おばちゃんは悪運が強いようである。
昨日の再診で、主治医から肝臓とリンパには浸潤がなかったこと、検査で見つかった大腸ポリープも良性だったようだ。
ケシカランのはこの主治医は手術直後に立ち合いのおじちゃんには肝臓とリンパ節には浸潤が見られなかったと報告していたことだ、おばちゃんにはな~ンにも言わなかったのに。入院中毎日回診していたのにさ。
おじちゃんも私にな~んにも言わなかった。主治医からとっくに聞いていたと思ってたんだってさ。おばちゃんは何も聞いてない。私の体で私の肝臓なのに。
主治医のおっさんはたぶん優秀で面白い人なんだろうが、患者が聞きたいことは言わないのである。肝臓とリンパは視認で浸潤なし?手術中に病理室に検査だしたならちゃんと言って。
C細胞が1億個集まってやっと1センチの大きさ。おなかを開けて人間の目で視認してきれいな状態であってもC細胞がゼロというわけではないのであろう。C細胞なんかキノコの胞子みたいなものじゃん。どこで着床して育つかわかんないし。実際C細胞があるかどうかはもう神様だけがご存じ。
つ~わけで、主治医はおばちゃんの顔を見ながらお元気ですか?と聞くわけよ。
「はあ、元気ですが時々立ち眩みがします。」
「貧血はありません。」キッパリ。やったばかりの血液検査の結果を見ておっさんは言う。
「ゆっくり立ち上がってください。」当たり前のことを言いやがって。
来月も血液検査に出頭せよという。そのあとは3か月ごとに血液検査で場合によりCTスキャンを受ける。無罪放免とはいかない。要観察。ステージは2.
胆嚢Cは症例自体が少なくてステージ2以降は膵臓なみに予後が悪い。胆石のつもりで切ったらCが見つかったというのは全体の3%~5%らしい。ほとんどは肝臓に浸潤し黄疸が出てから発見されるので、ステージ2で見つかるのも早期発見のうちというが。
この主治医は肝・胆・膵の専門部門の胆専門医であるので、ここで扱った胆嚢C患者の5年成績はどのくらいですかと聞いたらば、追っかけてない。そこまでやってられないと、まことに正直なことをいう。
ここからネットで復習である。
どうしても病院・医療センターによって統計にばらつきがあるね。5年の成績はステージ0、1でおおむね80%-90%。良好だ。
ステージ2では急落する。
50%-20%でばらつきがある。肝・胆・膵の大学病院やCセンター専門によると、再発しやすいのは術後半年から2年らしい。術後2年を生き延びた患者の5年後の成績は80%を超える。
つまり、あと2年無事に過ごせば5年後で寛解の可能性があるといえる。
はあ、あと2年か。おばちゃんの頭の中ではここんとこ半分終了作業状態で稼働していたのである。巻き戻すのが面倒くせぇなとも思う。娑婆の生活とはいろんな規制があって、ああせい、こうせいと面倒くさいではないか。
頂上はあの角を曲がったとこよ~、。って言われて角を回ったらまだ8合目だった、、みたいな。
だぁああああ!って。まだ頂上まであるやんけ嘘つき。みたいな。
半分仙人になりかかってたのに、また興味を娑婆に引き戻して生活せねばならんわ。
とりあえず2年頑張りますわ。
闘病記ー時系列
・発覚
・告知
・闘痛記
結果良好で良かったですね
病院は
患者としても職場としても
こんなふうに笑いとばさないとやっていけないことがあります
職場はどこもこんなこと、あんなことがかるのでしょうけれど
お身体を労りながらまたブログを書いてくださいませ
私の知らない(行ったことがない)米国社会のことなど
いつも楽しく楽しみに読ませていただいております
よろしくお願いいたします
肝臓、リンパ、大腸と気がかりな箇所が無事で何よりです。
どうぞお大事になさって、ブログとお庭づくりを気分転換に続けて下さい。いつも楽しみにしています。私はハワイで小さい花壇を楽しんでます。
すみません、名前を入れ忘れました。
再診の結果が良好で良かったですね。どうぞ、お大事になさってください。ブログもあまり無理なさりませんように。。
よいお知らせを嬉しく拝見いたしました。
夏に向かう自然界のパワーをたっぷり取り込んで、お元気に過ごされますように。
ブログ、いつも楽しみしています。無理のない範囲で長く続けて下さいね。
再診結果が良好との良い知らせを拝見しました。ゆっくり静養なさって下さい。
今や二人の小室問題から、ご実家A宮家、皇室全体の動きが毎日アップデートされキャッチアップが大変ですが、楽しみに拝見しています。どうぞお大事になさって下さい 🙂