パン屋クリスの受難
ウチの隣のパン屋のクリスはオーストリアの出身で、重たい英語を話す痩せたとっつきにくい男だった。ジャネットがおまけで付いているパン屋を、前のオーナーから買うと、ペストリーだけでなくカスタムオーダーの誕生日ケーキやウエディングケーキで売り上げを伸ばした。 私が朝、コーヒーを買いに行って商売の愚痴をこぼすと、 私:業者のデリバリが午後にあるはずだったのに、来なかったんだよね。クリス:It’s… Continue reading
ウチの隣のパン屋のクリスはオーストリアの出身で、重たい英語を話す痩せたとっつきにくい男だった。ジャネットがおまけで付いているパン屋を、前のオーナーから買うと、ペストリーだけでなくカスタムオーダーの誕生日ケーキやウエディングケーキで売り上げを伸ばした。 私が朝、コーヒーを買いに行って商売の愚痴をこぼすと、 私:業者のデリバリが午後にあるはずだったのに、来なかったんだよね。クリス:It’s… Continue reading
ジャネットのおばちゃんが一番張り切るのは、事件の時である。朝、いつものようにコーヒーとペストリーを買うと、ジャネットが、ねぇ、昨夜は何時に帰った?気が付かなかった?私は何を?ABCニュースでもやってたのよ?ヘリがこのモールの上を飛んでたでしょう?そういえば夕べ7時半過ぎに、ヘリが空を飛んでいてうるさいなと思った覚えはある。 大変よ!ジャネットが大変な事の割には、目をキラキラさせて興奮している。イタ… Continue reading
おばちゃんがリタイアをしてからだいぶ経つけど、お客も従業員もまだ現役かなぁ。遠い目。時効になった分だけ懺悔する。 一番の図々しい客は”初めて来てやったからまけろ、オマケをつけろ”といったメキシカンの2人組。次は、”俺は年寄りだからシニアだからまけろ”と言った台湾人。あんたが”年を食っているからと言って、どうして私がディスカウントをしないといけないのか?”と、おばちゃんが目をじっと見て言ったらくじけ… Continue reading
アメリカでビジネスをスタートする。ビジネスモデルの設計。数字を分析してわかる驚愕の真実 Continue reading
少額裁判の証拠集め。秘書を突破して直接、整形外科医にアクセスするためには Continue reading
アメリカで仕事をするということは基本複数言語で生活するということになる。客には英語、従業員にはスペイン語と日本語と英語。仕事中の言語は聞く、話す、書くというFunctionで3言語が入り混じることになり、この最中に混線が起きる。 客の注文は英語で聞き英語で答えてメモが必要なら英語か日本語でとる。この時、英語でメモを取った方が後の作業に楽なものと日本語でメモを取った方がいいものと異なる場合ががある。… Continue reading
ほんの出来心だったんである。軽い冗談のつもりだった。 ニャ―にゃんは相変わらずおしっこ掛けが止まらず、おばちゃんは絶望的にソファの拭き掃除をして、その日チャイニーズ・スーパーに行ったら生の竹の子が買えたので、おばちゃんは嬉しくてキッチンで竹の子の皮を剥いでディスポーザーで砕いて始末しようとしたら、繊維が詰まってディスポーザーが壊れてしまい、 アパートの管理に電話をして、修理をリクエストし、メキシカ… Continue reading
アメリカで戦い方を教えてくれたのはいろんな人だった。なかでも親友のジョイスは、アメリカ人にどんなふうに交渉すればいいか目の前でお手本を見せてくれたときもあった。当て逃げのアメリカ人を通せんぼして止めたのも彼女だった。 ジョイスは客家系の台湾人である。中国人がケンカをするとき、相手のしゃべるのを聞きながら自分もしゃべり、双方同時にしゃべりながら言い合いをする。相手もジョイスもしゃべるのを止めない。自… Continue reading
おばちゃんはこれから世界に羽ばたこうとしている若者の夢を壊すつもりもなければ、勇気をくじく意図があるわけでもない。どちらかと言えば、おばちゃんのこのブログを読んで異国の地で墜落や沈没せぬよう励ましのつもりである。 日本の最新ファッションはOCでもわかる。日系スーパーに行くと、その時々の日本の最新ファッションに身を包んだ留学生がいるからだ。ある時はみんなチロル帽みたいな帽子をかぶり、リュックを背負っ… Continue reading
おばちゃんがポルシェを買うわけがない。おばちゃんもダンナも根っからの庶民である。身の丈を知っているので、たとえ軽なみに安かったりしてもポルシェは買わない。「腐っても鯛」は信じない。腐ったら鯛は食えないから買ってはイカンのである。鰯でいい。 ある時、ウチの女の子が「お話があるんですが、」と切り出した。この「お話があるんですが、、」というやつが一番どきっとする。いい話であったためしがない。給料日の後だ… Continue reading