とほほの女王
そりゃ、おばちゃんだって渡米したばっかりの90年代初頭は、ういういしくて見るもの聞くものめずらしくて98年ころは今は無きGeocitiesでいくつかページを書き散らしていたのである。(あっ、誰かGeocitiesを保存しているやつがいたっけ)チャイニーズレストランがどうたら、アメリカの歯医者がどうたらとか無邪気なスカみたいなページ。 そのころGeoの住人も海外在住は多くなく、旅行雑誌のコラムみたい… Continue reading
そりゃ、おばちゃんだって渡米したばっかりの90年代初頭は、ういういしくて見るもの聞くものめずらしくて98年ころは今は無きGeocitiesでいくつかページを書き散らしていたのである。(あっ、誰かGeocitiesを保存しているやつがいたっけ)チャイニーズレストランがどうたら、アメリカの歯医者がどうたらとか無邪気なスカみたいなページ。 そのころGeoの住人も海外在住は多くなく、旅行雑誌のコラムみたい… Continue reading
渡米した年代によって米国に住む日本人の外来語の日本語解像度が違う。 どういうことかというと、米国に住む日本人たちもと日本人たちは、故郷を離れた後に誕生した日本語あるいは翻訳語はもう分からない。戦後渡米したおばあちゃん世代になると、「掃除機」という日本語は覚えきれない。Vacuum Cleanerである。 70年代前半から80年以前の世代はMicrowaveであって「電子レンジ」は何回聞いても忘れて… Continue reading
2世のトオル君は舌を巻くほど交渉がうまかった。商才もあった。小さ体にリュックを背負っている小学生のころから、同級生に爪楊枝とかコークを売って稼いでいた。「爪楊枝?」 おばちゃんが驚くと、学校だとガムが禁止されているので、んか口に入れる味が付いたものだったら売れるんですよ。ミントの味が付いた爪楊枝があるんです。 コークはね歯を腐らすとか言って大人からは嫌われてるんで、リュックに入るだけ入れて持ってく… Continue reading
日本で外語のアラビア語を出てアメリカに来たらプログラマーになっちゃったとか、駐在の両親に連れられてきたらハイスクールでいじめられ奮起したらIT会社の副社長になった人とか、 化粧品XXXの販売員で売り上げ日本一だったとか日本でアパレル企業立ち上げて会社を売った後渡米して色んなものを売る超セールス力の持ち主とか、チェーン店でエンパイアを築いた人とか、 順当にUCLAを卒業してIT企業を始めた人とかたた… Continue reading
テリーさんは日本生まれ日本育ちだったが20歳になるかならない年で渡米して、結婚したカミさんがアメリカ人だったから40年も経つ間に、日本語を忘れてしまった。 日本語のヒアリングはある程度できるのだが、書くのと読むのはもう不可能になっている。英語しかしゃべらない。おばちゃんが雇われたのは、日本企業へのマーケティングと日本からくるEmailの問い合わせをテリーさんに翻訳すること。仕事の中身は退屈でつまん… Continue reading
神は創造に疲れて7日目に休んだ。人間も休める時にきっちり休まないと商売と言うのは続けられない。 そうだ、ラスベガスに行こう!今までは会社の旅行だとか、取引先の人の接待だとかで連れていってもらったが、アナハイムから往復バスが出ているのでバスで行こう。 独立してから驚いたのは、おじちゃんが仕事モードとお休みモードのスイッチを持っていたことだった。おばちゃんは初めての経営で四六時中経営のことばっかり考え… Continue reading
売り手のミカコとエージェントのタカコに買い手のおばちゃんで女ばっかり3人そろって売買のエスクローはそろそろクローズしようとしていた。 9月にタカコに呼び出されてファイナル・ドキュメントにサインする時になって、おばちゃんの姓名を改めて書面で読んでタカコが突然「xxxx姓」ってご主人はxxxにお勤めでした?と聞いた。 おばちゃんは、そうですが、言うと、タカコが、ウチの主人もxxxに勤めていましたと。お… Continue reading
おばちゃんがコンピューターを教えついでにフライヤーや看板のデザインで小遣いを稼いでいた時、Photoshop とIllustratorがあっても、デザイン素材とフォントは必要不可欠だと痛感した。 アメリカの商業デザインはスポーツ業界に使われるフォントとか、エンターテインメント業界用のフォントとかフォント自体に用途別のイメージがあって、おしゃれなブティックの看板に間違ってもPlaybillなんて使わ… Continue reading
WordPressもまだ存在していなくて、サイトの丸ごとコピーが簡単にできた時代の話。 モールの管理会社からテナントはガチョウか羊のように扱われてとことん搾取されてて憤懣がたまってくると、なんぞないかなと思ったりする。 最初は管理会社の名前を検索し、B2B用のSNSのリンクをたどっていってローランドの子会社や別会社を見つける。管理会社のウエブを丸ごと底引き網で取り込んでみる。取り込んだファイルをじ… Continue reading
たぶん全米だと思うのだが、Penny Saverという広告雑誌があった。今もある。企業広告、クラシファイド、個人の「売ります・買います」などが一冊にまとまったフリーペーパーだった。1ペニーでも安いものがいい、安けりゃなんでもいいというしみったれ、訂正 価格に敏感な人が見る広告紙だった。 おばちゃんがビジネスをスタートして、しばらくたったころ、急に貧乏風アメリカ人婆さん軍団が増えたことがあった。ぺら… Continue reading