Thinkpad バッテリーの換装

Thinkpadのバッテリーがヘタっている。
Amazonではリチュウム・バッテリーの海外発送は嫌がる業者が多かったので、Ebayでコンパチのバッテリーらしき型番を落としたのだが、実際に合うかどうかは換装してみないとわからない。

中国人の業者はOK,ok, No problemと言いよったが中国人のNo Problemはあてにならないので、返品返金OKを確認しておいた。春節前に届けられるかも、って言ったくせに春節がとっくに終わった先週に届いた。コロナ バリバリの中国からのパッケージであるから開けずにアルコール消毒薬をシュッシュしてひっそりと風呂場に置いおいた。

当日外装の段ボールだけ切れ目を入れコンピューターとバッテリーをPCデポに渡した。
日本製ではないので届いたバッテリーが実際合うかどうかわからないけど、換装お願いね?!
しばらくたってPCデポの受付おじさんは、裏蓋を開けたThinkpadと替えバッテリーをしずしずと持って帰ってくると、確かにバッテリーはオリジナルの型番と同じように見えますが、、、このピンがついてるんで~~~~。と指さして言う。

バッテリーの右から6ピンか8ピンの細っそいケーブルの端が本体に刺さってる。
で?とおばちゃんが顔を上げると、
このピンを抜かないといけないんですが?
そらそうだろ。
おばちゃんはピンセットを使って抜いて刺すようなラップトップの細かい仕事が苦手なんで、PCデポに来たんだが。

このピンを抜いて、新しいのを刺すときつぶしちゃうと本体がダメになって起動しなくなるかもしれないんですぅ~~~~。
バッテリーの接続はできなくなるだろうが、本体が立ち上がらなくなるかどうかまではいかないと思うが、要するにPCデポは壊したといわれたくない。責任持てませんと言いたいわけね。

やらなければバッテリーを買った意味もなくなる。
バックアップは今朝とったからやって!起動しなくなったらそこの中古のThinkpadを買うから。ドクターに「胆石を切って」と同じノリで“やっちゃって”と言った。

修理部屋にいるのは昔からのコンピューター小僧改めコンピューターおじさん達で、ほっそいピンの抜き差しなど毎日やっているに決まっている。
ただ、Thinkpadの純正ピンを見て嫌~な予感がしたのだろう。
純正品だらけのPCっつ~のは汎用品で代用できないから困ったものだ。DellとかSonyとかね。嫌~な予感というのは10回に1回は現実になるので、ピンをつぶしてコンピューターを壊してお客さんがごねたら嫌だなと思う気持ちもわかる。

おじさんは修理部屋に戻っていき、おばちゃんは中古PCの在庫を観察した。
安くなったもんである。新機を買うには2500ドルは覚悟したもんだった。自分でパーツを組んでもそのくらいの総額になったからOS自体も高かったし。
それが今では片手でそこそこのスペックが買えるのだからコンピューターショップのビジネスは難しい時代に来ている。
多分、新品1台売って粗利は15%くらいではないか?PCデポがサブスクリプションの契約に走って、批判されるのもよくわかる。

10分ほどでおじさんは戻ってきて、では電源を入れます。
愛機は無事立ち上がっておばちゃんは拍手した。えらいわ~。素敵~。ほな、おいくらでっか?
換装は5500円で済んで、バッテリーも60ドルだったから買い替えずに安くてよかった。ヤバそうなことがするすると済んでおばちゃんほっとした。こういうことは日本はスムースでありがたい。

これで商工会議所のコンピュータークラスに持っていくこともできるようになった。
プログラミングはスクラッチしかないから、子供用でも我慢してのぞいてみるか、それとも日商英語検定2級クラスを冷かしてみるか?

日商2級のビジネスレターのサンプルを読んだら、重要度の低そうなIssueをまどろっこしい遠回しな英語で書いてあったので笑ってしまった。しかし、5年以上も英語を話す機会がなくて、頭の回路が日本語専用に変わりつつあるので、英単語が出にくくなってしまった。綴りは恐ろしいことになりつつある。

コロナでいろんな集会の制限がなくならないとおばちゃん英語もダメになりそうだ。

関連記事

関連記事
寝た子を起こすーその1

寝た子を起こすーその2

Thinkpadのバッテリー換装

おばちゃん就職を目指す

崖っぷちの人

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
ブックマークする パーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • footer