アメリカの年金をもらうー6

8月に申請して、12月に年金額決定通知が届いて2月の3日までに支払うと書いてあった。
米国内の年金支払い日は15日らしいから、日本への振り込みも15日?時差を考えると16日あたりになるのではないかと予想していたのに、銀行からは一向に連絡がない。

15日も16日も週明けも電話がなく、みずほをチェックしていたらすでに12月の頭にひっそりとミジンコのような額が振り込まれていた。さらに驚くべきことにはベイコクネンキン(シティバンク)振込人とある。

あら?Citybank経由?
日本の銀行にはtransaction #さえついておらぬようだ。おばちゃんは みずほに電話をかけ、振り込みの詳:元のドル金額と当日の為替レートその他transactionの詳細がわかるかどうかを聞いた。

紙の振り込み清算書などがついていませんか?
それがあるくらいならそもそも電話をしない。それではこちらではわかりかねますので、振り込み元の銀行に聞かれてはいかが?と言われてしまった。

日本のCitybankの個人用カスタマー・サービスが調べてくれるとは思えない。それでSSAのページをまた漁った。
すると、年金のDirect DepositはワイヤーFeeを取らないと書いてある。また、海外在住者への支払いの場合は、その国のアメリカ系の銀行を通すと書いてある。はあ~ん、だからCitybank経由なのか。

振込当日の為替レートをどう計算してもアメリカ側の$30、日本側の3000円はひかれておらぬようだし、為替手数料も引かれていないように見える。これはありがたい。とにかく数字だけなので、その他の手掛かりは全くない。

第一回の振り込みは額が少なく、まさしく大使館の担当さんが言ってたようにおばちゃんの就労年金のように見える。おじちゃんの年金の支払い時にはSpousal payment扶養者年金に代わる予定のはず。そんなにうまく切り替わるか信用していないのだが、。


何せ銀行が間違ってハーフミリオンを振り込んだり、リファイナンスのローン残高は大抵間違っていたり、新築の家は必ず雨漏りする国である。スムーズにいけば奇跡だわ。

なおも日米のいろいろな情報をあさっていると、おばちゃんはついにある解決策を見つけてしまった。
みなし繰り下げ年金一括受給制度」である。これを使えば、おばちゃんたちは今年働けることになる。

繰り下げ年金一括受給とは
年金の受給を65歳以降に繰り下げすることにして、もらわないでいる間に資金が必要な事案が発生し、繰り下げを取りやめてそれまで待っていた期間の年金を一括してもらう方法である。


繰り下げの間の増加金額は無効になるが、待期期間の年金をまとめて一括でくれる。しかし、その年金分は実際には65歳+アルファ年分であるので、該当年の確定申告をし直さねばならない。そこで所得税が発生する。しかしおばちゃんたちには一切発生しない。なんでかというと2022年は夫婦でプーだったからだ。

おじちゃんが去年8月に申請して、実際支払われるのは今年の2月以降になるのだが、待っていた待機分の4か月から6か月分が一度に入金される。今年の収入と算入すると今年の収入と税金分が高くなり、さらに働けば限度額に近くなって、年金が停止される。それは嫌だ。
おばちゃんたちは2022年度は遊んでいたので、2022年度分の所得税額はがら空き。2022年度分に回せばすべて美しく解決!

これこそ、まさにおばちゃんが望んでいたことである。

折にもまたSSAから通知がとどき、それはおばちゃんの2022年分の年金支払いStatementであった。これは納税用の清算書であろう。22年度で3桁の数字しか書いていない。その数字は、12月頭にあった振込額の3.5倍くらいで8月からの3か月半分とすると計算がだいたい合う。詳細もなにも書いてない。数字だけ。
むろん振り込みさえもまだだ。3桁ドルだけ。

念を入れるために税理士事務所に相談予約を取った。おばちゃんたちは2月に入る待機分2022年度分の入金が入れば確定申告を行って、去年22年分も税金ミニマム、今年23年は夫婦でボケない程度に働くことができて万歳である。
はよ来い。

関連記事

アメリカの年金を申請する

アメリカの年金をもらう-2

アメリカの年金をもらう-3

年金通知が来た~

米国年金 番外編

年金生活と税金
年金生活で牛丼を食べる

アメリカの年金をもらうー4

ナメクジの法人化

アメリカの年金 日本で暮らすー5

●アメリカの年金をもらうー6

●アメリカの年金をもらうー7ついに入金

紫音

ラクダと呼ばれた紫音

おばちゃんの弱点は猫だ。
10月に天が亡くなってから、紫音の鳴き声は半端でない。
おじちゃんがトイレに行ったと鳴き、ベランダに出たと鳴き、おばちゃんがキッチンに行ったと鳴く。

午後4時になると、テレビの前に出てきて明後日のほうを向いたまま鳴く。紫音の鳴き声は、道路からも庭からも聞こえる。この子が初めてさかりがついた時の鳴き声も、夫婦二人でうろたえるほどうるさかった。山中の雄猫がウチの家に寄ってくるのではないかと本気で心配した。
さらにこの子の運動能力の高さ。運動量。体全体が筋肉でできているようなムチみたいな細見の体。ジャンプ力は半端でない。

この猫種が今の日本で人気がなくなったのがわかる。とても街中の集合住宅で飼える猫ではない。最初は兄弟猫で来てもらおうかと考えていたのだけど、そうしなくてよかった。家がボロボロになるところだった。

その子が午後4時になると鳴く。
力いっぱい鳴いてアタシをかまえと。
ごはんはいらない。遊べ!
猫じゃらしで2時間。人間様は飽きてしまう。休憩!とコタツに潜ると紫音はキッチンに行く。
カウンターに飛び乗って、置いてある猫缶のフタ、プラスティックのスプーンをお手玉して床に落とす。小さくて動かしやすいものはみな落とす。

こらっ、とおコタから叱るとリビングに戻ってきて鳴く。猫じゃらしを目の前まで咥えてきて落とす。遊べ。もう、お父ちゃんもお母ちゃんも飽きちゃった。コタツで寝なさい。
いや~~と鳴く。ほとほと疲れてしまう。

紫音はさみしがり屋の種なので単独飼いはそもそも想定してなくて、アメショーの天と同時にお迎えしたのだが、その天が亡くなって遊び相手も、話し相手も、猫仲間も無くなった紫音はストレスの塊。悲しいのはおばちゃんたちも同じ。一体どぉ~したらいいの?

紫音の性格ははっきりしている。妥協は許さない。嫌いなものは嫌い。やりたくないことはしない。自分が世界の中心で自分への愛を叫ぶプリンセス。

おばちゃんはそういう性格が嫌いではない。前のナナちゃんも性格は似たようなものでキツかった。そういう猫を好んで飼ったのはおばちゃんなので、自業自得なのだが。

単独飼いすべきでない詩音をこのまま一猫生を一人で生きさせるのは忍びない。
で、かかりつけの獣医さんは地域の保護猫を引き取っている方と猫を紹介してくれた。相性としては去勢の男の子のほうが良いというので、月齢が低い6か月の男の子をお試し同居で預かってきた。

白キジの保護猫を連れてきて、用意していたケージに入れると詩音はものすごいヒステリー。
ケージにかけた毛布の下から”おぼっちゃん”(性格がいいのでそういう名前だった)の一部が見えるとヒスる。ものすごくイラついているのがわかる。
ご飯を食べる量が減って、キリキリ走り回りお昼寝も全くせずたまにケージに寄って行って中をうかがう。興奮しきっていて精魂尽きたのか夜になったらおじちゃんの枕もとで爆睡した。よほど神経が張っていたのだろう。

次の日も同じ。
とにかくぼっちゃんが家にいることが許せないみたいだ。
ぼっちゃんは保護猫のお母さんが生んだ猫で兄弟5人のうちたった一人の男の子だったせいか、兄妹うけがよくおっとりといい子に育った。

とってもいい子。何匹も猫を飼ってきたおばちゃんたちが、一目ですなおでいい子だとわかる子。多分紫音以外の猫となら問題なく同居で暮らして行けたのではないかと思う。

紫音の鳴き声はマックスで、3日目にはおばちゃんたちの神経も擦り切れてきた。
紫音はもうボロボロ。イライラでソファーの背やカウンターに飛び乗ったり腹立ちまぎれにおもちゃに噛みついて振り投げたりする。嫌いなものはキライなんだと思う。
長く同居して慣れるというより神経が擦り切れることになるのではないか。おばちゃんたちが予想した反応とは違う。
天ではないからダメなんだろう。

もっと月齢の低い子猫だったらどうだっただろう。
しかし今は冬なのだ。子猫がわらわらと生まれる季節はまだ3か月も先である。
おばちゃんたちは疲れてしまった。どうしていいかわからない。おぼっちゃんがかわいそうなので、チュールと猫鰹節をつけて保護舎に返した。これだけいい子ならきっと里親が見つかるだろう。

おじちゃんに肩のり

というわけで紫音もおばちゃんたちもへとへとである。
買い物の帰りに百均に寄ったら、おじちゃんがゼンマイ仕掛けのネズミを買った。ネズミがフロアを走りだすと、紫音がびっくりしてソファの下でスタックしたネズミを捕ろうと必死。気に入ったみたい。しかしゼンマイ仕掛けはすぐ切れる。絨毯の段差が登れなくて止まる。
そこでラジコンのネズミを探して買った。届いたころには紫音は半分飽きていた。
タスケテくれ。春はまだ先。
書き忘れたが、紫音は肩乗り猫である。おじちゃんとおばちゃんの左肩は紫音につけられたバーコードでいっぱい。

引退生活・シュミレーション・シート-2

おばちゃんたちの老後生活は為替リスクがある。
米国年金が主な収入だからだ。日銀の総裁が何かを発表したりすると、円ドル・レートが変わる。レートが1円変わると、年収で数万円変わる。このあいだ年金生活シュミレーション・シートがついに完成した。
知らない間にIFS関数が登場していて、簡単に複数の条件節をつけられるのだ、ありがたい。

シュミレーション・シートが完成したので、おばちゃんは為替レートを1円ずつ変えながら、変化する年金額 対 所得税、住民税、国民健康保険料算出して、それを横行にして早見表を作ってみた。収入に対する税の割合を早見表の最後に追加してみる。

するとなかなか面白いことが分かった。
収入対税金レートがころっと変わる境目が何回かあるのだ。うちの場合だと、112円、124円、132円、144円。特に144円を超えると、税が収入の12%以上になる。最低限は6%であった。
いや~ん。税金をはらうのはいや~ん。

もともと庶民なのでおばちゃんは贅沢にあこがれていたりしない。宝石やブランドバッグにも興味がない。生活費用のために自分の時間を切り売りしなくてよくて、コンピューター関係と、猫と園芸に使えるお金があれば幸せ。税金を払うのは贅沢をするよりキライである。

私が稼ぐのに指一本上げず助けてもくれなかったオマエが、なぜ命の次に大事なお金を持っていくのか。税金を払うより、ほどほどに稼いで税金をミニマムにしてのったりと暮らしてしていけるほうが好きである。

早見表が教えるのは、日本で税負担を避けるにはやはり低収入のほうが楽なのだ。夫婦年金のみ210万円=月に17万は住民税・非課税のラインだ。ところが地方の3級自治体ではこれを193万円まで下げてくる。年に193万と194万。たった一万円の違い、月にして833円多いと、住民税を徴収し、健康保険が最低の3万円代から2倍近くになる。もう是が非でも税金を取ってやろうと人の懐を狙うお上があさましいのよ。

日銀の緩和政策は続くのか。諸処の発表のあと、先週からドルはじりじりと下がり始めた。
3円下がると年にして数十万下がる。税率は変わらないのに。
おばちゃんは、ちょっとむっとした。ただ、今のレート130円が異常なんだ。それはわかっている。

1ドル130円を突破するのか?
という時期はちょうどおばちゃんの手術の時。病院にWifiがないので、コンピューターを持ち込んでもドルを円口座に移せなかったからストレスが半端なかった。カリフォルニアの越後屋さんは、きっと130円で替えたに違いない。悔しい、30年に一度のチャンスなのに。

退院してからアイ子ちゃんに電話をしたら、やっぱり越後屋さんは130円を超えて替えていた。一本替えたのかもしれない。悔しい。その後8月9月に今度は140円台のチャンスが来て、150円は待ちすぎて逃した。

今度は125円以下に下げてきたら円からドルに戻そうかと思う。なんか、為替で年金額が下がっても、ドルの売買でリスクヘッジができるからまあ、いいか。

越後屋さんは来週またスキーに日本へ来るので、いくらでドルを売ったか聞いてやろう。彼女にはforeign currency投資口座の担当がいるから電話をしておけば指値で手数料もなしで買えるのだ。

関連記事

引退生活・シュミレーション・シート その1

引退生活・シュミレーション・シート その2

アメリカの年金を申請する

アメリカの年金をもらう-2

アメリカの年金をもらう-3

アメリカの年金通知が来た

米国年金 番外編

年金生活と税金
年金生活で牛丼を食べる

アメリカの年金をもらうー4

ナメクジの法人化

アメリカの年金 日本で暮らすー5

町医者とワクチン

先週コロナ・ワクチンの5回目に行ってきたんだが、相変わらず町の会場はどうでもいいような整理要員を大量に配置していて、また一本予算をつぎ込んだのだろうと思われた。
問診表も同じ形式で、日本語の構造を利用して官僚がひっかけ問診質問を用意している。

・アナフィラキシーを起こしたような重篤なアレルギーがありますか?


ないわ~、医療機関でこんな質問はあり得ないわ~。
ポイントが「アレルギー」か「重篤」か「アナフィラキシー」かよく誤解するように書いてあるよね。

おばちゃんはいつも、重篤の文字を線で消して、持っているアレルギーをリストで書く、これも意味ないね、と思いながら。

考えてもみなはれ。
過去にアナフィラキシーを起こしたことがある人は、第一回目のアナフィラキシーが起きるまで、アナフィラキシーは起きたことがなかった人。ドクターであろうが本人であろうが、アナフィラキシーはいつ起きるか、起きてから初めてわかること。
誰もがアナフィラキシー予備軍かも知れない。

すでにアレルギーを持っている人は、アナフィラキシーを起こすリスクが高いかもしれないから、おばちゃんはアレルギーのリストをいつも書くのである。

私はリスク持ちですからと「告知」してワクチンを受ける意思を示している。問診票を確認したドクターはリスクのあることを見て、読んで、知って、その上で接種をしてよいと自分の名を書くわけだ。

先週のドクターは80歳すぎであろうかと思える総白髪で、アレルギーリストを指さしながら、「こういうのは違うんでね。いいね?」と無知で愚かな一般人を諭すように問診票にサインした。

おばちゃんはいつだか、求人サイトをチェックしていて、役場が接種期前に1時間1000円で求人をしているのを見つけてしまったが、接種場に一日座っているこのドクターの日当はいくらであろうか?と考えた。

医者というのは激務であって、日曜・祭日に休まないときつい。ワクチン接種場の問診医などは小遣いが稼げても、バリバリ現役の医師は応募しないに決まっている。しからば、第一線を退いた引退間近の内科医か、どうしても教育費を稼ぎたい子供がいる40代50代の勤務医か?
おばちゃんは前者の医者と見た。


今回も接種を済ませてアナフィラキシーも起こさず生きているわけだが、夕べ寝る前に“あっ”と思った。

実は、さかのぼるちょうど1年前の1月におばちゃんは町のクリニックを受診した。
クリスマス・イブに雪苺娘を食べて悶絶して、きっと胆石だから切ろうと決意した。切腹せずに腹腔鏡で切るために’専門医を探したら、3つの病院が上がってきた。外科の評判などを読んで、総合病院に予約の電話を掛けた。

ところが、予約ができない。
紹介状がある患者しか診ませんという。おばちゃんは縁もゆかりもない地に引っ越してきたので、地元の医療事情など皆目わからない。日本の医療状況もよく知らんかったが。

それで予約電話の事務に、私はXX町に住んでいるのだが、あなたの腹部外科のドクターはどこの紹介状なら受け付けるの?とダメもとで聞いてみた。
XX町ならXXXXクリニックです。

なるほど、XXXXクリニックで紹介状を取ればよいのか。おばちゃんはさっそくXXXXに電話した。年内はもう押し詰まっていたので、新年早々に予約を取ったが、クリニックでは「いつでもいいのよ。なんなら今日来てはどう」などと人恋しそうだった。


正月のお飾りが取れる前に、XXXXクリニックを訪れると、広い駐車場に割と立派な3階建てのビル。田舎によくある住居兼用の町医者ビルであった。

駐車場はガラガラ、待合室も人がいない。後から入ってきた後期高齢者のお爺は町からのワクチン接種はがきをヒラヒラさせて、窓口の白衣のおばさんと話していた。
その他の患者は誰もいない。

すぐ診察室に呼ばれ、頭が真っ白な大柄の医者がいた。
椅子に座ってもなぜか医者の視線はおばちゃんの右肩の後ろあたりに据えられていた。
「おなかが痛くなりまして。特にとんかつとか、生クリームとか、脂分、コレステロールが高いものを食べると、30分ほどしてみぞおちが痛むんです。痛み止めを飲むと若干和らぎます」

おばちゃんが症状を説明すると、爺医者は左のデスクに置いたカルテに覆いかぶさりながら顔だけ振り向いて、ただし、視線は絶対合わせることなく、
「あなたの症状は聞いていると、糖尿か、すい臓か、胆のうだと思われるけど、ここには検査機械がないのでわからない。私は何もできんのよ。」と言うのである。
「機械がないからね。」
この間、さっき窓口にいた白衣の看護師は50年連れ添った古女房のように、爺から一歩下がって後ろで爺の言葉にひとつずつ頷きながら控えていたのだった。

おばちゃんは聴診器一つ取り出さない爺にあきれたが、爺には紹介状をもらうつもりなので、
「ぇ?それは困ったわ。私はどうしたらいいですか?」すると
「ここじゃ、検査できないんでね。検査をしないといけないんだが、xx総合病院とかXXXセンターとかだとやってくれるから。」

おばちゃんはXX総合病院の名前が出てきたので、シメタと思い
「そうなんですか。検査をしないといけないんですね。でもどうしたらいいんでしょう?」と重ねて言うと爺が
「では、紹介状を書いてあげましょう」おばちゃんは感激した体で「あ、紹介状ですか?ありがとうございます。ではXX総合病院でお願いします。」

紹介状のあて名はすばらしく達筆。XX総合病院 腹部外科XXX先生 とボールペンなのに墨痕淋漓と言いたいほど立派だった。
診察料込みで1610円。

患者と目を合わせられない医者とは何だろう。先代の父医師の時代は多分、町の先生様で名士だったのかもしれない。患者がない待合室をすぎて、いったいどうやって食っているのだろうと頭をかしげながら、そういえば町の広報や高齢者検診、その他ワクチン接種プログラムには必ずクリニックの名前があるのを思い出した。なるほどねぇ。

で、コロナ・ワクチン接種の時にいた白髪のドクターはもしやXXXクリニックのあの人ではなかったか?と思い当たった!

覚えていないのか?
と聞かれれば、実はおばちゃん人の顔を覚えるのは苦手である。
客商売をやってたんだろう?と言われれば、いや~、すんまへん。
どっちかと言えば、おばちゃんはコンピューター・オタクで、患者と目を合わせられない先生寄りの人間である。つけ刃の笑顔で無理やり十数年小売業をやった。生活がかかってないと人の顔が覚えられない。町で次に出会ったらわかるかなぁ?多分、覚えていない。

関連記事

アイタタ、タ

五臓五腑になる入院記

再入院

闘痛記

二つの故郷

引退生活・シュミレーション・シート

こんにちは、コタツムリのツムツムです。
おじちゃんに動けと言われながらもコタツに潜っていたら顔が真ん丸になってしまった。そういえばパンツのウエストがキツイ。

あんまりお腹がすかないから食べる量は減っていると思うんだけどなぁ?こんな真ん丸な顔でステージII観察中の患者としては申訳がなくてすまない。

まあ、そんなことはどうでもよいのだが、税金の計算にしっかりはまってコタツから出られない。確定申告の時期は迫ってきているしね。エクセルの計算シートの精度を高めるために弄ってる。そうだ、こんなことが前にもあったと思い出すと、それはアメリカで起業した時だった。

コンピューター・オタクみたいだった素人のおばちゃんが、やったこともない小売りビジネスを起業するんだから何にもわからない。どこがわからないのかわかるためにビジネスの数字を片っ端から集めた。レント、NNN、ライセンスフィー、人件費、SSTaxレート、 WorkersComp、電気代、物品コスト、単価、クレジット手数料、客単価、競争相手の単価などなど。

集まった数字をシートに入れて計算式をつけていく。固定費のように見えるレントは実は毎年3%上がったりする。初年度はオリジナル金額だが、5年経つと片手分は上がる。福利の3%は馬鹿にできない、さすがユダヤ人大家だけはある。

・従業員を雇ったとき3人か4人か?
・シフト時間数を変数にして、ソーシャル・セキュリティ・タックスと労災保険の掛け金がどのくらいで総人件費が変動するか。
・物品コストを変数にして$1ドル上げると、純益はどのくらい変わるか?
・売値を2倍にして人件費を必要な3人から4人に変えると、純益は2倍にはならない。 
・客単価を$1刻み、客数を横軸にしてグラフを作り売り上げ金額の早見表を作る。
・客単価だけを上げても、客数が上がらなければ固定費で赤字のリスクがある。
・この物件の場所と、考えられる売り上げの最高額を考えると、それ以上は理論上ないという限界の数字がわかる。
・売り上げから経費を引いて益が0になるBreakeven Point損益分岐点が分かった。もちろんそんな言葉があるとは素人のおばちゃんは知らなかった。

とに角、おばちゃん、な~んにも知らなかったので商売とはどういうものか数字から割り出そうと思ったの。いろんな変数、レント、コスト、客単価などを変えていってシュミレーションしたのよ。数字によっていろいろ変わるのね。

残った純益あるいは純損益を、次のキャッシュ・フローのシートにリンクする。
キャッシュフローの最初のバランスの数字はおばちゃんたちの銀行預金の合計。毎月の売り上げと経費が記入されると、益、損を割り出し、預金から差し引きしてキャッシュフローがかかれる。
だから見込みの売り上げの数字を12か月コピー&ペーストすると、銀行預金が増えるか、何か月後に銀行預金が尽きるか一発でわかる。

そんなシートを作って、1年間あちこち物件を内見させてもらってシュミレーションの精度を高めていった。いくらペーパー上でシュミレーションをしたところで、実際どのくらいの売り上げがあるか、そんなことはわからない。やってみるしかないのよね。 ところが、オープンしてみると売り上げも客数も単価も想定していた数字に収まった。まあ、そういう想定客単価でビジネスを作っていったからだったが。

今回は日本の税金を計算するシュミレーション・シート。
料率と計算式が全部入力されたら完成。でも日本語というやつが手ごわいのよ。「所得金額」と、「総所得金額」が一字違うだけで意味が違ったりする。日本語って難しいわ。

オンライン上でシュミレーションさせてくれるページがいろいろあるので、数字を入れてみて自分のシートの計算間違えをチェックしたりしている。うちの家計に特化したシートを作りたいので、税率と、数式はやっぱり自分で入れないと。

ところがおばちゃんは少しボケてきたから、関数をずいぶん忘れてしまった。公的年金控除を計算させるのに、幅がある範囲(xx以上xx以下)が4つあるとして、範囲をまず選ばせ、次にその計算式の解を返すって、検索関数だったか?それとも条件式なんだったか忘れてしまった。関数辞書を調べるのが面倒くさいなぁ。所得税計算では今、手動で入れてやってるからこれは恥ずかしい。

日本で老後を暮らす場合、節税的には“豊かな資金と低めの年金収入”が一番税金負担が低くて理想。ところが、老後のための資金にはインフレリスクがある。コロナだとかで世界経済がこれだけ混乱しているとね。日本政府が年金を削ってくるリスクもある。

おばちゃんたちの老後家計のリスクは、為替リスクと税。インフレ・リスクは米国が背負ってくれていると思う。毎月のSS年金の振り込みで、当日の円ドルレートが$1変わると、入金の日本円が上下する。1円変わると、年収では数万変わる。
たかが数万で税率の枠を超えたりする。控除額や税率がガラッと変わるわけよ。

所得税が330万と695万以下が同じ料率20%というのはおかしくないか?倍以上違うじゃない。大企業の部長クラスと、おばちゃんたちみたいななんとか暮らしてます庶民と、同じ20%なのは絶対 変。ねぇ?
とにかく、為替のレートと年金収入をタイプすれば所得税、住民税、国民健康保険料、介護保険料を自動計算するシートを完成させたい。

いろんなグラフを作ってみて、1)豊かな資金を背景に生活程度を現役時代から落とさず、不足金を老後の資金から補填する生活タイプと、
2)ほどほどの資金を用意して、でも老後の生活はなるべく年金以内で納める生活タイプをシュミレーションすると、だいたい20年で老後資金が同じくらいになるとが分かった。へぇ~である。こんなしょうもないことをやっているおばちゃんのほうがアホかも。

こんな計算は現役時代にやっておくべきだった。

関連記事

welcome west court mall

言語の混乱

トリスタン

アメリカの年金を申請する

日本語は徒然草

寝た子を起こすーその1

最近ラップトップの調子が悪い。
痙攣をするように短いフリーズをするようになってしまった。ページの表示に時間がかかり検索のテキストボックスにタイプをしようとしても3秒ぐらいカーソルが凍っている。

Wifiかな?Excelでも Wordでも起こる。
ここ3か月くらいずーっと起動させっぱなしなので、再起動をしてみると半日くらい症状が消える。次の日はまた午後から同じ症状が起きる。

さて、Windowsだろうか?カードゲームをやめてみる。再起動をかける。「認識できないバッテリーが接続されています」
はは~ん。バッテリーか。もう6年たっているしな。

さて、換装バッテリーは、、。
日本のThinkpadサポートで調べてみる。オンラインのモデルを自動割り出しで、エラーになって止まってしまう。これは予想できること。シリアル#を入れて、シリアルを認識しない。しょうがないので問い合わせ欄フォームから質問してみる。

モデルDLXXX-USのバッテリーは手に入りますか?ダメもと。
次の日の夜8時近くにメールの返事がひっそりと帰ってきた。シリアル確認できませんので、シリアルを入れてください。-1行。

あ~、面倒くさいので回答を最後に回されたか?おばちゃんは日本で換装用バッテリーが手に入らないだろうとは予想がついているのだが、確認のためだ。東芝の場合は、インターナショナルサポートが効く。でもThinkpadが一番好きなんよ。
Thinkpadのモデル・シリアルは以下の通り。再度DLXXX-US MAXXX

次の日の夜8時に返事が返ってきた。
シリアルナンバーの確認が取れました。「Lenovo日本の窓口では非対応の機種でございました。」
やっぱりね、最初から米国製だと書いてるんだけどな。

さて、Amazonだとリチュウム電池製品を海外配送してくれないことが多いのよ。Dysonでさんざん煮え湯を飲まされたので、同時進行でEbay中心に調べてる。

いつの間にかEbayは中華市場になってるわ。コンパチのバッテリーはいろんなモデルが沢山出品されているのだが、詳細には「あなたのバッテリーの形状と、出品してる部品の形状をよく見比べて確認してね。モデルによって配線が長かったり短かったりするから、間違っても返金しないわよ、、。」ってなことを書いてある。

おばちゃん、ノート・コンピューターのハードは苦手だ。蓋を開ける時点で壊しそうな気がする。だから、ふたを開けてオリジナルのバッテリーの形状を確認するのはあきらめた。換装の動画もあるが、うちのThinkpadのモデルはこれだ!と当てはまる動画があるわけでもなし。S1でも種類がたくさんありすぎ。

ってんでDLコンパチと書いてある中国業者に質問してみた。うちの子はS1のDLだけど、ホントに使える?ホント?ホント?合わなかったら返していい?

ホント、ホント。Ok, no problem. と返事が返ってきた。今日買ってくれれば、なるべく早く送れる。明日以降なら春節になるよ。

〇国人のOkなんて、あてになりはしないのだが、メールで返品OKの言質を取れたし、たしかに春節!の季節だった。Chinese New Yearよ。

春節と11月11日独身祭りは中華系のオンライン・ショッピングがめちゃくちゃになるから、とりあえず落札してみた。届いたらパーツをもってコンピューターデポに行く。蓋を開けるところで壊しそうな気がするから。

そのほか打つ手はないかと考えていたら、そうだTomさんがいたわ。
コンピューターショップを経営してるトムさん。さんざんお世話になった。トムさんにも一応問い合わせをしてみよう。バッテリーが手に入らなくても、あるいはコンパチなはずが換装できなくても、中古のThinkpadを買って送ってもらう手もあるし。米国製で米国でアクティベイションが済んでいると、ちょっと楽なことがあるのだ。

トムさんにメールで、「お~久しぶりぶり。お元気ですか?S1Yogaの換装用バッテリーが手に入ります?それと手持ちのラップトップは今どんなものがあります?」

次の日、返事が返ってきた。
日本に帰る人に持って帰ってもらうのが一番いいよ。

そりゃそうなんだが、アイ子ちゃんはリチュウム・バッテリーを抱えて税関で止められるのが嫌だからダメなの。
バッテリーの件は短く、中古のラップトップの在庫の話は全くなく、トムさんは、
「日本へ帰ったんですか?」どこ?僕は箱根とか熱海に行ったことがあるんだけど?どこに家を買ったの~~~~~?

関連記事

寝た子を起こすー2

明るい国民健康保険税

いつもお世話になっております。あなたの住民税が確定しましたので通知します。
薄グレーの封筒が届く。

役場:いらしゃいませ、今日は保険税の納めですか?一括で?それはありがとうございます。

か弱い病人:あの~、私体力がなくて病気がちなんですけど、本当にこの量を払うんですか?

役場:はい?健康保険税は義務ですので、滞納なさると差し押さえがございますが?

か弱い病人:私は体重35キロしかないんですけど。
役場:そうおっしゃる方がいますけど、皆さんお支払いですよ。

か弱い病人:差し押さえと言われても、こんなに大容量を抜かれたら死んでしまいます。1030CCなんて。
旦那は今無職で収入が無くって、去年の総所得で計算されてもお金がないんですけど、。猫もまだ小さいし、手がかかるし、餌代もかかるし、、、、

役場:——–何にも聞いてない——–
では、お熱を計らせてもらいますね。35度。大丈夫、生きてますね。

ええっと、あなたの場合は、
平等割り–収入が低くても体重が低くてもこれは皆さんに払ってもらいますから。
平等割り250ccと。
均等割り180cc
————-電卓パタパタ————
医療」は総所得金額にレートの6.62%かけて600ccっと。
あれ?去年よりまた上がっちゃったか?でも私のじゃないからいいか。
介護分の2%かけると100cc
平等割、均等割り、医療分 介護分で、全部で1030ccですね。

じゃあ、いいですか、抜きますね。注射器ブッス。


病人:血税を抜かれた~

しょ~もない記事ですんません。

関連記事

明るいふるさと納税

明るいふるさと納税

ふるさと納税って何なの?
帰国したら摩訶不思議で妙てこりんな制度ができていた。
何度読んでも漠然としててやり方が面倒で分かんない。次の年に初めて使ってみた。

冷凍ホタテと、冷凍イクラが届いた。
イクラもホタテもちゃんとお金を出したから、「高い魚介類を買った」としか思えない。どれだけ住民税が安くなったのだろう?年末調整だから実質納税額がわからない。それがふるさと納税の感想。

この間ネットの書き込みでこんな記事があった。
職場のAさんは意識高い系の先輩である。その先輩は「ふるさと納税」には不快感を丸出し。
物が欲しいからって縁もゆかりもない自治体にお金を払うなんて、(イヤシイ)。私はやらないわ。ねぇ、私の母も同じことを言ってました。
――てな記事があったのさ。

理解が間違ってる。
おばちゃんは今更「ふるさと納税」の成り立ちや趣旨を詳細に調べてみるつもりもないが、
きっと貧しい地方自治体が、減少する人口=減少する住民税に悩んで、国からの補助があるといっても死なないほどに援助があるだけで、人口減をストップするほどのプロジェクト予算を組むほどは呉れない。
このまま手をこまねいていれば、過疎地域はジリ貧で自治体自体が消滅するかもしれぬ。なんとかして欲すい~いと、おらが議員様に陳情して、議員様は、ナントカ党や官僚やらを動かした結果できた制度ではあるまいか?

よろすい。制度を作りましょうず。
おばちゃんはこんな風に理解した。

例えば、おっきな体育館があって、テナントが47軒入居している。限られた空間上それぞれのテナントの出店場所の良し悪しや、立地条件が違う。隅っこで陽があたらない小さなテナントは、人もいないし当然売り上げも上がらない。便利で資源がたくさんあるテナントは住人が沢山住んでて収益も大きいし態度も大きい。テナントの位置は絶対取りえ不可能。公平じゃない。

で、より公平を目指すために、政府がスタンプラリー、おリボンキャンペーンを始めましたと。
すべての住民はどこかのテナントに住民登録してあるから、体育館に入ったら自分の自治体テナントを探してスタンプを押してもらってね。
その時、ほかの自治体テナントが愛想がいいとか、ミニスカートでダンスを踊ってくれたとか、可愛かったとかしたら、その自治体テナントにおリボンを上げていいから。応援してあげていいのよ。

後で集計しておリボンをもらった自治体はその数(税金)を本来の自治体から分捕ってよし。本来の自治体は住民登録してあった登録定数よりおリボンが少なかったらその分(税)
は差っ引かれる。皆さん、自助努力をしておリボンをたくさんもらったらその税を自分のものにしていいから。

テナント:は~い。わっかりました。
それで過疎市町村テナントもここが勝負と頑張るわけよ。おリボンを返礼品というものに変えて。

厚岸
ふるさと納税が入ってきたら、暮らせねぇべ~と出ってた若夫婦を呼び戻えせるべ。保育所さ作って、したっけ地元で暮らしてっくれるっしょ?
うちさ、漁村には毛ガニさあるさ。ホタテは海さ行けば浜に落ちてるべ、返礼品はこれで決まりさー。

茨木
課長、返礼品はどうすっぺ?
決まっとるっぺ。おれげー婆の時代から村の名産はかんぴょうと干す椎茸だがら。
干す椎茸?若いっこ受けせんのでねぇけ?おみゃ、おらが婆の顔をつぶす気か?

グンマ~
うでだてうどんにイチゴさ。ごんにゃくさ忘れねぇで。

河内
海でもねえ、山でもねぇ、売れる産物がねぇ。おんどれ返礼品をどうせい言うんじ、。われ。
課長、Ipadが3掛けで引っ張れまんが、どないだす?
Ipad?地産と違うやろ。国がうるさいと違うんか?
かめへんがな。罰則と罰金がありまへんがな。
な? ほな、いちびったれ。Ipadいかがっすか?
国:コラ!
でも特産品が無いわしら自治体にどうせい言うんや。地産一点張りやな、おんどれ。
かめへん、もっといちびったるで。

京都
ぶぶづけいかがどす?

というドラマがあったのかもしれない。
いずれにせよ、ふるさと納税の目的は、恵まれない過疎自治体を応援するための制度であるので、過疎ではあるものの、豊かな自然資源がある自治体には、古今未曽有のふるさと税金が降り注いだ模様。
何年かの施行の結果、リッチな大都市町村であっても、この制度のおかげで本来入ってくるべき歳入が何十億も減った自治体が出てきた。当然である。

命の次に大事な金を収めたところで“ありがとう”とお礼の言葉さえなく、当然のようにふんぞり返っている勘違い自治体に背を向けて、農村漁村を応援しようという気になるのは人間として当然の心理だ。ざまを見ろ。

ただ、かわいそうな市町村も当然出るだろう。かんぴょうなんてもらっても、スーパーで売ってるわよ。何もないからって石ころをお礼にしてどうすんのさ。
役場が能無しの場合は、もらえるどころか本来はいるはずの歳入さえ逃げていく。どん尻である。マヌケという評価が定着する。限界集落となって消滅の危機

で、最初のネットの記事、意識高い系のおばさんOLに戻る。
この制度で救済できる自市町村に、応援することもせず目をつぶってあえて何もしないのは果たして意識高いのであろうか?


人口の多い市町村は人口の上に胡坐をかいて、無為無策でいるのは褒められたことなのか?
支払いにクレジットカードさえも使えないのは、市民の便宜を著しく無視している。

クレジットカードは受けていないんですよ。だって、クレジットカードで入金したら誰の税金なのかわかんなくなっちゃうでしょ? K市税務課のおばはん、カード支払いの基本的な知識を学ぼうね。

さて、ふるさと納税は悪法である。
こんなへんてこりんな法制度はたぶん他の国にはないのではないか?ひょっとしたらイタリアあたりにはあるかもしんないかも。

返礼品の競争に走ってしまって、本来の弱小過疎市町村の正しい応援制度として機能しているとはいいがたい。個人から寄付できる市町村の数にさらに規制をつけ、受け入れる市町村の集税額にも制限を付けるなどしないと、本来の目的を果たせないのではないか。新たな不公平と不満を生む。


意識高い人は何もしないので、政府に抗議して制度のゆがみを正すという行為にも全く寄与していないのである。
おばちゃんは、今年は飛騨牛とイクラとホタテ、余裕があるならコシヒカリを狙うつもりである。

*蛇足
じゃあ、この悪法をどんなふうに政府に抗議して是正させればいいかというと、おばちゃんの考えでは。ふるさとオフ納税
テナントにはパワーテナントというのがいるのである。
金があって態度がでかいテナント。
お上でも、こういうパワーテナントの機嫌はあまり損ねたくないものだ。人口500万から600万以上のパワーテナントに住民登録する住民が、ある日、同日同時刻オフ行動で、限度いっぱいまで地元以外に納税をする。人口5万人以下の自治体にランダムに納税する。

会計にはっきり影響があるほどの歳入減があれば、パワーテナントがそろって政府に制度の是正を迫るかもしれない。な~んちゃって。
スーパーで全国一斉に「もやし」を買うプロジェクトより、面白いかもしれない。

関連記事

・明るい国民健康保険税

アメリカの年金 日本で暮らす-5

アメリカの年金の平均受給額はSSAの統計によれば夫婦で$2700である。在米の人からもっと詳しい情報もあるのでコメントを参照されたい。
2023年度は一人で$1826という発表もある。リタイアする年齢が65歳か、満年齢66歳+アルファかで、金額がばらける。

理論上の満額は$2500ドル/人月額、例外的な場合では$4000以上行く場合もある。
ローカルのSSオフィスに相談に行ったときに$2500ドルあればまずまずということを言われた。大雑把に平均的アメリカ人夫婦が、ひと月にもらう米国年金は$2700-$3000/月とみなしてみる。

意外と少ないかもしれない。平均値は常に実情を示していないから。
夫婦で共稼ぎが原則で、専業主婦などほとんどいないアメリカで、どうして$2700という数字になるのか?
それは転職のせいだ。失職・首切りのせいだ。
とにかく経済によって自分がいつ首を切られるかわかんないからね。月曜日に会社に入れないかもしれない。

首を切られた後、次の職がすぐ見つかるか誰も知らないから。
アメリカ人はよく移動する。家のローンを持っている期間は平均4~5年。どういう意味かというと、家を買ってローンを払っている期間が4~5年。利率が下がるならリファイナンスもやる。あるいは転職のために家を売って引っ越し。次で家を買いまた新しいローン。子供が生まれてまた引っ越し。よく移動するので長く同じ家に住んでいない。

大学を卒業して入った会社を40年務めて退社した、ってそんなライフスタイルは私の周りにはいなかった。在職25年はいた。CAエジソン 電力会社だった。アメリカでは自分の能力をいかに高く買ってくれるか、会社とポジションを求めて生涯移動するのが標準ライフスタイルだと思う。

会社は人が欲しければ募集するし、いらなければレイオフする。会社自体が存続するかは会社と社会経済状況次第だ。日本のように新卒で入社し40年勤めあげる終身雇用制は存在しない。退職金?どうだろう?401K も次に行く会社が持っているとは限らない。

そういうアメリカ社会であるので浮き沈みは日本より激しいかもしれない。
うまくやるカップルの場合は、あっちこっち働いて引っ越して、フルリタイア・エイジの66歳の頃にはローンの残っている自宅を売る。ローンを始末した残りをもって、田舎の州、アーカンソーとか、ワシントン州とかに小さな家をキャッシュで買う。
家の売却金の残りと貯金と年金でのんびり暮らすという設計が多かった。

人数は多くないが、移住は移住でも国境を越えて南に移住する老後を選ぶアメリカ人もいた。同じことを考えたアメリカ人のコミュニティは国境の南にあちこちあるので、スペイン語が理解できなくても、そんなコミュニティに移住すればアメリカ人向き御用達しのサービスがふんだんにあって、アメリカ国内と同じように暮らし、よりゆとりのある生活ができるので昔から人気だった。

自宅を売らず都市部の物価が高い州で暮らし続けるなら、家のローンが残っていれば引退後の年金だけでは生活資金は全然足りない。仕事をしないと暮らせないし、固定資産税、家の管理費などの諸物価が高い。

50代が押し詰まってくると我々夫婦は考えた。
アーカンソーで親戚の婆ちゃんが生きているわけでもなく、スペイン語と英語をチャンポンに話しながら、ぱさつくメキシコで暮らす気もなれなかった。辛い唐辛子やきつい香辛料が好きではないんよ。タイ料理や東南アジアの料理も口に合わないのだった。アメリカ経済の行方や自宅の評価額や資産などを考えて、日本に永久帰国を決めた。
その当時は1ドル115円から118円くらいを上下していたと思う。

このレートなら贅沢をしなければ日本でアメリカの年金で暮らしていけるだろう。不動産は売り手市場だったから売りに出したらたった一日で売れた。
株は一部をのこして始末した。帰国時のレートは116円前後だったからとても全部円に替える気になれず円口座は円のまま送金、日本にドル口座を作ってドルを送金した。

コロナで大きく狂ったのよ。
まさか、人類へ疫病が襲ってくるとは60年生きてても予測ができなかったわ。老後の貯金を減らしたくなかったのに、コロナで日本のおじちゃんの職場がなくなり、1年後におばちゃんの職場も閉鎖。この春に設備を改装してオープンするが、仕事に復帰できない理由ができた。

今月アメリカの年金が振り込まれる。待機期間中の分も一括だ。
8月に申請したときに疑問だった「満月齢あるいは申請月から振り込みが始まるまでの待機期間の年金分」はいったいどうなのだ、というやつ。答えはSSAは最初の月に一括で全部くれる。

すると、今年2023年度の米国年金収入は16か月から18か月分の分が入ってくるので、税金の不安におびえる老夫婦。申請して6か月も待たされて、税金がぶったくられるってどんな罰?去年のうちに6か月分くれてたらどんなに楽だったか。税金を払うのが嫌いだ。もらうのが増えるより、嫌い。

米国年金のインフレ・スライド制度COLAで我々の年金はたぶん毎年上がる。
COLAが加算しなかった年は過去20年の間で、2009 年2010年 2015年の3回だけ。自分で投資して運用損を出すよりは安心かもしれない。税務署には丸見えだけどな。

そのうち為替レートは118円前後に落ち着くとして、今年からおばちゃんの日本の老齢基礎年金も入ってくるので、おじちゃんの厚生年金と合わせると、住民税・国保料は3倍増し決定である、生涯。ああ。
税金を払うために来年は稼がないといけない。稼ぎすぎれば年金が止まる。くそ。

こういうことを書くときっと「ずるい」と言われる。日本の年金は下がるばっかりなのにと。
ずるくない。長年海外で暮らして帰国してきた人間に対して、日本の社会の一部は老年になって日本に帰って、日本のいいとこどりをするつもりなのかとか、日本に横入してなんとなくずるいと思われることがあるようだ。

おばちゃんたちの米国年金はアメリカの現役世代のSS Taxから来る。老年から日本に横入して、日本の現役世代から年金分を取り上げるわけではない。反対。アメリカで稼いだお金を日本で使うことになる。

それにアメリカに移住した時は、国民年金継続支払い手続きをわざわざ探して、毎年国民年金をアメリカから払っていた。ところがその払い込みの金額に比べて、おばちゃんが受け取れる国民年金は猫のごはん代くらいの金額で、計算したらこの先40年受給しても元が取れない。いったいどうしてくれる?日本の年金基金は運用がおかしいのではないか?


以上おばちゃんたちの赤裸々な米国年金事情でした。

関連記事

アメリカの年金を申請する

アメリカの年金をもらう-2

アメリカの年金をもらう-3

年金通知が来た~

米国年金 番外編

年金生活と税金
年金生活で牛丼を食べる

アメリカの年金をもらうー4

ナメクジの法人化

アメリカの年金 日本で暮らすー5

  • footer