海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。

パン屋クリスの受難

ウチの隣のパン屋のクリスはオーストリアの出身で、重たい英語を話す痩せたとっつきにくい男だった。ジャネットがおまけで付いているパン屋を、前のオーナーから買うと、ペストリーだけでなくカスタムオーダーの誕生日ケーキやウエディングケーキで売り上げを伸ばした。

私が朝、コーヒーを買いに行って商売の愚痴をこぼすと、

:業者のデリバリが午後にあるはずだったのに、来なかったんだよね。
クリス:It’s nomal
:車の中がぐちゃぐちゃなんだよね。
クリス:It’s nomal
:もう、忙しくて家のことをやる暇ないのよ。
クリス:It’s nomal
:寝る暇がない
クリス:It’s nomal
:ねぇ、クリスあんた一体いつ寝るの?
クリス:After retire

このクリスは、モールの管理会社のイエスマンだった。7年前にパン屋を買った最初のころに、管理会社のマネージャーだった業突く張りのアーノルドに、マネージメントについて軽く文句を言ったら、とことんいじめられたのである。
そ~れはもう、猫が栄養失調のネズミをなぶるように。

テナントを買収するときは、モールとのリースを買い取るという意味でもある。
リースの残りが短ければ、店舗の評価額は安くなる。買収してから自分で新リースを取得しなければいけないからだ。新リースを取る場合、大抵家賃は値上がりすると覚悟した方がいい。

クリスがパン屋を買ったとき、リースはほとんど終わろうとしていた。新リースはすぐもらえるとクリスは考えていたのだが、相手は人品卑しいアーノルドだった。

入ってきたばかりのクリスに意見されてヘソを曲げたアーノルドは新リースを拒否したのだった。契約書にあるMonth to Month月毎・契約に移行できるという条項を逆手にとって、マンス トゥ マンスでなんと7年も引っ張ったのである。

疲労困憊してゆくクリスなすすべもなく見守るジャネットある日、パン屋に大家その人が現れて、受難の日々は終わった。

クリス自慢のクッキーを無料でサービスして、アーノルドの無法をせつせつと大家に訴えたのである。な~んにも聞かされていなかった裕福な地主2世で現役の弁護士はアーノルドに新リースをくれてやるようすぐさま命令したのであった。

クリスはこの教訓を身に刻み、以後アーノルドだろうが、ローランドだろうがフレッドだろうが、管理会社のいうことにはなんでもYes 月末にテナントでは一番に家賃を送るのであった。

イタリア系アルゼンチン系アメリカ人・ロミオの悲劇

ジャネットのおばちゃんが一番張り切るのは、事件の時である。朝、いつものようにコーヒーとペストリーを買うと、ジャネットが、ねぇ、昨夜は何時に帰った?気が付かなかった?
私は何を?
ABCニュースでもやってたのよ?ヘリがこのモールの上を飛んでたでしょう?そういえば夕べ7時半過ぎに、ヘリが空を飛んでいてうるさいなと思った覚えはある。

大変よ!ジャネットが大変な事の割には、目をキラキラさせて興奮している。
イタリアンに強盗が入ったのよ!へっ!

強盗は6時ごろイタリアンに入って、一度席に座った後、立ち上がってトイレに行き、帰ってくるときにフロアマネージャーを後ろから羽交い絞めにしたのだという。それから客席の全員を銃で脅して、財布と時計を出させて奪って逃げた。

モールから1分でフリーウエイの入口という立地で強盗には仕事をして逃げやすい場所であった。

うわぁ!である。
オーナーのロミオは近くの町でで20年近く営業していたが、モールが全面改装で、泣く泣く立ち退きになり引っ越してきて新装開店した直後だった。

ロミオは戦後にアルゼンチンに渡ったイタリア人の子孫でアルゼンチン・ワインと牛肉がお勧めというひねったイタリアン・レストランである。

私は戦慄した。
お気に入りのレストランで身ぐるみはがれて、恐怖の体験をしたお客は金輪際戻ってくるはずがない。不運が続く可愛そうなロミオ。

ジャネットのおばちゃんは、見て、County Registerの記事よ。このモールを襲った後、フリーウエイに乗って次の出口でファーマシーを襲ったんですって。

そういうジャネットは、ウチがオープンする前に2回ホールドアップに会っている。

隣のベーカリーは客が絶えないので、儲かっていると狙われたのだろう。だけど、コーヒー一杯2ドル、ペストリー1個$1.60-2ドルでキャッシャーに入っているのは小銭と、クレジットカードの売り上げレシート紙で強盗にとってはタダの紙だ。
アメリカ人が支払いをするのは90%クレジットカードである。キャッシャーの現金が期待できないので、強盗も客の財布と時計をかっぱらうまでに落ちた。効率が悪いと思う。

 
ロミオは悲劇はさらに続く。

生バンドを入れたりして苦労して盛り返したところでリーマンショックが襲い、それはうちも含めて社会全体が苦しんだのだったが、1セントも家賃を負けないというユダヤ人の管理会社・大家に対抗するためロミオの息子はうちらテナント連合をまとめて大家との交渉のきっかけを作った。

それから2年後に息子はあっけなく交通事故で亡くなった。嫁のテレサは残ってレストランを助けていた。

リーマンショックから立ち直りかけたら、今度はショッピングモールがリノベーションをぶち上げ、またもや経営に大打撃を食らった。

工事車両や資材がパーキングに置かれると、客の駐車スペースが半分になり、ランチ時などは客がスペースを探してぐるぐる回りあきらめて出ていくのが見られた。

リノベーションも生き延びて1年もたった後に、突然管理会社のローランドがランドオーナーの人気取りか完成オープニングをやるという。1年もたった後に、客からはどこが変わったの?と聞かれるのに、今更いったい何を祝うというのだろう。

管理会社のロナルドがテナントのミーティングを開けというので、ロミオがダイニングを解放した。朝食用にドーナツやパン屋の提供のクロワッサンなどを盛り付けて、客用のコーヒーをサーブして、
Well, well well, I couldn’t expect such hospitality!と
くそロナルドがお世辞半分、だが迷惑そうに褒めた。

モールの改装工事は無事終了し非常に喜ばしい。不動産業界誌にぜひオープニングフェアの記事を載せたいと思うし、載せればさらに地域の活性化につながるし、そのために大家自身も費用を負担する計画とぶち上げた。

集められたうちらテナントは大家が金を出すなら、それに乗ってもいいが、いったいどんなオープニングフェアをやるんだ?
ロナルドは、みんなでアイデアを出さないか?毎週集まって計画を煮詰めようではないか?と耳には快いことを言った。

滑り台はどうだ?人気ロックバンドの演奏は?ビンゴとか、モール全体を風船で飾り付けて、フードトラックを出すのは?大家が金を出すなら、まぁニギヤカシは否定はしない。来週またアイデアを検討しようと次回にいだ。

次の週になると、大家が出す予算は3000ドルと知れて、それじゃあ人気のロックバンドを半日拘束で消えるし
いろいろ出されたアイデアも予算の関係で、あれもダメ、これもダメ、やれそうなプランを残していくとロナルドはアイデアを出したテナントにそのマネージメントを任せようとした。

お前は何をやるんかい?
お前が管理会社の社長で言い出しっぺのロナルドなのにオープニングフェアのマネージも、時間と体を使って当日の催しのプログラムも参加する気がないのも明らかになってきた。ミーティングには不穏な空気が漂う。さらに、ローランドは爆弾を落とした。

せっかく客を集めるんだから、それぞれのテナントが目玉のサービス、目玉のディスカウントをするように。

ミーティングのテナントはえ~?!である。ギフトショップのブランドンが憤慨して、ロン、うちの商品はただでさえギリギリくらいすでにディスカウントをしてあるんだ。これ以上の値引きは無理。

するとロナルドはどんな商品・サービスをディスカウントするかそれぞれのテナントに任せるので来週までに考えてミーティングで発表するように、とそそくさと引き上げた。

実際オープニングフェアの日が来ると、こっちは新商品無料配布の準備(すべて自腹)で忙しかったから、
モール全体のプログラムを見ている暇もなかった。

驚くべきことにロナルドが管理会社の従業員とその子供らを引き連れて、院長の巡回のようにテナントをひとつづつ訪れて偉そうにうなづくのだった。
お前は何もやってないだろう!オープニングフェアはしけた花火のように終わった。

しばらくしてイタリアンの前にクレーンが止まり、屋根のエアコンディショナーの解体と引き下ろしを始めた。
人生をあきらめたかのような感情がなくなったロミオが皆にいうには、ロナルドが手紙をよこして、店のエアコンディショナーを点検した結果、据え付け後20年を経過して老朽化しているので危険防止のため、撤去して新エアコンをつけるよう要求してきた。

新ユニット本体の料金で5000ドル以上かかり、クレーンなどの据え付け費用はまた別。踏まれて蹴っ飛ばされて殴られて、襟首をつかまれてまた殴られるような、コテンパンの目にあってもロミオは従ったようだ。

秋におばちゃんもロナルドから手紙をもらった。ビルと駐車場の改装は終わったが、実は公共部分の駐車場のランドスケーピングをやり直す。その費用として、共有部分の%に応じてテナントに割り振る。分割にしてやるから3か月で払え。

おばちゃんは何かの間違いかと思った。
リノベーションの時にすでに駐車場も直し、植栽もマグノリアを新たに植えたのだ。さらに何の工事が必要というのか。アスファルトの引き直しは3年に1度はやっている。アスファルトにしても金額が高すぎる。

おばちゃんは手紙をもったまま、隣のパン屋に行って、クリスに聞いた。
クリス:ああ、あんたのとこにも来たか。
おば:3か月かけて4000ドルを払えと。
クリス:うちはあんたんとこより広いからもっと行く。
おば:そうだね。公共部分の費用をテナントが持つなんて、おかしくない?私は弁護士に聞くわ。

ジャネットが出てきて、ダンス教室も弁護士に相談するって言ってる。なにせ、ダンス教室はテナント2つ分ぶち抜きの1万scfに近い。その次に大きいのがイタリアンだ。ロミオも弁護士に相談するという。

新規のヘアサロンや検眼医などうちを含めて全部で7つのテナントが納得せず、弁護士に契約書をかざして相談した。パン屋のクリスは別。いつもいい子のイエスマンは10年リースをロナルドからもらっているので、逆らう気はない。

朝、パン屋に顔を出し、
ねぇ、ダンス教室のローヤーはなんて言ってる?うちのは金曜日の夜しか時間がないって。
ジャネットは、聞いて!とんでもないことになってるわよ。
ダンス教室が弁護士に契約書を渡したときは、「共有部分は大家の費用で直すもんだろう。テナントに費用を請求するなんて聞いたことがない」と笑って受け取ったという。

ところが、次の日電話をかけてくると、この契約書では勝ち目がない。この契約書は大家がなんでもできるようになっている。

その次の日もジャネットに聞くとほかのテナントの弁護士もやはり、勝ち目がないという。こんなスキがない契約書を見たことがないって。普通はここまでやらないって。

あまりにきつすぎるリースを作ると、テナントに嫌われてビジネス誘致に苦労する。経済が好調になってきたのを見越して、テナントの弱った羊を取り除いて、若く元気がいい羊に取り換えようと企んでいるのではないか?


大家はマリーナデルレイにヨットのロットがある現役の弁護士で、父は引退した判事。不動産の契約書としてユダヤ人の法の専門家が練りに練った鉄壁の契約書を前に7人の弁護士は全員匙を投げた。

その頃は、メールでテナント同士が連絡を交わすようになっていたた。

オープニングフェアの準備のために、ロナルド自身がメールの交換を推奨したからだ。オプトも嘆いていた。洗濯屋も愚痴をこぼしていた。
イタリアンのテレサとダンス教室のマークが一番憤慨していて、ぜ~ったい、払わない。うちはレントを供託するから。
踏んづけられつづけたロミオがついに堪忍袋の緒を切って憤然と立ち上がった。テレサとロミオは本気で法廷闘争をする気だった。

テナントはいずれも小売業だ。自分たちの生業が成り立つのは、客が払ってくれるから。ところが、不動産業の成り立ちは違う。

金を払ってくれるのがテナントであるにもかかわらず、卵を産むガチョウか家畜の牛のようにテナントを扱う。
We are livestocks. We are treated like cattles.

ロナルドの会社の客はテナントではない。会社のお客はただ一人、ランドオーナーである。
ランドオーナーを喜ばせるために、オープニングフェアを催し、ランドスケープの費用をテナントから吸い上げる。

ロミオとテレサは法廷闘争のために供託を積み上げ、おばちゃんは腹いせに檻に入った七面鳥と
それを狙うライフルを持った百姓ロナルドの漫画をテナントのメールにCCで流すのだった。

おばちゃん 時効の分だけ懺悔する

おばちゃんがリタイアをしてからだいぶ経つけど、お客も従業員もまだ現役かなぁ。遠い目。時効になった分だけ懺悔する。

一番の図々しい客は”初めて来てやったからまけろ、オマケをつけろ”といったメキシカンの2人組。
次は、”俺は年寄りだからシニアだからまけろ”と言った台湾人。あんたが”年を食っているからと言って、どうして私がディスカウントをしないといけないのか?”と、おばちゃんが目をじっと見て言ったらくじけて撤収した。

オープンしてまだ間がないときお客が電話オーダーの商品をピックアップに来て”これはオーダーの品と違う、俺はこれじゃないのが欲しいんだ!”でも電話を受けたのはおばちゃんで、絶対商品に間違いはない。客と言い合いになり、客が捨て台詞を吐いたのでおばちゃんもカッとなってそのレシートを丸めて

客にぶつけてやろうとしたら、おじちゃんが後ろから私の挙げた腕をつかんで、次いでおばちゃんの両肩をがしっと羽交い絞めにした。その間に客が悪態をついて外に出て行ったので、レシートをぶつけられずに誠に残念だった。とても客商売のオーナーにあるまじき振る舞いでした。
反省はしていませんが、やっと白状できてすっきりしました。

ローカルのフリーペーパーにディスカウント広告を出しました。店のチラシの金額を書き間違えて$1.50高く書いてしまいました。お客さんが手に取ったチラシを見て、あれ?おかしいな、という顔をした時に値段が間違っているのに気が付きました。アサちゃんにお客さんを任せて、チラシの金額を書き換えてプリントしなおし、お客さんの気がつかない間にこっそりチラシをすり替えました。

ウエブとキャッシャーの金額も書き換えて証拠を隠滅しました。
あれ、確か金額が違っていたはずのような?という顔のお客さんにどうしました?としらばっくれました。反省はしてますが、後悔はしてない。

昼寝の時に英語で電話がかかってきたら「No English」と一言
言って電話を切りました。眠かったんです。ごめんなさい。

C国人が電話予約をすっぽかし次はその旦那が別の電話番号でしれっと予約してきてあまりに腹が立ったので、出禁にしました。
店のWebのヘッダーにお客の名前と電話番号を2つ、しばらく晒しました。ウチ、AdSenceを張ってたのでトラフィックがあったと思います。
10年以上たっているので、時効ですよね?

〇山さんの目と鼻が整形だと噂を広めたのはおばちゃんです。マーちゃんが日本に行ってきてお土産と女性セブンを持ってきてくれて、雑誌は店に置いていたら、〇山さんが女性セブンの美容整形の広告をびりびり破って
持っていき、次に来た時に目と鼻が新品だったので整形だって広めてしまいました。もうみんな知っているから、無罪ですよね?

ドイツ育ちだと言うC国人がドクターのコンフェランスに来たといい、お会計でカードを出してきたけどDeclineされておばちゃんは、別のカードかキャッシュを出してんか?とゆうたら、お財布をホテルに忘れてカードはこれだけでキャッシュは”無い”と言いよるんですわ。

ドイツなまりの英語を話すC国人などという珍人やったけど、大陸産のC国人と同じように、ぐいぐい対応してしもうたんですが、ドイツ育ちのせいか真面目やったんです。

でもアメリカでカード一枚だけ、エマージェンシーのキャッシュも
持ってない。カードのカスタマーセンターに電話を掛けたら、ドイツ時間の夜中でカスタマーサービスがお休みなんや、言いよるんですわ。

カードのカスタマーサービスって24/7dayと違いますのん?電話が繋がれへんってドイツのカードカスタマーサービスあれへんのと違います。
ホテルに帰ってキャッシュを持って来てくれへん?金持ってきたら携帯電話を返すからと、携帯をカタに取りましてん。ちょっと、イケズすぎました?

もっと酷いのはどこで自白したらいいですか?

リタイヤ後はプログラミング

おばちゃんはつくづくプログラミングが出来ればなぁ。とSharpのキャッシャーを嘗め回しながら切望したのだよ。Sharpのキャッシャー内部のメモリには商品のPriceLookUpTableや税の設定、トランザクション・ジャーナルなどのデータが保存されている。

このSharp、腹が立つことに2種類のトランザクションのカウント・ナンバーが組み込まれて、例えて言うと性質は車のマイレージ・カウントと同じなんだ。つまり1つは製造後からの通しナンバーね。キャッシャーがチ~ンと鳴ると数字が一つ大きくなる。こいつは電池を抜いて、全部初期化をすると0になるがそれ以外変えられない。チ~ン で一つ。Shit。
もう一つのマイレージはその日のトータル。集計をして印刷をすればカウンターはゼロに戻る。

もし、トランザクションを同じマシンで打ち直せば?マイレージ1のカウンターがチーンと鳴った分だけ回る。昨日の終わりのナンバーと今日の初めのナンバーは続きでなければIRS(税務署)が気が付く。

IRSというのはポス(キャッシャー)の印刷レコードを信じていて信頼が厚い。書き直せないことになってるからさ。隣のパン屋のクリスもレジからは凧の足みたいなレシートがとぐろを巻いていて、ギフトショップのブランドンのとこも長いレシートのしっぽが出てる。

業務が終わった時にキャッシャーを集計モードにして「ENTER」をパンチすると、印刷レシートがシュルシュル出てきて、おばちゃんは疲れた手で紙を巻いて充実した一日の営業が終わるわけだ。

Sharpはシリアル接続でWindowsXPに繋がっている。付属ソフトをいじり倒すとデータのトランスファーができることが分かった。キャッシャーからコンピューターのSharpのディレクトリ¥DATAに内容がコピーされる。ほう?
マイレージカウンター1は手が出せない。どこに格納されているかもわからない。

おばちゃんは全く同じSharpのキャッシャーをもう一台買った。(なんでや?キャッシャー1が壊れたら業務ができへんやんけ?)ウチのリビングに転がっている自作コンピューターに接続し、1台目の”DATA”を2台目のSharp¥Dataに上書きするとあ~ら、不思議! キャッシャー2がキャッシャー1そっくりになった。

面白いね。あたしって天才!
もちろんこのキャッシャー2も書き換え不能のカウントナンバーがある。チ~ン!

仕事のSharp1をジェーン、予備Sharp2をマイケルとする。おばちゃんは、商品値段や新製品をしょっちゅう変えるので、LUテーブルも編集する必要があるのだ。ジェーンを変更したらマイケルも更新しておく。

なんでや? 仕事のジェーン1のケーブルをネズミがかじって使いものにならへん日があるかもしれんやろ!そしたらマイケルをすぐ差し替えられるやんけ!

お客というのは値段表に紙を貼って書き換えたり、修正液で塗り替えたりして値段を上げると、ムカッとする。値段を上げやがって!と。レシートも値段表もSleekで修正などと影もなくきれいなレシートだと値上げしても案外気が付かないもんだ。ここまでいいぃ?

おばちゃんは、同じ仕事をするのが嫌いなの。だから、昔っから字が下手なの。お習字が嫌いなの。わかりきっている作業を、なんで?何度も繰り返さないといけないのか?
そんなわけで、毎年2月になる前にジェーンを眺めながらう~ん、エディターが欲しいなぁと真剣に思う。

知り合いの台湾人のエミーさんがプログラマーで、聞いてみたことがある。

おば:ねぇ、エミーさんこのSharpをクラックしてエディターを作れない?
エミー:言語のソースはわかる?
おば:言語がわかんないとダメ?
エミー:ソースを見せてくれれば何とかなるけど、なければ私には無理。ウイルスソフトを作っているような人ならできるよ。
おば:そっか、残念。プログラミングを勉強していつか自分でエディターを作れるようになるかなぁ?

一日の業務が終わったらエディターを立ち上げてトランザクションを編集する、Refundや打ち直しの跡もない綺麗なトランザクションを印刷をする。美しい仕事よ!

人間のモチベーションとは意外なところから湧いて出るものだ。おばちゃんは割と根に持つタイプなので、商売をやめた今でもエディターの夢はあきらめていない。何年学校に行ったらいいの?

素人経営者の告白 ビジネスシュミレーター

21世紀が始まってすぐおじちゃんの会社が日本に撤収すると決まった。
おばちゃんは独立のためにビジネス・モデルを設計し始めた。何せおばちゃんは1つの店舗を経営したことは一度もないので。

ビジネスはロケーションそれは事実だが、いいロケーションは店舗もレントも目玉が飛び出る価格。おばちゃんたちには到底手が届かない。では、うちの資金で可能な手ごろな物件は一体どのへんなんだ?

エクセルをひっぱたきGoods of Sale 物品コスト、原価率、月のレント、人件費を変数にし予想セールの金額を変えて入力していく。逆にセールの額を一定にして、原価率、人件費を変えていく。客単価を5ドル刻みで変えて入力し、予想される一日の売り上げをシュミレートする。
税引き前利益NetIncomeがどれだけ残るか、損益分岐点Break Even Pointはどこか?

具体的な数字としておじちゃんの会社が仕入れていた当時のインボイスやバイト先のインボイスも経費の参考にした。テナントの広さによって冷房費Utilityはどのくらい変わるんだ?

今日はこのショッピングモールと決めて、空きテナントがあれば、モールの管理会社かリアルターに電話をして、レントとNNN(管理費トリプルネット)の数字を聞く。魅力のあるテナントは内検をさせてもらう。

内見したテナントもシュミレートしてみる。1年の間、ビジネス・モデルのシュミレーションを繰り返しおばちゃんはある方程式を発見してしまった。おったまげた。おばちゃんは日本の経営の本は一度も読んだことがないし、英語ならあるけど)

ビジネスのオーナーが損益分岐点について誰かが何かを言っていることも1度も聞いたことがなかった。が、おばちゃんが発見したのは月のレントと損益分岐点には明確な方程式が成り立つのだった。レント/月 × 7.5=売上額=損益分岐点

レントが相場より法外に高い/低い でない限り7.5倍が分岐点だった。
レントの7倍の売り上げでは経営はまず赤字になるのだった。

おばちゃんのビジネスは物品の小売りだから、おばちゃんが設計したシュミレーターは人件費が高いサービス業や、原価が高い小売には違う変数が必要だが、設定次第で別のビジネスにも応用が利くビジネス・シュミレーターなのだった。

おばちゃんはこの定理の発見をおじちゃんに勇んで話したのだが、はかばかしい反応がない。リアルターのタカコもそれで?って反応。ビジネスを始める前に、儲かるか赤字かわかるんだよ?すごいと思わない?
お前ら知的興奮って味わったことがないのか?こういう時、おばちゃんは深~い孤独を味わってしまう。

まあいいや、。とにかく原価が30%を超えたり、人件費が30%を超えたりすると、おばちゃんのビジネスでは趣味になってしまう。

おばちゃんたちに払えるレントもこれで分かった。客単価も目安がついた。日本人客のトラフィックが見込めるロケーションに物件捜索範囲を狭めてGoだ。

1年後、実際営業を始めてみると方程式は正しかった。仮定の客単価も売り上げもシュミレートに近かった。あたしって天才! おじちゃんからも褒めてもらったことがないので、おばちゃんは自分で褒めるしかない。

さらに、1枚目のシートにビジネスモデル、2枚目にはキャッシュフローをリンクさせる。
手持ちの資金(銀行預金)の数字を入力しておけば、月末の売り上げを入力すると、キャッシュフォローが表示され資金がどれだけ増えたか?あるいは赤字なら何か月後に資金が枯渇するか一目瞭然、カリフォルニアの陽の下に明らかになってしまうのであった。

静かな客

おばちゃんは小売業で、働いたことがなかったから、売り上げで出てくる数字がわかんなかった。開業前シュミレートした数字とだいたい額が同じなのだが、「意味」が分かんなかった。

どういうお客さんからこの数字は上がってきたのだろう?うちのお客さんはどういう人なのだろう?おばちゃんは分析することにした。

単純だけど原始的な方法で。お客さんを見る。
伝票にチェック項目を書く。人種、白人、アジア系、日本人、日系人、国際結婚かどうか支払い方法、現金かクレジットか伝票の売り上げ額、客の単価、客の利用頻度特に重要だったのは最後の2つだ。

あたりまえだけどお客に使用頻度は聞けない。おばちゃんがお客の顔を記憶して頻度を分別するのだ。週に1,10日に1,2週に1、3週に1,1月に1などと。

一日の伝票にチェック項目を書き込みスプレッドシートで分類集計していく。これを2か月続けた。そしてまた結果におったまげた。なんじゃぁこりゃ!

2か月の集計があらわしていたのは、週に1回買うお客さんが総売り上げの3分の1を占めていたのだ。へぇ~~?1番静かで文句を言わず、客単価は高くないけど毎日の売り上げを上げてくれるお客さん。
なるほど!Silent Majority

この分析のおかげで、おばちゃんは自分がどういう客層にどんなビジネスを展開すべきなのか、どの層のお客さんを大事にしなければいけないのか経営の方針が明確になった。

巷の話で聞く:テレビで紹介されたショップが大人気になって有頂天になり2か月後には閑古鳥が鳴くというパターン。
テレビにつられてきた客のリターン率は?元の客層は?
おばちゃんは確実に言えるが、年に一回来る客は、週一回の客より声がでかい。ホントに物理的に声が大きいのだ。比喩ではない。Silent Majorityは静かに来て静かに帰る。

もう一つ大きな発見は、クレジットカードの売り上げだ。クレジット・カードの売り上げは現金売上より必ず5%多い。現金を握って買う人は予算以上の商品は買わない。ところがクレジットカードの客は5%だけ気と予算が大きくなる。
ただし、C国人は別。
そして、単価が80ドルを超えるとほとんどクレジットカードになる。
ただし、C国人は別。

観光地の熱海でも現金取引のみという店舗があって、キャッシュを持たないおばちゃんはほんとに困ってしまった。手数料を取られるからいやだ?
手数料は一番高いAmexで3.5%だが、それでもクレジットにすれば売り上げが5%増えるので、引き算しても1.5%売り上げが増える。Amexみたいな傲慢な会社と付き合わなければ、普通2%-2.5%前後で済む。

ベテランの経営者は知識と経験で知っているのだろうが、経営素人のおばちゃんは自分で分析してこれらがやっとわかった。

少額裁判 外伝 秘書を突破する方法

さてコンピュータースキルはおばちゃんをすごく助けてくれた。

例のエステティシャンのせいでコートに行くことになってしまったが、彼女の違法行為を立証するのはなかなか難しかった。密室で第三者がいなかったのね。幸いと言うかおばちゃんはエステで施術を受ける2時間前に整形外科にボトックスを射ちに行ってた。クーポンを配ってて安かったんだよ。

ドクターが注射を打つ前におばちゃんの眉間(マイクロソフトのおかげで皺が深くなった)を撮影し、注射を打った後にまた写真を撮った。
そうだ!あの整形外科のカルテ・コピーがあれば、少なくとも同日2時間前の顔にレーザーの跡はなかったことが証明できる。

おばちゃんは早速整形外科に電話し秘書に要件を伝えたが、断られた。この国では患者にMedical Releaseの権利がある。自分のカルテをコピーしてもらう権利がある。それなのにこのドクターも秘書も外国人で患者の権利に疎いらしい。困ったわ。

おばちゃんは手紙を書いてカルテのコピーが欲しい。コピーなどの事務費は払いますとクリニックに送った。秘書から返事がきてドクターはこのような要求を受けません。患者の権利を知らないらしいクリニックにホントに困ってしまった。

弁護士を使えば確実にMedicalReleaseはとれるけど、証拠固めの段階でコスパが悪すぎ。おばちゃんはどうしたらドクターKに直接こちらの要求を伝えられるか考えた。電話では秘書の壁が突破できないから郵便を使うしかない。

秘書が封筒を開けずにドクターに渡すようにするにはどうしたらよいか?
この国で暮らしていてビジネスをやっていて一番緊張する郵便物はガバメント系である。

白の横長サイズ10封筒で左端に州のロゴが付き、差出人の役所フォントはHelveticaだ。税金の未払いとか、ライセンスの更新とか、クレームの通告とか、。秘書にはさわってほしくない封筒であったりする。

そこでPhotoshopの出番である。まず同心円を書きフリー画像でギリシャの女神像を拾い女神の背景にリンゴの木かなんかを配置する。オレンジの木だと詐欺罪に問われるのも嫌だからね。

パイナップルでもよかったかも。同心円の間にネットで拾ったラテン語を円のカーブに沿わせて配置する。

確か「税金は払ったか」だったような気がする。ロゴの下にはこれまたラテン語で「鉄は熱いうちに打て」を配置した。
そのロゴをサイズ10の封筒の左端に印刷し宛名は無論ドクター本人宛てである。

中の手紙にはMedicalReleaseは患者の権利であるので私のカルテのコピーと顔の写真を送ってくださいとお願いした。事務費として10ドルの小切手と返信用封筒を同封した。返事が来た。チャンとカルテのコピーが入っていた。小切手はそのまま返されてきた。


カバーレターがあってドクターKは何故かすごく怒っていたみたい。おばちゃんはOCに住んでるから封筒に住所OCと書くのは不思議じゃないし自作のロゴはメディカル・ボードや州政府とは似ても似つかないから、おばちゃんは何も間違ったことをしていない。

言語の混線

アメリカで仕事をするということは基本複数言語で生活するということになる。客には英語、従業員にはスペイン語と日本語と英語。仕事中の言語は聞く、話す、書くというFunctionで3言語が入り混じることになり、この最中に混線が起きる。

客の注文は英語で聞き英語で答えてメモが必要なら英語か日本語でとる。
この時、英語でメモを取った方が後の作業に楽なものと日本語でメモを取った方がいいものと異なる場合ががある。英語で聞いて英語でメモを取るのが一番楽で間違いが少ない。

英語で聞いて日本語でメモを取る時にバグが出やすい。頭ん中の言語線がなんだか英語をひょいと間違った日本語で「書く」。自分は間違った自覚がない。
もう一つは日本語でも英語でも聞いてそれを復唱する時に間違った単語を「しゃべる」手は別の単語を「書いている」

いつだか従業員のマー君が、「おばちゃん、おばちゃん、違いますって!」と私を制するので何かと思ったら、おばちゃんは英語単語をしゃべりながら全く別の日本語を「書いて」いたという。おばちゃんは全然自覚がなかった。

本人は釈然としないのよ。自分では正しい単語をしゃべっている/書いていると思っているので。

この言語の混線は従業員の誰でもたまにあるので、もし、本人が間違った自覚が無くても2人以上の証人がいる場合は「言語の混線間違い」と認定することにした。認定したところで混線が減るわけではないが、誰の混線が原因かを明らかにするだけで、職場全体のストレスが多少減る。

もう一つは、ちょっと違う種類の混線だが、おばちゃんが英語の「Government」 を日本語に翻訳しようとするとGoverment=幕府で変換してしまうのでおばちゃんはいつもバ・バ・幕府でどもってしまうのだった。
何故Government=幕府なのか理由は分からない。海外生活で「政府」という日本語は一番不要な単語だったからかもしれない。

追記:どういうことか考えてみたのだけど、
30年近くアメリカに住んでいると、日本政府の政策やニュースや政府自体がどう成り代わっても、海外生活者にはほとんど何の影響も与えない。日本語で「政府」と発音する必要さえないので、不要になってしまったと思われる。

Eate you alive!

ほんの出来心だったんである。軽い冗談のつもりだった。

ニャ―にゃんは相変わらずおしっこ掛けが止まらず、おばちゃんは絶望的にソファの拭き掃除をして、その日チャイニーズ・スーパーに行ったら生の竹の子が買えたので、おばちゃんは嬉しくてキッチンで竹の子の皮を剥いでディスポーザーで砕いて始末しようとしたら、繊維が詰まってディスポーザーが壊れてしまい、

アパートの管理に電話をして、修理をリクエストし、メキシカンのハンディマンがやってきて壊れたディスポーザーを外して、すぐ戻ってくると出て行ったきり夕方になっても戻ってこず、

そういえば今日は金曜日で、5時過ぎにメキシカンが間違っても仕事に戻ってくるはずがないことが確定してしまい、この間、怪我をした右足の甲はズキズキ痛んで、

それと言うのもシ、シアーズにショッピングに行ったらつるつるのビニール包装の重い重いブロックが胸の高さに積んであって、それが滑って足の甲を直撃しおばちゃんは怪我をし打撲と流血だったにも関わらずシアーズの裏の事務所でバンドエイドを一枚張っただけでソーリーとも言われずに、むかむかしていたんである。

スーパーの買い物を下ろそうにも、ウチのパーキングのロットは部屋から遠いので、一番そばのロットにとりあえず止めて荷物だけ下ろそうとしたところ、ロットの持ち主に怒られてしまい、

おばちゃんは足が痛いので、ケンケンをしながら
荷物を一つ一つ部屋に運んで、、、キッチンのディスポーザーが壊れたんである。いろいろ、フツフツと人生が煮えた。

斜め向かいのベトナム人は最近子犬を飼ったらしく、一日中ひゃんひゃんと鳴いているのが傷に響いた。
これは家庭教師だったスージーの憶測だが、斜め向かいのベトナム人は家族で、観察するところガバメントの何かのプログラムにあずかっているのではないか、と。働いているようではないし、例えば難民プログラムだとか。

税金を払っているかどうかはおばちゃんはどうでもいいが、犬はしつけて欲しい。子犬を飼ったらドッグスクールに連れていって、最低限のしつけをして欲しい。散歩に連れていっているようではないので、子犬が無駄鳴きするのも飼い方を知らないのかもしれない。

とにかく暑くて窓は全開にしている季節だったから、子犬の鳴き声はよく響いておばちゃんのイライラを増幅した。おばちゃんはもう6時だしバドワイザーをブシュッと開けた。バドはかったるいビールだと思う。

味が頼りないのでおばちゃんはジムビームに切り替えた。香ばしい花のような飲み口でその晩はどんどんグラスがすすんでしまい、おばちゃんはすっかり酔っぱらってしまった。

そうしたら、例の子犬がヒステリックに鳴き始めおばちゃんはキッチンに行くと網戸にした窓から子犬に向かって

「黙れバカ犬、黙らないと生きたまま食っちまうぞ」
と英語で叫んだ。
それが聞こえたか聞こえなかったかは知らないが、子犬はどこかへやられたようだ。犬を食べる民族と思われたのかもしれない。

おばちゃんは自分が書いたブログを読み返してみて、いたいけな子犬を脅かしたり、役所の職員を怒鳴ったり
近所の人と喧嘩をしたり、短気でがさつでこらえ性のないアカン人のように見えて、ちょっと落ち込んでいるのである。

おばちゃんは本来争いごとが嫌いで、対戦するようなスポーツはとてもできず、一人本を読んだりコンピューターをいじったりすくない友達を大事にしてたまにおしゃべりする静かな人であった。はず。

東京ボンバーズ

若い人は知らないかもしれないが(これをいっぺん言ってみたかった!)東京ボンバーズって知っているかしらん?
ローラーゲーム!70年代のアメリカ直輸入のスポーツ番組で傾斜したトラックを2チームのローラースケートチームが相手をつぶしあいながら、トラックを何週かごぼう抜きすると勝が決まる。

長い金髪をなびかせたアメリカ人の女の子が、日本人選手をどつき、髪を引っ張ったり、蹴倒すなど悪行の限りを尽くす。
お茶の間に放映されたがこんな野蛮なゲームを女の子は見てはイカンと親に禁止されたスポーツ?番組だった。

アメリカ人チームは悪辣で、日本チームのエース佐々木ヨーコを審判に見えないように背後から髪を引っ張ってバランスをくずさせ、倒れたヨーコを別のアメリカ人チームメートが蹴るのである。

華奢なヨーコは、海老のように丸まりそれでも憤然と立ち上がってコースにもどり前に出ようとするところを、さらに肘ウチを食らって、レールにもんどりを打つのであった。

番組の終了10分前になると、またも足を引っかけられ倒れたヨーコは審判にアピールするのだが、アメリカ人の違反の時だけあさっての方を見ている審判はノーカウントを宣言する。

怒りのあまりヨーコはついに自分のヘルメットをトラックにたたきつけて、トラックに猛然と突進し、邪魔するアメリカ選手を肘ウチでレールにすっ飛ばし、つかみかかってくる金髪を肩で突き飛ばす。

日本人チームメートのアシストを受けて、ヨーコは彗星のようにグループの先頭に飛び出し、満身創痍の勇者はコースを一周し、東京ボンバーズは勝つのだった。

忍び難きをしのび、耐えがたきを耐えてから相手をぶちのめし、勝利を勝ち取るのである。

相手が何もしないのにいきなりキレたら、それはただのアブナイ人である。

おばちゃんも「忍び難き」と「耐えがたき」がいろいろあったのだが、「忍び難き」はあんまり思い出したくない。「耐えがたき」を思い出すと暗くなる。
おばちゃんが怒鳴ったり喧嘩したりしたが、それは忍び難きと耐えがたきがあったからと思っていただきたい。

おばちゃんは今静かに、伊豆の山で庭の草取りをしながら、おだやか~な生活に感謝している。
おばちゃんは静かな人である、スイッチを入れなければ。

ケンカの達人 ジョイス

アメリカで戦い方を教えてくれたのはいろんな人だった。なかでも親友のジョイスは、アメリカ人にどんなふうに交渉すればいいか目の前でお手本を見せてくれたときもあった。当て逃げのアメリカ人を通せんぼして止めたのも彼女だった。

ジョイスは客家系の台湾人である。中国人がケンカをするとき、相手のしゃべるのを聞きながら自分もしゃべり、双方同時にしゃべりながら言い合いをする。相手もジョイスもしゃべるのを止めない。自分がしゃべっているのに、相手の言うことを聞いているの?聞いてる、とジョイスは言った。
中国人は特殊だと思う。

普通のアメリカ人も同時にしゃべり倒して言い合いをしているのはよくある景色だった。相手のしゃべることをたぶん聞いてはいるが理解していない。
おばちゃんも、何度も相手と言い合いになった時があり、その中でふと相手が何を言っているか聞こうとして、自分のしゃべりを止めると、、負ける。

150センチあるかどうかの小柄なジョイスが、大きなアメリカ人に一歩も引かず、相手の矛盾をつぶしていきついには相手が黙ってしまうのだった。

私がかかりつけ(PCP)ドクターにアポを取りたいのだが、電話をしても受付で予約がいっぱいで2週間先になると言われてしまった。と愚痴をこぼすと、ジョイスはもう一度電話をしてこう言えと言った。If somethinge happen on me, Dr. A is all responsible under the law.私が教わった通りに秘書に言うと、秘書はエマージェンシー料金を25ドルもらうがいいかと聞き、次の日に予約をねじ込んだ。やれば、できるじゃないか!

とにかくPushせいと言われた。色んな所で、いろんな人がPUSHしろ言った。物事を動かすためにはPushが必要。
Fightともいわれた。この場合のファイト/戦う は物理的に争うことではなくて、自分の立場を明確にし自分の立場をサポートしてくれる意見や証拠や人を固めて、正義のラインを自分の方に引き寄せること。

保険の査定や契約違反や交通違反で捕まった時や行列に横入りする奴をはじき出すときも戦う。戦って決着がつかなければ、法廷に行って解決が気に入らなければ、結局コブシでカタつけるいると言うのもまたアメリカだった。

遅刻の達人

ジョイスは約束の時間が守れなかった。”貴方が来れる時間に”って約束するのだけど、約束の時間に間に合ったことがなかった。サンフランシスコで1度、ラスベガスで1度、飛行機を遅らせたことがあるからたぶん治らないと思う。

渡米して最初の年にESLで知り合ったのだが台湾系の客家だった。その時点で彼女は20年ほど住んでいたので、英語のおしゃべりに不自由があったわけではなく、文法がダメとか英文が書けないとかの自覚があったみたいで、カレッジの作文クラスや文法のクラスをとっていた。ただし、ファイナルまで受けてクラスを終了することはほとんどなかった。

何故かというと彼女の親戚たちは学校の試験時期などお構いなしに訪ねてきて、そうするとジョイスは親戚のおもてなしが最優先になってテストをほっぽらかす。学校の事務局からはこれ以上ドロップするクラスが増えるともうクラスの登録さえ許さないと最後通告を受けていたが、どれほど止む得ない理由があったかと窓口で力説するので事務の方が根負けするのだった。

電気ガスなどのユティリティの支払いは請求書を受け取って期限までに支払えないので、ガス電気水道アソシエションなどすべてのハウスホールドにかかわる支払いの窓口(地上オフィス)の場所を知っていた。

期限当日に請求書をもって窓口まで行くから約束のレストランで待っていて彼女が走ってくると、まず、なぜ遅れたのか事情を15分は聞かされる。誠実な人柄で信義に厚いのだが、時間と納期だけは守れない。

旦那デービッドの愚痴やガールズトークなどおばちゃんの英会話は彼女で鍛えられたようなものだった。レストランでご飯を食べ2時間おしゃべりをしてそれ以上テーブルを占領するのも申し訳ないから外に出て、駐車場で立ち話で話していると、アメリカ人のティーンががやがやと側を抜けてファーストフードに入り、出てきたら同じティーエージャーが同じ場所に立っておしゃべりを続けている私たちにあきれて、女ども早よウチ帰れ!と言われた。

ある時はショッピングモールのフードコートで待ち合わせ、さんざんおしゃべりをして周りのテーブルにも人がいなくなり、モップを持ったジャニターが掃除を始めても動かず、でも膀胱の方が満タンになってきたので二人で御手洗いに行ったら用をたしている間にトイレも電気が消された。

フードコートにはもう誰もいなくて無論電気も消えていた。キャー怖い!と私が言うとジョイスは前はどこそこのモールで閉じ込められたと言っていた。出口の鍵はまだかかっていなかったので助かった。

家族とか親族とか友達にはとことん尽くす。アメリカ人に理不尽なことを言われたら、こう言いかえせとかこう戦えとか、アメリカで生きていくためには何をわきまえて何をすればならないのか教えてもらった。ただ、時間は守れなかったけど。

直伝の餃子

ジョイスは客家出身で台湾経由でアメリカに来たから、ジョイスが作る餃子が中国人の伝統餃子だと断言はできない。ある時、夕食に招かれていたので時間に行ったら大慌てで準備中だった。若きおばちゃんは料理が嫌いではなかったので、一緒に作ろうと言って手伝った。

餃子の具や包み方は家それぞれの伝統があるのだという。ジョイスは白菜を微塵に刻んでいた。ボールの白菜を短い時間電子レンジにかけ、ギューッと水を絞った。
味付けの塩や調味料を入れた。(ここはよく見てなかった)ひき肉を混ぜて白ワインを少し足した。台湾だったら紹興酒なのかも。ネギも玉ねぎもニラもニンニクも入れない。

焼き方はフライパンで蒸し焼き、鍋貼だった。もしかして私のことを考えて、あえて鍋貼だったのかもしれない。出来上がった餃子は唐辛子ソースオイル?HotOilをつけて食べる。酢醤油は付けないの?と聞いたら酢醤油って何?とそういえばレストランでも酢醤油はないもんね、。

ジョイスはFreshなおかずはいつ作るの?と私に聞いた。FreshFoodsが分からない。いろんな角度から話して分かったことは、ジョイスは家族全員がそろっている日曜日に大鍋いっぱいのスープを作る。これが今週のスープ。それと何種類かのおかず。

で、次の日はスープを温めておかずを温めて、目先を変えてスーパーの蝋肉(チャーシュー)を買ってきておかずに追加したりするらしい。

はぁ、そうかそれで分かった。このさっきから何だろうと思っていた黒いチャーシューは何回目かにチンした中華スーパーの蝋肉(チャーシュー)だったのだ。私もよく買ったけど、買った当日は赤っぽいのね。何回かチンすると黒くなってくるのだ。

油の使用量も質問がかみ合わなかった。ジョイスは1月に30リッター缶を何缶使うの?と聞くのだが私は3~4か月に500ミリを1本使うかなぁ?と答えたりしてお互い質問が間違って聞こえてるのだと思っていた。ジョイスはその時下の娘が3人家にいたから5人家族で多分30リッターの油を2~3缶使っていたのだろう。


お互いの食文化が違いすぎて信じられなかった。だって、ほうれん草のお浸しは塩を一つまみ入れて茹でると言ったら、えっ?青菜は油を入れて茹でるものでしょう?と返事が返ってきてお互い驚いた。

ジョイスの家はきれいだったけど、この油の使用量のせいで中国人の住んだ家は買うものじゃないと言われていた。インド人のキッチンもスパイスが染みつくので同じく買うものじゃないと言われていた。

まぁ、ジョイスみたいに今週のスープとおかずを週末にまとめてお料理をするのがどれほど中国的に伝統的一般的なのか分からないけれど、二人でおしゃべりをして夜の9時に帰ってもジョイスはチンすれば家族に夕食を出せるわけでそれが女二人でゆっくりおしゃべりできる秘密だったのだろう。

純白のジャガー

ジョイスの前の旦那は台湾人で母親が宝石商だった。乗っていた車がジャガーで、ジョイスは何かジャガーに特別な思い入れがあるようだった。

中国人も韓国人もベンツ大好きなのに?ジョイスはあくまでもジャガー、白のジャガー。

デービッドが乗っていたのは古いホンダでジョイスはBMWだった。ホンダが限界になりとうとう真っ白なジャガーを買った。ジョイスのBMWはデービッドに下げ渡しになり、普段はジョイスがジャガーを運転していた。

ある時二人で旅行社に行ってバケーションの相談をして外に出ると、ジャガーの周りをポリスが取り囲んでいる。運転手はお前か?と聞かれデービッドがそうだと答えると登録証を出せという。

ポリスは登録証をパトカーに持ち込んで照会を掛けた。さらにポリスはこの車はお前の車ではないといい、押収するから車から自分の持ち物を出せといい、トランクも開けてテニス用具だとか荷物を全部下ろさせた。レッカー車を呼んで引いて行ってしまった。

その頃には、モールのにいた買い物客も野次馬になって眺めている。
デービッドは何を言ってもポリスに相手にされず恥ずかしさと困惑でわなわな震えていたという。物静かな人が、。

タクシーで家に帰って電話をかけまくると、ドジをやったのはローンを組んだ銀行だと分かった。ディーラーから買って名義変更を忘れたのだ。ジャガーを取り戻さねばならない。

真っ白な新車のジャガーはその時、ポリス御用達しの露天のジャンクヤードに放置されていて、引き取りに行ったときは、新車のボディに擦り傷がつき運転席はドロドロに汚れていたという。

デービッドは激怒してとにかくドジをやったのは銀行なので今月のローンは絶対払わないし傷ついたボディを何とかせい!と抗議していた。名義変更を忘れるのもアメリカよね。

先日、これまた物静かでホントにいいひとだったSさんが荒れ狂って一枚の写真を公開していた。家の中がハリケーンが通ったみたいにひっちゃかめっちゃかになった写真。
奥さんと一緒に家に帰ってきたらドアが開けっ放しで惨状が見えたそう。めちゃくちゃにしたのはFBIだった。隣の家と間違えて家宅捜索したんだって!

留学生あるある 恋愛と永住権

おばちゃんはこれから世界に羽ばたこうとしている若者の夢を壊すつもりもなければ、勇気をくじく意図があるわけでもない。どちらかと言えば、おばちゃんのこのブログを読んで異国の地で墜落や沈没せぬよう励ましのつもりである。

日本の最新ファッションはOCでもわかる。日系スーパーに行くと、その時々の日本の最新ファッションに身を包んだ留学生がいるからだ。ある時はみんなチロル帽みたいな帽子をかぶり、リュックを背負って底が厚い靴を履いた女の子が見られた。
ある時はショーツに黒いタイツでつま先をㇵの字して唇を突き出した女の子がいた。
元々曲がった足をㇵの字にすると、さらに姿勢は悪くなってただでさえ見苦しいスタイルがますます醜い。

この国では、小っちゃくて可愛い女の子を喜ぶひ弱でオタクな男はいない。いやん、と身をよじって上目づかいでシナを作っても、寄ってくるのは同じくスタイルの悪い日焼けでくすんだ駐在員だ。

なんだか勝手が違うから、ひらひらのスカートをやめ染めた髪も褪めるままに、化粧も変わり意思表示をはっきりし、気が強くなって現地化してゆく。

留学生は、語学学校からカレッジさらにユニバーシティとトランスファーしていかねばならない。現地の語学学校は最初こそ目新しいが、やっていることと言えば日本でもやった文法やイデオムであったりするから、ダレてきて休む。

休んでも学校は何も言わないからバイトに精を出したりする。学校としては、全生徒が出席するととても教室が足りないので、
適当に休んでくれた方がありがたい。留学生ビザをキープするためには語学学校に所属し、学校が発行するI-20に金を払わねばならない。留学生は大切なお客さんなのである。

志高く目的をもって来た留学生ばかりではない。おばちゃんが聞いた一番情けない例はバイトも見つからず部屋を追い出され、語学学校に泣きついて(経営者も日本人だったから無下にできなかったのかも。)

学校が経営する他分野のビジネスに留学生を雇った。食べさせて住まわせて働かせて給料はなし。何のことはない、無料の従業員を飼っているようなものだ。異国で生活していく最低限の才覚がない留学生なら、おばちゃん、「日本へケエレ」と思う。

日系人の家に間借りして、禁止されているのにボーイフレンドを連れ込んで追い出されたり、夏休みにルームシェアの仲間が一人帰り家賃増加分がなくて貸してクレクレ

DUIで捕まって違反記録を消すのに弁護士費用がなくてクレクレ交通違反でポリスに止められ、文句を言ったらペッパースプレーを掛けられた、、、あるある。

めでたく語学学校を出て多少英語に自信が付きとりあえずカレッジに入る。留学生の授業料は、アメリカ人の7~8倍に設定されている。クラスによっても授業料に違いがある。年間の必要ユニットを取得するには何クラス取ればよいか?自分のゴールを達成するための最短最低費用のクラスはどれだ。自分の懐具合と、カリキュラムをにらめっこである。

おばちゃん、麻雀はやったことがないが、上がりにはいろんな「手」があるそうね。上がるだけを目的にして、安い牌だけ集めても大した報酬になるわけではないそうな。

当たり前だけど、自分の後半生がこのクラスに左右されるわけだから何の手で上がるか考えようよ。誰もが取れるCommnicationの手は安いよ。

恋愛と永住権

おばちゃんは、金髪に惚れるなと若い子に教えていたが、アメリカ人と結婚して永住権(グリーンカード)を取ったとしても
グリーンカードはアメリカで安住して暮らしていけるパスポートではない、と繰り返し言った。

ビザしか持っていない間は、安心して滞在できて仕事を選べる永住権が欲しくてたまらないが、永住権を手に入れたとしても、永住権が食と職を保証してくれるわけではないのである。

手に職をつけること、スキルを身につけること。看護婦は職が安定しているし、会計士も固い。文章能力が高いならパラリーガルもねらい目だ。

結婚することと、自分の能力を磨いてスキルをつけキャリアを積むことは別物だ。
結婚したからといって、スキルもいらない日銭を稼げるだけの仕事になぜ流れるのだろう?誰でもができる仕事はすぐ見つかるが、すぐに無くなる仕事でもある。

リーマンショックで一番先に夜逃げしたのは、ネイルサロンだった。たった1か月のネイル・スクールで身に付けられる技術で一生食っていけると思うのがおかしい。

あなたが仕事を首になっても家や車のローンを助けてくれる親や親族はこの国に誰もいないのだ。学校に戻れるうちに戻れ、と。

ポルシェを買う

おばちゃんがポルシェを買うわけがない。おばちゃんもダンナも根っからの庶民である。身の丈を知っているので、たとえ軽なみに安かったりしてもポルシェは買わない。「腐っても鯛」は信じない。
腐ったら鯛は食えないから買ってはイカンのである。鰯でいい。

ある時、ウチの女の子が「お話があるんですが、」と切り出した。この「お話があるんですが、、」というやつが一番どきっとする。いい話であったためしがない。給料日の後だと、金額が間違っていたとか?まさか辞める相談ではなかろうかとどきどきする。

「実は相談にのっていただきたくて、、、」
「ポルシェを買ったんですが、」
え?
「ポルシェを買ったんですが」
えっ、
「あんたがポルシェを買ったぁ?」

おばちゃんはこのやっと二十歳を過ぎた女の子が、何を言っているのかさっぱり分からなかった。「実は人に頼まれて、ディーラーでポルシェを買ったんです」ナルホド、そういう話か、、。で、?

BMWもそうだがポルシェもヨーロッパから正規代理店を通して日本で買うと高い。アメリカで新車を買いオーナー登録をしてから、中古車として日本に輸出すると、正規輸入よりぐっと安くなる。ポルシェのカイエンが日本で800万代になる。

同じ名前のオーナーが日本に何台も輸出すると、目を付けられるので、車の登録をしてくれる名義人が必要だった。数百ドルで名義を貸してくる間抜けな学生が必要だったと。

で、あんたが食いついたと。代行業者が輸出手続きを済ませて、車を日本へ送り出した後、州のDMV(自動車登録局)からあんたにポルシェの自動車税を払えと通知が来たから困ったって?

でもポルシェは売って、名義はすでに変わったと主張しても、DMVはでは名義が変わったという証拠を見せろと、。業者に連絡しても返事がないと、。
やれやれ。

色々調べるとDMVが税金をこちらの名義人に請求して来るということは、車の登録証はまだ変更されていないということで、手元に残っていたピンクスリップか登録証なしでは日本での売買ができない。

業者もやっと気が付いたようなので、登録証は絶対渡すな、税金分の金を支払えば、売買契約書のコピーなどの証明書類と引き換えに送ってやると連絡をしろと。ぐずぐずいう業者をがんという態度を見せて事態は収束したのであった。

アメリカの車事情

アメリカ人の懐事情は車で一番わかる。ウチの女の子が男と付き合うときは、相手の男がどんな車に乗っているか、しっかり見ろと教えていた。

身の程を知らず無理をして家を買い、キューキューしてローンを払っているアメリカ人なら、車にはとても手が回らない。車を見れば、懐具合を図る目安になる。家を買う前のまだ若い世代ではどうか。BMWに乗っていたら要注意である。何故か?

BMWは日本で買うより、アメリカではず~っとお手軽価格になっている。ベンツやレクサスにとっても手が届かないけど、気分だけリッチになった気がするBMWはぴーぴー言っている貧乏世帯にも何とか手が届く。
な~んちゃって外車なのだ。

新車のカローラとかビッツより安かったりすることもあるのである。身の程知らずの見えっぱりに引っ掛からないように、おばちゃんは教えるのである。

ちなみに、金持ちになると車はどうなるか?世帯収入が20万ドル(2千万以上)前後が一番ベンツやレクサスに乗って見せたがるようだ。

1億を超えるような本物のセレブの場合、事情は変わる。どこにでもあるようなバン、見てくれは普通だがカスタム仕様でバレット・プルーフ。強盗と誘拐が一番怖いからだ。

おばちゃんが実際知り合ったのは、自宅はプライベート・ビーチ付きの55億
(当時、今はたぶん2倍の100億くらいだろうか)。車がトヨタのエスティマで(どんな装備が施されているかわからない)自宅には専属メカニックが住み込んでいた。

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