米国年金をもらうー7ついに入金

1月16日も外れ。週明けも年金の入金がない。
おじちゃんと二人で、推測してみた。

SSAが送ってきた年金決定通知は2月の3日までに振り込むと書いてある。15日を外したとあれば、アメリカがやりそうなことは自分で決めた期限のギリギリに振り込んでくるのではないか?
3日か、時差でいうと4日か?

3日の朝、銀行をチェックすると入金があった。やっぱりのう。
レポート提出期限ぎりぎりの生徒みたいなことをしやがって。待機分の入金の影はない。そのうちおじちゃんの分のStatementが先に届くのだろう。ヤレヤレだ。何千回ヤレヤレを言ったことか。レートは129円80銭くらいだ。

待機分の一括入金があるまで安心はできない。SSAでだれかがミスするかもしれないからだ。電話をかけて10日待って届かなかったら,もう一度電話をくださいというのが定番だな。
とにかくStatementが届かないと確定申告ができない。


Statementの数字はドルだ。当たり前だが。
去年の2022年分に振り込めば12月のレートは132から131円だった。2月に振り込まれた当日のレートがどうなるかわからない。
確定申告では2022年分の振り込みのはずが23年2月の為替レートで振り込まれるはずなので、
Statement上月の換算レートではない。日本の税務署に突っ込まれたらどうするか?
アメリカ政府のやることでっせ?文句ならアメリカに言ってくれまへんか?

2月3日アメリカのForm会議が終わって雇用情勢は予想より良好だと結論された結果、またドルが130を超えた。やはり1月最初の週の127円に落ちた時に円からドルにもっと戻しておけばよかった。


おばちゃんたちの年金生活リスクはインフレではなく為替レート・リスクである。円高に振れると円受給の額が減る。その時は手持ち円をドルに換えてリスクヘッジをするつもりだから、資金は円ドル同じだけ持っていたい。しばらく130円前後でもみ合いになるだろう。

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8月に申請して、12月に年金額決定通知が届いて2月の3日までに支払うと書いてあった。
米国内の年金支払い日は15日らしいから、日本への振り込みも15日?時差を考えると16日あたりになるのではないかと予想していたのに、銀行からは一向に連絡がない。

15日も16日も週明けも電話がなく、みずほをチェックしていたらすでに12月の頭にひっそりとミジンコのような額が振り込まれていた。さらに驚くべきことにはベイコクネンキン(シティバンク)振込人とある。

あら?Citybank経由?
日本の銀行にはtransaction #さえついておらぬようだ。おばちゃんは みずほに電話をかけ、振り込みの詳:元のドル金額と当日の為替レートその他transactionの詳細がわかるかどうかを聞いた。

紙の振り込み清算書などがついていませんか?
それがあるくらいならそもそも電話をしない。それではこちらではわかりかねますので、振り込み元の銀行に聞かれてはいかが?と言われてしまった。

日本のCitybankの個人用カスタマー・サービスが調べてくれるとは思えない。それでSSAのページをまた漁った。
すると、年金のDirect DepositはワイヤーFeeを取らないと書いてある。また、海外在住者への支払いの場合は、その国のアメリカ系の銀行を通すと書いてある。はあ~ん、だからCitybank経由なのか。

振込当日の為替レートをどう計算してもアメリカ側の$30、日本側の3000円はひかれておらぬようだし、為替手数料も引かれていないように見える。これはありがたい。とにかく数字だけなので、その他の手掛かりは全くない。

第一回の振り込みは額が少なく、まさしく大使館の担当さんが言ってたようにおばちゃんの就労年金のように見える。おじちゃんの年金の支払い時にはSpousal payment扶養者年金に代わる予定のはず。そんなにうまく切り替わるか信用していないのだが、。


何せ銀行が間違ってハーフミリオンを振り込んだり、リファイナンスのローン残高は大抵間違っていたり、新築の家は必ず雨漏りする国である。スムーズにいけば奇跡だわ。

なおも日米のいろいろな情報をあさっていると、おばちゃんはついにある解決策を見つけてしまった。
みなし繰り下げ年金一括受給制度」である。これを使えば、おばちゃんたちは今年働けることになる。

繰り下げ年金一括受給とは
年金の受給を65歳以降に繰り下げすることにして、もらわないでいる間に資金が必要な事案が発生し、繰り下げを取りやめてそれまで待っていた期間の年金を一括してもらう方法である。


繰り下げの間の増加金額は無効になるが、待期期間の年金をまとめて一括でくれる。しかし、その年金分は実際には65歳+アルファ年分であるので、該当年の確定申告をし直さねばならない。そこで所得税が発生する。しかしおばちゃんたちには一切発生しない。なんでかというと2022年は夫婦でプーだったからだ。

おじちゃんが去年8月に申請して、実際支払われるのは今年の2月以降になるのだが、待っていた待機分の4か月から6か月分が一度に入金される。今年の収入と算入すると今年の収入と税金分が高くなり、さらに働けば限度額に近くなって、年金が停止される。それは嫌だ。
おばちゃんたちは2022年度は遊んでいたので、2022年度分の所得税額はがら空き。2022年度分に回せばすべて美しく解決!

これこそ、まさにおばちゃんが望んでいたことである。

折にもまたSSAから通知がとどき、それはおばちゃんの2022年分の年金支払いStatementであった。これは納税用の清算書であろう。22年度で3桁の数字しか書いていない。その数字は、12月頭にあった振込額の3.5倍くらいで8月からの3か月半分とすると計算がだいたい合う。詳細もなにも書いてない。数字だけ。
むろん振り込みさえもまだだ。3桁ドルだけ。

念を入れるために税理士事務所に相談予約を取った。おばちゃんたちは2月に入る待機分2022年度分の入金が入れば確定申告を行って、去年22年分も税金ミニマム、今年23年は夫婦でボケない程度に働くことができて万歳である。
はよ来い。

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