサラダとスープなので油と肉ギトギトにならなくて消化もいい。少なくともこの地方にはないわ。

10Mくらいあるサラダバーにトスして混ぜちゃった定番のサラダが5~6種類。単品の野菜やトッピングをそろえてもらいたい。
定番はロメインとチーズとクルトンだけのシーザース・サラダ、コールスロー系サラダ。芋系サラダ、フルーツ入りサラダ。トッピングにチーズ、オリーブの実、豆類、オニオンやフルーツ。贅沢を言うならアーティチョークとヤシの若芽とか。

スープの定番はチキンヌードル、クラムチャウダー(マンハッタンとニューイングランド味を交互で)。ミネストローネとニョッキ入りやちょっとスパイシーなトマト味風で全5種類くらい。

パンはコーンブレッドをぜひお願いしたい。めっちゃ好きなんよ。
その他粉ものはスコーンとかマフィン、ピザとか一通り。パスタは正直どうでもいい。マカロニチーズもお好きな人はどうぞと。

飲み物はソーダ・ファウンテンでOK,ただし、ダイエット・コークは入れてほしいし、甘みがついていないアイスティーがあると混ぜられて重宝する。

まず、サラダバーの起点でディナーサイズの皿をとって(日本の皿は小さい)、シーザースサラダをドンと中央に盛る。パイナップルとレーズン入りのマヨ系コールスロー・サラダを脇に二口分乗せる。トッピングでエクストラのレーズンをパラパラかける。隣のポテトサラダは一口分で十分。

サラダをテーブルに置いて今度はスープカウンターへ。
カップの半分にニューイングランド風のクラムチャウダー、別カップにスパイシーなトマト味風のスープを同じく半カップ。

隣のカーボン系でコーンブレッドをひと切れとブルーベリーマフィンを一つ(あまり甘くしないでほしい)2オンスカップに入ったホイップバターを一つ。

スープとパンをもってテーブルに帰還。いただきますしてスープを一口いただく。
で、シーザースサラダを一口。日本のシーザース・ドレッシングはニンニクの風味が薄いとおもう。QPさんにはもう少しニンニクにパンチを利かせていただきたい。

ロメインレタスは肉厚なので、ニンニクとこれでもかと入っているチーズに負けない。レタスはサクサクと歯ざわりよく。アメリカのクルトンはでかくて味が濃いのでホントはあまり食べたくない。トングさばきがうまければ、あまりクルトンをお皿に掬わなくて済む。

サラダバーの中で補充する人は大まかでけち臭くないのがいい。サラダバーのボールの中身が少なくなればどさっと補充してください。
サブウエイでもアイスクリーム屋でもアメリカは力いっぱい盛ってくれるのでうれしい。

濃厚なチーズとニンニクに舌が疲れたら、口直しにコールスローを食べる。ピリ辛のトマトスープで食欲増進。まだホカホカと温かいコーンブレッドに、ホイップバターを付けてかぶりつく。コーンブレッドはほろほろと崩れやすいので要注意だ。


ホイップバターは軽くていい。バターの風味は残っているけどカロリー半分で後味がさっぱりしている。ああ、焼きたてのあったかいコーンブレッドはどこで食べられるのだろう?

肉がなくても7分目くらいおなかが一杯になる。
最後はデザートカウンターで、ソフトクリームマシンのバニラアイスをカップ一杯とカリカリするやつをトッピングしてフルーツを若干盛って腹十分目くらい。
食べ放題なのに食べ過ぎ罪悪感が少ないし、待たなくて好きなものを選べるお気楽さ。チェーン店でいいからだれか作ってくれないかしら?

アーチDIY

久々に山の天辺の猫友達からお誘いが来て、彼女のお家でおしゃべりをすることにした。3時間ばかりおしゃべりをして帰ってくると、おじちゃんは電動チェンソーを手にして満天星つつじの生垣は縦半分の幅になっていた。

そりゃ、確かにおばちゃんは言った。
この満天星つつじは元気になって庭側に張り出してきたね。根元のお花に日当たりが悪くなってきたし、この困ったちゃんのクレマティスが這いまわって剪定の手が届かないし、。
言った、確かに言った。

3時間の間に生け垣が半分になった。

んま~、そんでこのクレマティスはどうするわけ?
オベリスクを建てる隙間もないから。

そしたらアーチに絡ませるのはどうか?だって。クレマティスの専用アーチですか?それほどボリュウムがありますかね?

その答えをおじちゃんはOKと取って、次の日さっそく作業に取り掛かった。おばちゃんは梅雨の本格的な雨の前に、伸びすぎたつつじや植栽のトリミングをしようと思った。

おじちゃんが東の角につつじを3本ばかり植え替えた。
これはいいんだが、つつじのために引っこ抜いたエニシダ子株を何を思ったか通路に植えた。

エニシダは前後左右ぐるりと枝を張るから、通路に植えられると通れないばかりか、周囲1,5メートルは草取りに苦労するし日が当たらないから、下生えにお花が植えられなくなってしまう。
つまり、エニシダから庭の端までもうエニシダの領分。庭が1,5メーター四方少なくなったと同じことになるのに。

おじちゃんは何度言っても考えてくれない。
百日紅の隣にエニシダとヒュペリカムとエリカとチェリーセージを植え変えたのよ。よりにもよってみんな枝が横に張るものよ。時間がたって木が成長したらどうなるかつーうのを考えてないのよ。横に張った木の周りの草取りもできないじゃない。
増えすぎたシュウメイギクの子株を地面に植えてあったのに、陽があまり当たらなくなったので枯れてしまった。丈夫なシュウメイギクの株が枯れるなんて!

おじちゃんは草取りをしない。
畑の草も野菜のプランターの雑草も見えないみたい。庭の角っこや植栽が込み合いすぎたときにどうすると草取りができるかを考えずに適当に植えてしまう。
東の下ったところに柿を2本、リンゴを2本月桂樹を一本押し込めて植えて柿が大きくなったらどうするつもりなのだろう?

通路の真ん中に植えられたエニシダは機会があったら始末してやろうとチャンスをうかがっていたのである。おじちゃんはアーチに集中しているので、東の隅で草取りをしている風を装って、エニシダを抜いた。一度根を張ると抜くのが大変なのだ。

ついでに変態梅の枝も切った。
剪定ばさみの音で気づかれて、来年は花が咲かないからな。と恫喝するおじちゃん。
花が咲かないのはもともと。

この変態梅は陰毛のように枝がくねくね曲がりとんでもない方向に新芽が伸びる。見ているだけで枝が切りたくなる木。日当たりもいいこの場所になんで植えてしまったか。
花木を植えるにはつくづく考えてからのほうがいいと思う。年々大きくなる花木とおばちゃんは相性が悪い。

春は同じように来るように見えるが実はいつも違う。
今年は開花時期に雨が多くて、ウチだけじゃなくお隣もお向かいさんも梅の花付きが悪かった。その代わり今年はブルーベリーの出来がいいみたい。お向かいの婿殿はブルーベリーにせっせと鳥よけの網をかぶせた。

庭を一回り剪定と草取りをして蒸し暑い日だったから大汗をかいた。
切りがいいところで今日の作業は終了だ。お風呂に入ろうと思って、ふと、とんでもないことに気が付いてしまった。

困ったちゃんのクレマティスは冬咲である。ギンギンに冷えて寒い1月に咲く。下手すると雪が積もっているなかで咲いている。

おばちゃんたちは12月過ぎたら寒すぎてもう庭に出ない。出ても何もないから。
クレマティスはいつも忘れられている。

風呂の窓を開けると、アーチが真下に見えた。
ついでにおじちゃんがクレマティスを生垣からはがすときに茎がパキパキ折れたらしく、無残にも地面に枝と葉っぱが散っていた。絡んでいたクレマティスの枝をほぐして、無事アーチに誘引できたのは3分の2くらいかもしれない。

さあて、このおじちゃんお手製アーチというかラティースというか這って絡んだクレマティスの花は、誰が見るのだろう?

玄関先の寄せ植えと違って、お散歩のご近所さんからも見えない。
小さなベル型のクレマティスが格子の間からぶら下がって咲く?ふんなわけあるかい。藤の花とは違う。格子の材木の厚みは5センチほどあって、ベルの花は5センチもない。

通路に立って2メート頭上咲く小さな花は、たぶんおじちゃんとおばちゃんが直下から眺めてもよく見えないかもしれない。二人とも老眼だし。

いままでは生垣の上に咲いたから花が見えたんである。アーチを上から見下ろせるのは、唯一風呂場からだけ。真冬の零度近いふろ場でだれが窓を開けたいか。

この残念な発見はおじちゃんにまだ言ってない。

田舎の片隅で

隠れ家っていいな。
「ぽつんと一軒家」が人気なのも、人里から隠れて暮らす隠れ家みたいな雰囲気が好まれているのではないか。

おばちゃんは隠れ家が欲しかった。堤防に生い茂ったススキの枯葉の間にトンネルを作るとか、竹やぶに段ボールでツリーハウスを作るとか。わくわくするじゃない。人生一回りしてまた隠れ家を作ってみたくなったんだね、それが5年前。


理想は、座っていて必要なものはなんでも手が届くちっちゃい家。年を取って自分で掃除をすると思うと大きな家は手に余る。階段を上ったり下ったりするのが嫌いだから平屋。

家が小っちゃければ光熱費も少なくて済む。自分たちの身の始末だけで大変なので、お客さん用の寝具は一切置かない。そういえばうちは椅子がない。友達や親族が泊まる時には貸し蒲団を利用する。夫婦二人と猫が安心して暮らせるだけの家でいい。

畑は欲しかった。
田舎暮らしのテレビ番組を見ながら野菜くらいは自給自足してみたかった。
“ちょっとおじちゃん、ネギを抜いてきて?”、とか
間引いた大根で味噌汁を作るとかね。おじちゃんもおばちゃんもそれぞれの生家には畑もあったのだが、二人とも草取りさえしたことがなかった。

農業素人がいきなり土を耕して野菜の苗を植えたところでまともな収穫があるわけがない。野菜つくりはそれほどあまくなかった。最初の年はベランダにプランターを置いてトマトを植えたほうがましなくらいだった。

周りは自然だらけなので、おじちゃんの畑の赤かぶや大根の葉っぱに虫が押し寄せ穴だらけになる。ブロッコリーの葉っぱも葉脈だけになり、つぼみができるどころではない。虫に食われないように不織布で覆いをしても土が固ければ大根は育たない。

大根は下に伸びるのね、土壌が粘土質だとダメみたい。アスパラガスの根っこは畑の水はけが悪いので腐ってしまった。きゅうりの苗は少し育つと枯れてしまう。トマトはやたらと伸びる。

枝豆だけはバカ当たりした。2年目からは出来が悪いので、ビギナーズラックだったみたい。日当たりは悪くないけど、土がなんか違う。雨が多いのはどうしたらいいの?台風は手に余るわ。

おじちゃんはブックオフで野菜作りの本を買い、「趣味の園芸」を毎週録画して見るようになった。うちのトマトが丈ばかり伸びてあちこち這いまわるのは脇芽を取らないせいなのだった。
おじちゃんは“もったいない屋“で庭木もトマトの脇芽も一遍伸びたものは切りたがらない。切ったら可哀そうという人なので、大根の間引きをするのも嫌がった。

園芸本でもテレビの園芸王子もトマトの脇芽は取れ!というのでおじちゃんも学習して、やっとうちのトマトがまっすぐ立つようになった。園芸店に野菜の苗が出れば植え時なのだが、山は4度気温が低いのでしばらく待っていると苗が売り切れてしまう。

それはならじと買って植えると雨が降って気温が下がって枯れる。おじちゃんがリベンジで何度もきゅうりと茄子の苗を買って植えた。スーパーで茄子ときゅうりを買ったほうが安くて速かったかもしれない。

野菜が育てばふたりの暮らしにきゅうりの苗が4本だと、7月にはきゅうりだらけになってサラダで食べきれないのでぬか漬けにする。食べきれず古漬けになる。

2年前がそうだったので、きゅうりの苗は時期をずらして植えたらどう?と言ったところ去年は確かに時期をずらして苗を植えた!にも関わらず、実ができるのは全部同時期だった。何故だ?自然の不思議である。

5年たってだいぶ野菜が取れるようになった。白菜・キャベツは無理。これは難しいよ!
梅干しも作った。ヤギや鶏を飼ってみたいと思うのだがテレビ番組で見るより大きな障害がありそうだ。鶏を飼うときっとヘビが狙いに来る。きっと来る。
おばちゃんはこの動物だけは嫌いなので鶏はあきらめざる得ない。ベランダでチャボを飼いたいなと思うのに!

ヤギは草取りをしてくれるそうだが群れの動物なので、一頭飼いはさみしがって鳴くのだそうだ。ぽつんというほど1軒家ではないので近所迷惑になりそう。草刈り機代わりに活躍してもらうつもりでも、11月から3月初めまでは雑草はないじゃないか?冬の間は飼料を用意してあげないといけない。この間のようにおばちゃんが入院してしまうと、おじちゃん一人では大変になってしまう。生き物は猫と金魚以外に手を広げないほうが良いようだ。

理想は他からコントロールされない生活。
シティのレギュレーションを満たして、ランドロードの要求を満たして、お客のリクエストを満たして自宅のアソシエーションのルールを守って。とりあえずルールを守ればなんということもないのだが、相手が勝手にルールを変えてくる時があるのだ。おばちゃんは長い間戦って疲れていたようである。誰かからコントロールされない生活がしたい。

コロナで人交わりも制限されてきたので山の生活は静かである。おじちゃんとふたりの生活。雪が降った翌日はあまりにもシンとして世界が滅亡したのかと思った。

2年前に蒔いたお茶のタネからお茶の木が生えてきた!ので大事に育てて自家製お茶を飲んでみたい。死んだと思っていたイチジクは息を吹き返し今年一つだけ実をつけたので、あと10日くらいで食べられるかもしれない。
日本の田舎はあちこち森も深くて隠れ家にピッタリである。

ぼちぼち動いてます

シレネのロックガーデン

昨日手術後に初めて走ったかもしれない、雨が降っていたから。
乾いたカリフォルニアに住んでいた癖で、どうも傘をさすのが面倒くさい。

雨の日にはフード付きのジャケットを着る。おじちゃんも同じ。

ペーパードールじゃあるまいし、雨に濡れて破れないわよ。と白人のおばちゃんに言われてたからな。

ホームセンターについて車から出るときにフードをかぶって、小走りに入り口に入った。
あれ、私は今走ったのではないか? ヨタヨタとではあるが、退院後初めて走った。

2週間前は買い物に出ても店内にベンチがあったら一休みしていたのだが、最近はスーパーを一回りできる。背筋を伸ばすと傷口がひきつるのでかすかに右肩がかがみ気味になる。庭仕事は最初からしゃがんで草取りをするので立っているよりは痛みが少なくて楽だ。

2nd street

先週から左右に寝返りができるようになり、うつ伏せもたまにしてみる。
それ以前は寝返りがきつかった。肝臓は右にあって3分の1切り取られたから右を下にして横になると、傷口が押しつぶされるのか痛くて圧迫感があった。

もともとあった臓器がなくなったので隙間ができ、左右に寝返りを打つ時には内臓がぐるりんと動くようないや~な感覚と痛みがある。すっごく不思議な感覚よ。

例えば、お弁当を3分の1食べちゃって、また蓋をして揺さぶったら中身が片っ方に“寄さっっちゃった!”みたいな。肝臓が元の大きさまで再生するまではまだ時間がかかるらしい。

おばちゃんが生まれた年に作られた車は、とっくに廃車になって動いているものがほとんどないのだから血と肉で作られた還暦過ぎの人間が故障なく動いていることはまず偉いと思わないと。

見よこの威を払う雄姿。とうとうアカンサス・モリスが咲き始めた。
一昨日雑草を抜くときアカンサスの根っこを触ってしまったが、予想したよりも横に張っている。ちょっと植えるには狭い場所だったかしら?アカンサスは植え替え不可の宿根草らしい。困ったわ。

闘病記ー時系列

アイタタタ、タ

五臓五腑になる入院記

再入院のお知らせ

発覚

告知

闘痛記

日本のチーム医療・パッケージ治療

異色・入院雑記

娑婆に復帰

総武本線 内房まわり

ぼちぼち動いてます

術後2か月目

闘病記さまざま

ガンの光線力学療法

経過観察中 4か月目

がんのゲノム解析

・ドクターに聞いてみよう

ドクターに聞いてみよう・2

・経過観察6か月目

川島なお美の場合

術後7か月

ベンツ切開

梅雨の肌寒

6月も6日だというのに、というか、朝から雨で気温は15度しかない。土砂降りでおまけに風も出てきたからちっちゃな台風が来ているようである。

朝から寒いのでついに使用止めにしたはずのファンヒーターをつけた。まるで3月じゃないか。
せっかくカンパニュラとジキタリスが咲き乱れ、アカンサスはつぼみが大きくなって今週中に咲くはずの時に。よし、これから夏の庭に向けて手入れだぁ!というところで春に逆戻り。もうひと缶くらい灯油を買っておこうかと気弱になる。

おばちゃんはせっかちなので、冬のセーターもジャケットも寝具もとっくに衣替えをして、冬は押入れの奥底にしまってしまったのである。春夏服ではストーブなしで寒い。おじちゃんが嫌味に咳をする。
お前はいつも極端なのだよ。

毎年6月にやっておけばよかったと後悔するのは、夏と秋のお花の用意である。
5月は一年で一番花が咲きほこりお花でいっぱいになるのだが、8月まで咲き続けてくれる花はそんなにない。


ペチュニアやキンギョソウは花柄を切ったり切り戻したりできるが、ビオラやデルフィニュームはそろそろ終わりだ。7月に入って夏のお花の用意がないことに気が付いて慌てることになる。

7月8月の夏のお庭に花がなくなってしまうのよ。ガウラとエリゲロン以外に緑ばっかり。
夏秋のお花は5月終わりから6月に植えておかないと。

メインストリート

5年かかってそれをやっと理解したので、今年は朝顔とコリウスとコキアとホリホックの苗を植えて、コスモスとカスミソウとニチニチ草は種を蒔いた。種から育てるのは難しいね。一袋の花の種を蒔いて一株二株くらいしか育てられない。種用のポットを使って2三株づつ蒔くべきなのだろうが、おばちゃんは面倒くさいのが嫌いだ。
根性がある奴なら直播で育てよ!と思って地面にそのまま蒔く。成績悪し。根性がないんだわ種が。

今年新たな発見があった。増えに増えたうちの獰猛なイチゴは今年もやっぱりすっぱくて、収穫の数だけは多かった。植えた5年前からすると毎年酸っぱく味が野生に近くなるようだ。元の出自のとち乙女のふっくらした果肉の柔らかさ、甘みはどこに行ったのだ?
おじちゃんが朝ボールに収穫するのだがそのままではすっぱすぎてヨーグルトに入れる気にもなれない。

2,3日分収穫がたまったのでジャムにすることにした。
粒が小さいのであえて切らないでそのまま砂糖をかけ!水が出てきたところで炊いただけ。形がそのまま残ったジャム。
期待しないでトーストにのっけて食べたおばちゃん、思わずのぞけった。
人生で食べてきたイチゴジャムの中で一番おいしい!超びっくり。酸味がいい仕事をしている。甘いイチゴだと多分このおいしさにはならない。

しまったぁ!と思った。
何故といって、増えるば~っかりで年々まずくなるイチゴに腹が立って、おじちゃんにイチゴ棚を始末してって言っちゃった。おじちゃんは不承不承に棚を始末してしまった。


ただし、子株を20ばかりポットに確保していた。来年はどこに植えるつもりなのだろう。あのいちごジャムがもう一度食べられるなら、畑に植えてもいいけど。

満天星つつじとクレマチス

冬咲きのクレマチスが、、、元気いっぱい満天星の垣根に這っている。誰が植えたんだクレマチス?おばちゃんです。

去年、春咲のクレマチスも追加で植えたような気がする。おかげで満天星の剪定ができない。こんなはずではなかった~。

で、今日は我慢ができなくなってトリマーを取り出した。切ったろ。もう無理、つうとこまでやってみました。あとは来年の2月にクレマチスごと剪定するしかない?

毎年同じような花を植えるとはいえ毎年違った庭になるのが不思議。
今年はカンパニュラとジキタリスがセールになっていたら鬼のように買い込んで植えまくったから、ちょっと見ごたえのある庭になりそう。ガウラがまだ小さいのでガウラとカンパニュラの花の競演が見られないのが残念だわ。

関東では暑かったようだが、今日は26度で風があって過ごしやすかった。花殻と病葉を切る時が一番幸せ。もっと咲けよ。と思う。小さなお花が鈴なりに咲くのが可愛くて悶えてしまう。

お向かいの中野のおばちゃんによると、人間は自分にないものを求めるのだという。身長150センチに満たないような中野のおばちゃんは、大輪のゴージャスな花が好き。でっかい私は小倫が好き。小さな可憐な花に弱い。人間はないものを求めている。

真っ赤なアマリリスとボタンとガザニアは中野のおばちゃんのために植えた。お向かいのキッチンからちょうどうちのお庭のメインストリートが見えるから。ボタンが咲くのはたぶん来年だろうがたまには大輪もアクセントにいいかなと思って。

先週は中伊豆の園芸店に走らせている途中で、突然左目に黒い影がワラワラと表れた。
あっ、これはアカンやつ。アイ子ちゃんの知り合いが緊急手術になったやつか。慌てて町医者に電話を掛けたけど、もしも網膜なら町医者では手に負えないはず。

急遽行き先を変更して総合病院に走ったら眼科の予約は今日はいっぱいだという。残るは4月5月にご厄介になった国立病院か。行きたくないのである。4月5月にあそこに住んでいたから。できれば行きたくない。が、あそこしかないのでしぶしぶ病院に行く。

即、レーザー治療になる。
網膜に穴が開いているわけではないが、弱いところがあって眼底出血をしたという。レーザーで焼いてもらった。網膜剥離だったら手術入院だった。

3日前にいつもと同じ化粧水と乳液をつけて寝たら朝顔が突っ張っている。お昼にはぷつぷつがでてどうもかぶれらしい。

やっぱりこう来たか。
20年前に肝臓のガンマGTPが900を超えたときには、湿疹とアレルギーマーチに悩まされた。
今回は肝臓を3分の1切除されたので免疫と解毒作用が落ちてるんですね。あの時は、湿疹ができてからはハンドクリーム、リップ、シャンプーなどで次から次へとアレルギーを起こしてアメリカ製の化粧品は全滅。資生堂だけが使える状態になってほんとに困った。

アレルギー用のステロイドの塗り薬は塗って太陽に当たるとだめなので、バンダナで額と目から下を覆う。成田空港建設反対の左翼学生のようになってしまった。明日は野草の植え替えとサツキとツツジの選定をしたい。体にクダがついてなくて、自由にお庭に出られて幸せ。

目指せ宿根草のお庭

快晴ですわ。
フジ3本掛けの藤棚。もじゃもじゃなので、ついでに夏用の朝顔を4支柱の根元に植えたいと言ったら、おじちゃんの拒否権が発動された。

これ以上ツタを絡ませないで!、っってたかが朝顔やおまへんか?そんならフジも2本にすればよかったのに。どうしても成長したフジを切りたくないおじちゃん。

ここはロックガーデンでシレネの森だったのだ。3月にはまだシレネが黄色の枯れ枝だった時におじちゃんに毟られてユリを植えられそうになったさ。

おじちゃんは花が咲いてないと宿根草も雑草も区別がつかない。宿根ガザニアもブルーデイジーもフランネルフラワーもみんな掘られて捨てられた。


花?無いよ。腐ってたよ。
嘘つけ。根っこがあったろ。
ないよ。みんな腐ってたよ。
いつも同じ言い訳をする。

今年はジキタリスとカンパニュラを植えまくったので、理想のお庭に一歩近づいた?
家のお庭に毎年生えて咲いてくれるお花がうちの子

うちの子:水仙、桔梗、竜胆、アイリス、都忘れ、ガウラ、ダーラ、ホトトギス、チェリーセージ、シレネ、ネペタ、ヒューケラ、カンパニュラ、ジキタリス、ヒナ草、セージ、サルビア、ペンステモン、アカンサス、ボタン、クレマチス、リナリア、ネメシア、 球根類。

何故か木に咲くお花は興味がなくて、勝手に大きくなってコントロールが効かせにくいし。毎年萌出てきて毎年けなげに咲くお花が愛しい。うちの子。

もっとも、うちの子だけを当てにしていると庭がスカスカになるので、シーズンごとの一年草を植える。ビオラにキンギョソウ、ネモフィラ、デルフィニウム。

こっちは客演者
お金を払ってシーズンを盛り上げてくれる子。
毎年毎年植えて消えてしまうシーズン花にむなしいなって気がしないでもない。植えたのに、冬が越せないなんて、この根性なし。
マイナス5度くらい耐えたらんかい!とニチニチ草に言っても本人の能力以上のことなんで。たまにこぼれダネで翌年生えてくるとうちの子。えらい!

セールで宿根草を買わねばならぬ。できるだけうちの子を増やしたい。
去年うちの子になったアカンサス。見よこの威を払うどうどうたる容姿。
メインストリートに植えたった。ガウラの小道の行き止まりに華麗な花を咲かせるのだ。どや?

チェリーセージの花の可愛らしさにおばちゃんはあっちこっちに植えただ。
トリミングした枝が挿し木で付くのを発見してから、庭のぐるりをチェリーセージで取り囲む計画を発動したのだが、3年目にチェリーセージは横に枝を張ってきて込み合ったところに植えると大変邪魔!というのが分かったのだが、そのころはおじちゃんが面白がってやたら挿し木をして回って、エニシダやエリカのそばにも挿し木をするという迷惑を発揮してくれている。

ああ、カンパニュラとジキタリスとガウラがぎっしりと咲き誇るおばちゃんの庭はいつ完成する?

7年で一人前

お向かいのおばちゃんによると、自分の庭が一通りできるには7年かかるのだそうだ。
今年が5年目だからあと2年か。

ガウラは毎年こぼれダネで増えてきた。とんでもないレンガの隙間から生えるとか。
庭のメインストリートの両側をガウラで囲みたい。ガウラの小道にしてみたい。

アカンサスは3把に増やしたから、咲き誇るとダ~ンとインパクトがあるはず。
丈の高い花の根元はダーラで飾りたい。去年の12月には庭中に笹を指して霜よけにした。若干効果はあるみたいで、ダーラも冬越しして数把根付いた。根元はピンクのダーラ、奥は蝶が飛んでいるようなガウラ。

モッコウバラが咲かないのだよ。今年で5年になってそれなりに幹も5センチ以上になったのに。おばちゃんは肥料をやればすぐ大きくなって黄色の花を咲かせてくれると思ったのに、シュートばっかり増えて花の1輪も咲かない。肥料はやりすぎないほうがシュートが出ないみたいだ。それでもやっぱり咲かない。白いアーチは葉っぱばっかり。

青いお花セクションはモグラの通り道だったから、宿根草も根っこが掘られて激怒してオレンジフーセンガムを埋めまくってモグラは不快に思ったらしい。今年はトンネルが少ない。

ブルーセクションにデルフィニウムとサルビアとペンステモンを植えまくるのだ。アクセントにしろのキャットウイスカーを植えて風に深海のような青いお花が揺らめくのよ!
キャット・ウイスカーはどこに行ったのかしら?ん~ん、見当たらない。

デルフィニウムは多年草なんだが、実際日本では1年草扱いなんですって。根付きそうで根つかない。真夏の暑さとムレとマイナス温度がすこーしづつ許容量を超えるからかな。毎年デルフィニウムを植えるのはシャクに触る。

園芸やのおっちゃんが言ったので、ヒューケラをとりあえず園芸土でできたナーセリーに移して冬を越したら、萎れて弱った株が回復した。好き。

この立派になったヒューケラを他に植えたらまた元気がなくなってしまうのだろうか?どうしよう。一通りの庭ができるにはあと2年。

5年目の5月

しまったなぁ!生垣にクレマチスを絡ませてしまった。
何が一番困るって満天星つつじの生け垣が剪定できなくなってしまった。生け垣の角をきっちり四角に整えるのが好きなのに、トリマーがあるのに!クレマチスのせいで生垣が刈れなくなってしまった。

この白のクレマチスは冬咲で真冬に花が咲く。真冬にぴゅーぴゅー木枯らしが吹く中、庭に出なくなる時に花が咲くのである。春咲きだと思って買ったのに。

素人が庭を造るとこんなことが起こる。5月に新緑が萌出て気が付いたらクレマチスも萌出て生垣の剪定ができない~~。いややん、これどうしたらええのん?

春のお庭は力が入る。何せ花の種類は多く一気に咲きそろうのである。おじちゃんはDIYに励んで柵を直したりちまちまと花台を作成している。このポット階段もおじちゃんの自作。

このミニダリアは一通り花が終わったら地面に下すつもり。去年は雨が多かったので、段々庭の下の方は割と水はけが悪くグラジオラスとダリアの球根の半分が腐ってしまった。

庭のどの辺なら何が育つかいまだにまだ試行錯誤をしている。日当たりと、土壌と水はけと風の通り。う~む、難しいね。

いよいよ今年はアカンサスの花が咲く。
去年アカンサスの苗を見つけて、ああ、アカンサス様だ。モーリー様だ、とうちに拉致してきた。土壌が大事らしいので大穴を掘り園芸用の土壌と入れ替えて大事に植えた。去年1年で葉が大きく増えたけど花は咲かなかった。しかしめちゃくちゃな存在感がある宿根草。あたり威を払う女王感というか。

今年はいよいよ花穂が伸びてお咲きになるようだ。へへ~とひれ伏しそうだ。はよ咲け。

おばちゃんはせっかちなのだ。3月に植えまくった宿根草がまだつぼみを持たない。はよ咲け。

リハビリ

おばちゃんはせっせとリハビリに励んでいる。
急いでお花を植え付けないと素晴らしい季節に間に合わない。

今年の80円。
安くてかわいい今年の春シーズンのお花。
この松葉ボタンの親戚のようなお花はJAで80円だった。肉厚のぽちゃぽちゃした葉はサボテンに近い。雨は大丈夫なんだろうか?値段につられて半ダース買ってしまった。

JAで値段が安くて数が多いということは、丈夫である可能性が高い。超インパクトありありのネオンみたいな蛍光色である。
本来のおばちゃんの好みの色ではないが、お向かいの中野のおばちゃんは派手な大輪がお好き。お向かいの中野のおばちゃんのキッチンから鑑賞できるように畑の外輪に植えた。

案の定、丈夫。花殻を切るとも次から次へとつぼみが出てくる。しまった!もっと買っておけばよかった。
おばちゃんは後悔して、また中伊豆まで走るのは面倒くさいしJA系は同じ仕入れをすることが多いので山を下りたJAをのぞいたらあったのでまた2把買った。

おじちゃんもおばちゃんも貧乏性だから、一度に沢山支払いをするのが嫌。だからちびっとずつ買うのだがこのJAでは店頭のありったけを買えばよかった。次の日にまた買いに行ったら売り切れだったのだ。
お花は出会いだなと思う。買いたいと思った時に買わないとシーズンはもう会えない。

バビアナは去年伊東で買ってブルーセクションに植えたらモグラに掘られて枯れそうだったので別の場所に植えなおしたら勢いがなくなった。定着してくれるかどうかわからない。

もうどこにも売っていなかったから、去年からバビアナ、バビアナとうるさく騒いで、今年の3月初めから3週間ごとに伊東の園芸屋さんを覗くのだが株が出てこない。

それでメルカリで種を買ったり抜き苗を買ったり。ほっそい抜き苗を10本植えてもおばちゃんのバビアナ熱はちっとも下がらない。もっとゴージャスに!


昨日は熱海のアカオ・ローズガーデンに行くはずだったのに、外が改装中で入場料が上がっていたので伊東に向かった。シャボテン公園でお花を見るプランに変えたのだが間違ってグランパルに入ってしまいお花畑がなかくて幼児ばっかりだったので園芸店に走った。

やっとバビアナが出ていたので大株を3株買う。
半年ぶりにやっとバビアナ熱が下がる。ついでにイノシシの鍋用肉を買って、猪キムチ鍋を食べることにする。胆石がなくなったら食べてやろうと思っていたし。

植え付けたデルフィニームペンステモンも花が咲くのはあと1月かかる。今やっとチューリップとビオラが満開。チューリップは2週間くらいで終わってしまうので、そのあとのお花も植えたい。

ということでおばちゃんのリハビリは順調である。


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