自分でやろう少額裁判 アメリカで裁判をする2
さて、違法レーザー治療で色素沈着が起こってしまって弁護士も一万ドル以下では動いてくれそうもないと思い知らされたおばちゃんはどうなったか? お肌のダメージは、UCLAの皮膚科専門ですごいクリームを処方され、レーザー焼けはすっぱり治ったばかりか、顔はつるつるピカピカ、皆にどうしたの?と聞かれるほどだった。そのドクター処方の漂白クリームはめっちゃ高かったし、日本から取り寄せた化粧品やサプリも笑って忘れら… Continue reading
さて、違法レーザー治療で色素沈着が起こってしまって弁護士も一万ドル以下では動いてくれそうもないと思い知らされたおばちゃんはどうなったか? お肌のダメージは、UCLAの皮膚科専門ですごいクリームを処方され、レーザー焼けはすっぱり治ったばかりか、顔はつるつるピカピカ、皆にどうしたの?と聞かれるほどだった。そのドクター処方の漂白クリームはめっちゃ高かったし、日本から取り寄せた化粧品やサプリも笑って忘れら… Continue reading
モグラという動物は見たことがある。子供のころ田んぼの畔に遊んでいたような気がする。帰国してからはお隣の地所にある湧き水から水を飲んでいた。ムクムクしていてキュートだと思う。 ある日、貴重なダーラの苗を植えようとすると、地面が妙に盛り上がっている。苗のために穴を掘るまでもなく、ごぼっと地面に穴が開いた。地面の下にトンネルがある。すでに植わっている苗も妙に地面から浮き上がっている気がする。気のせいでは… Continue reading
おばちゃんは山菜取りに誘われても断ろうと思う。何故ならきっと遭するからだ。目の前の山菜しか見えなくなって、一本摘んだら次の一本を探し、さらに前の木の茂みに進む。 気がついたら山の奥深~くに迷い込んで、帰り道も分からず詰め込みすぎた背負子の重みにヘタって、弱弱しく助けを求めるのだ。助けて~。 一般に学業とか、ビジネスとか、スポーツとかは結果が出るものは時間がかかるものだ。ところが、山菜取りも草取りも… Continue reading
イチゴが獰猛だなんて知らなかった。日本のイチゴは芸術域に達していて、アメリカ人に一粒食べさせれば感涙するに違いない。今までアメリカ人が食べていたイチゴとは何なのか、野菜か?アメリカのイチゴの中心は真っ白で固く酸っぱい。 ナイフでくりぬいて切りとるのだが、便利な芯ぬきが売っている写真のイチゴの白いところは芯、左のクラックは空洞。穴がもっと大きく空いていたり白い繊維が固い。 日本帰国の時に、これは日本… Continue reading
隣のベーカリーのジャネットおばちゃんは、ここのショッピングモールの私設・広報局だった。先代のベーカリーが、現オーナーのクルスに売る時、ジャネットも付いていた。先代からの勤めなので、テナントの歴代のオーナーも管理会社の従業員もすべて知っていた。 アメリカ人には珍しく、愛嬌があって親しみやすくモールのみんなから愛されていた。管理会社の前のマネージャー:ごうつくばりのアーノルドもジャネットには強く当たら… Continue reading
偽ドル札を3回受け取ったことがある。1回目 100ドルおばちゃんは店をやっていて、従業員もいたからこのときは誰が100ドル札を受け取ったのか分からなかった。給料として従業員に支払い、従業員が日系スーパーで使おうとして突っ返された。「全~然だめですって、この札。さわった瞬間ニセだって。」 おばちゃんは瞬間血が上り、何回もさわっているのに気配が分からなかった自分を恥じ、給料分としてさらに100ドル渡さ… Continue reading
おばちゃんはダイソンの回し者でもなければ提灯持ちでもなかったのよ。21世紀に入った現代にいまさら掃除機と言われてもそれで何が違うの?と頭をかしげた。ウチのまーちゃんがクリスマスに自分でダイソンを買って自分にご褒美とかSNに写真をあげていた時も、え~?掃除機?と言ったの。でもマーちゃんは、おばちゃんダイソンは別格なんですよ。と言ってね。 そうかしら?と思いながらアマゾンのポイントが溜まっていたのでダ… Continue reading
簿記のクラスで教師のテリーがチャート・オブ・アカウント(勘定項目?)を解説していた。小売業の場合経費として減価償却費とか修繕費は理解できるのだけどInventory Loss(在庫減)がどういう状況で起こるのか分からなかったのでテリーに質問してみた。 商品在庫が減っちゃうんですか?どうしたら減るんですか?う~ん、従業員が盗むんだ、。おばちゃんはびっくりしてアメリカの簿記ってのは従業員の盗みまで「勘… Continue reading
序章 ルビコン川を渡る アメリカの銀行は非常に敏感である。毎日金利レートが変わる。銀行ショップをした結果、日系銀行に決まった。一番レートが良かったのだ。同じ日本人だから安くしてくれたわけではない、日系銀行はいつも動きが鈍くレートを上げるのが遅い。だからレートが低かった。 何のことはない渡米以来ず~と使っていた銀行である。経済は好調でローンレートは7%から8% 30年均等レートでも支払いは、アパート… Continue reading
百年に一度の悪妻 おばちゃんは、気を抜いてぼっとしていて、そういえば「百年に一人の悪妻」ってのはおじちゃんから聞かされたのを今ふと思い出した。 「うちの専務がお前のことを百年に一人の悪妻だと言っていた」とおじちゃんがわたしに言ったのだ。 うちのおっさん、専務から言われて、あの時何か言い返したんだろうか? んにゃ、うちのおっさんは目上に言い返せるような人ではない。「はぁ、すいません」とでも頭を下げた… Continue reading