ロースト・ビーフ

胆のうを切除しちゃったから油ものを食べて七転八倒ということはもうない。ありがたい。
バターやクリーム、牛肉を我慢していたのでたまにはがっつり肉をたべたいと書いたのだが、日本の肉は高い!

薄切りではないです!って8ミリくらいの厚さのステーキ肉を売っているが、フライパンで上下を返したら確実にウエルダンになってしまう薄さ。これはステーキとは言いってはいけない。

近くの肉料理が人気のレストランがあるのだが、ランチにお勧めのロースト・ビーフ丼をオーダーしてみた。
日本の皆様には怒られるかもしれない。が、ご飯の上に上っていたのはロースト・ビーフではなくて“肉のたたき”であった。
直径7~8センチくらいの牛肉の周りを焼き付けて、薄切りにしたもの。火が通っているのは外輪せいぜい1,5センチで真ん中はほとんど生肉に近い。

いっそ自分で焼こうかと思ってもスーパーに塊の牛肉がない。
ロースト・ビーフとして焼こうと思ったら最低2キロ/4Lbはいる。スーパーの肉売り場でパックされているのはレストランよりさらに細い直径4~5センチの牛肉である。これではローストビーフは作れない。オーブンで焼いても中心はピンクにするには外は固くなりすぎ。だから肉のたたき風にするしかないのだろう。

アメリカではステーキ用肉と塊ばっかりで、すき焼きとしゃぶしゃぶ用の薄切りを探し回るという苦労があった。ならいっそ塊なら塊を料理するしかないじゃん。
というわけでサンクスギビングやクリスマスにはローストビーフを焼いていた。涼しい気候のほうがローストビーフは合うね。

ローストビーフを作るためには3日かかる。
まず2キロ以上の柔らかそうな牛肉を買う。
塩とガーリックパウダーと黒コショウをまんべんなくまぶす。
ペティナイフであっちこっち突き刺して、スライスした生のガーリックを差し込む。
特大のジップバッグに入れてオリーブオイルをたらたらと流し込む。
ついでに“美味しくなぁれ!”と両手で袋ごともみもみする。ジップバッグの空気を抜いて閉じて
そのまま冷蔵庫で一晩寝かす。

次の日に冷蔵庫から肉を取り出し室温になるまでカウンターに置いておく。
高温で焼くのと低温で焼くのと2通りあるのだが、おばちゃんはいつも高温だった。
手をかけるならフライパンで肉を転がして焼き目を付けてからオーブンに入れてもいいが
そのままオーブンの中段に入れてもさほど結果は変わらない気がした。

焼く時間は1パウンドにつき20分。これはきっちり守った方がいい。
オーブンによっては上火がきつかったりするからその時は白菜かキャベツの葉っぱを一枚のせる。2キロなら1時間20分でオーブンから出す。
粗熱が取れるまでキッチンカウンターに置いて触らない。

焼いた晩に切っちゃったら美味しくない。
ロースト・ビーフは一晩寝かさないとうまさが出ないのだ。
その日に肉を食べるならステーキを焼いたほうがいいよ。
カウンターの塊の肉を見ながらぐっと我慢する。
そして、できれば肉の周りをアルミ箔でぐるりとくるんでキッチンカウンターに置いておく。冷蔵庫は脂が固まり冷えすぎるからよくない。だから涼しい季節に作る方がいいのだね。

3日目の昼か夜はいよいよローストビーフを食べるとき。
オーブンから出したときに肉から出た肉汁は取っておいて、トマトペーストを入れたりしょうゆを足したりしてグレービーを作っておく。

分厚くスライスするより薄切りにして口の中で肉がほどけ、肉のうまみとミルクの味を楽しむのが好き。
肉を一晩おくことで初めて肉のうまみが出てくるのだ。焼いたその日は切っちゃダメ。

おじちゃんは罰当たりで、一応口をつけるが次の日のサンドイッチの方がよく食べる。
シーザース・パレスのブッフェは何度もお代わりするので、Ralphsで買ったランクなしもも肉と私の料理では今一ということかい?

ただ、ブキャナンは7~8キロありそうなA5ランクの飛び切りの肉をローストしているのだが、ホリデーシーズンであまりに客が多すぎると、一晩おいた肉なんかあっという間になくなってしまい、オーブンから出した熱いローストをスライスして出すことがあ。もったいないなと思う。
これだけの肉なんだから一晩寝かせればどれだけ美味しいか、と言いつつ完食したりして。

競輪選手の太ももくらいある適度に脂がのった柔らかいロースト。
ディナー皿より大きそうなスライスは周りはこげ茶で中心にいくにしたがってバラ色のピンク。Ralphsと違ってどこにも筋がないお肉はふわ~と口の中でとろけていく。

この辺地方ならお肉屋にロースト用特注ということになるのかしら。一体いくらかかるのさ。でなければCostcoまで高速で飛ばして1時間40分。肉が買えてもうちのアイリスオーヤマのオーブンは小さすぎる。丸のチキンで2時間かかったりするから。

日本は何でも美味しいけど、”塊の料理”は海外のほうが得意だ。

日本の消費税

絶対におかしい消費税! 
税金の基本は「富める者」から徴収して「貧しき者」に分配すること。赤字の零細企業に支払いを義務付けているのに、輸出大企業には莫大な還付金が!
元静岡大学教授で税理士の湖東京至

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7efeb23f91f12ed688563e5d2c7f1bc3200db5e

引用ーー

なぜ「消費税」が悪法なのか?
湖東ー 消費税は、「輸出企業への優遇税制」なんです。

税の基本概念とは「富める者から、苦しんでいる者への分配」です。
消費税の本質は「輸出企業のための超優遇政策」だった

湖東―― 消費税は、赤字の会社からも「無理やり税金を徴収」するものです。そして輸出企業には、史上最高の売り上げと言われた年にも「還付金」を支払っています。

消費税の本質は、「輸出企業のための超優遇政策」です。赤字企業は税金を納めるのに、輸出企業は「海外で売った分だけ、消費税の還付」を受けます。

そのため、トヨタ自動車のある豊田税務署は、トヨタに支払う莫大な還付金のために赤字で喘いでいます。税の基本概念は「富める者から、苦しんでいる者への分配」のはずなのに、今は逆に「苦しんでいる者の税金を、富める者に差し出す」という状況が続いています。――引用
                 ――――
おばちゃんは、この記事を読んで目を疑い自分の頭を疑ってひょっとして自分はパラレル社会主義国・日本に帰国したのかと思った。日本の常識がずっぽり抜けているので、この元静岡教授の意見が日本の常識として通るのかそれすらわからない。一体頭がおかしいのは元静岡教授なのかおばちゃんなのか。

まず、おばちゃんの理解としては、国が組織として国の経営をするためには金=税金が要る。そこで所得税や固定資産税や相続税や贈与税をとって国民に必要な行政サービスや福祉や保険制度を経営しているわけだ。足りなければ増税して帳尻を合わせる。昭和の末に税源として目を付けたのが消費税。

だから租税を納めるのは、貧しいものを助けるためではなく国が国として成立するために必要な税制度だ。違うだろうか?

湖東先生の解釈――税の基本概念とは「富める者から、苦しんでいる者への分配」ですーーは日本人全体の解釈なのか?まるで社会主義の税原理みたいだが?

さらに湖東先生が言うところの消費税の本質はーー「輸出企業のための超優遇政策」ですーー
そうなのか?おかしくないか?

物品の売買で消費税をとるのは世界の税制としても普通。なぜなら、経済活動で企業からまんべんなくとれる税で取りはぐれがない。国が一番かっぱぎやすい税であるから。
湖東先生の解釈では“消費税”は赤字で苦しんでいる企業からも容赦なく取り上げられるまるで“所得税“のような扱いではないか?それは違う。

おばちゃんは十何年、アメリカで消費税を支払う立場だった。
毎月、売り上げと消費税を州に報告し消費税を“払う”。SalesTax Returnという。


なぜ税を「Return」と言うかというと、消費税=Sales Taxはそもそもマーチャント、商人・企業のものではないからだ。消費税は商品サービスに州の税を乗せて消費者から受け取る。税は発生した時から州のもので、マーチャントは単に消費者から税を一時預かり、州に”返す“一時預かり”の役割をしているだけ。だからReturn=返す。

この一時預かりの税をマーチャント・企業の収入と考えるなら、それがおかしい。
一時預かりの税を州に「返さず」自分の懐に入れてしまえば盗人だ。州は自分の税を盗んだ盗人は許してくれないからどこまでも追っかけてくる。アメリカで企業をやっていた人間ならだれでも知っている。
客から預かった消費税は自分のものではない。

ところが湖東先生はまるで消費税が企業の売り上げ・収入のようなみなし方をしている。正気か?と問いたい。企業が赤字だろうがなんだろうがそれがどうした。預かった消費税と自分の売り上げは別に考えねばならない。“消費税の支払いを義務付けている“のは当たり前じゃないか。

さらに州外、国外に売るものは消費税の対象外だ。
これは日本でも同じだろう。中国人観光客がデューティ・フリーで買い、あるいはレシートをもって税の還元を受けるのも例外だからだ。

もし、トヨタ自動車が海外輸出車に対して日本の税務署に消費税を支払っているなら、そもそもそれがおかしい。それでも日本の制度上一応、輸出用の消費税を払って、それから払った管轄税務署から消費税の還付をしてもらうなら理屈にあう。輸出用車に日本の消費税支払いを適用するほうがおかしいのだ。

それを湖東先生はーートヨタ自動車のある豊田税務署は、トヨタに支払う莫大な還付金のために赤字で喘いでいます。-と書く。おっさん大丈夫か?
日本では税務署が赤字であえぐのか?

おばちゃんはさっぱりわからない。
貧乏人=正義、消費税を払えない企業=正義って変!
どこの国でも消費税はマーチャント・企業の収入ではないぞ。
絶対におかしい!のは先生の頭かもしれない。

さらに記事を読むと、驚愕の事実が書いてあった。
日本の企業で消費税を支払うのは年に一回で、その額は

―引用「1年間の総売上高×10%」から「1年間に仕入れた額×10%を引く」。そこには、物品の仕入れだけではありません。工場の建設費とか、クルマを買ったとか、社員のユニホームを買ったとか、家賃を払ったとかいろんなものをみんな引けるんです。それが1年間に納める消費税額になる。――引用

えっ!!!!
である。なんでそこで経費を引く?!

引用――さらに例えば、お店を新築するときに工務店にたくさん払ったとすると、「払った分は引ける」わけですから、その年は「消費税を国に納めなくてもいい」ということも起こるわけです。我々が払ったものは、そっくり税務署・国にはいかないのです。「消費税」は、「消費者とは無関係」の税金なんです。

それを裁判所に訴えた人がいますが、その判決に「消費者が払っていると思っているのは錯覚ですよ。あれは“消費税”という税金ではありません。あれは“物価の一部”です」と言う内容が書いてあります。
つまり、値引き販売ならぬ「値増し販売」なんです。–引用

これは「消費税」の看板に偽り。
政府が導入したときからこの「消費税」はただの「カサまし」だったのか、政府はいったい何がやりたかったのか?設備投資などができる企業が有利なら、何も控除できない小企業は不利。

引用 湖東―― いろいろ勉強させてもらって、消費税っていうのは、ものすごく悪い税金。こんなに悪い税金が世の中にあってはいけないということ。今、世界では広まっている税金なんです。ところがたった1カ国、アメリカだけがやっていない。アメリカは、確信的にこの税金が悪いと指摘しているんです。―引用

またまた えっ!である。
アメリカが消費税を導入してない。何度読んでもそう書いてある。おばちゃんが毎月州に支払っていたSales Taxはありゃなんだったのか?
うん?湖東先生は「アメリカ」はって書いてあるな。国Federalとしての消費税Sales Taxは確かにない。ただ、州ごとに消費税はあるぞ。ない州もあるが少ない。
そして消費者に売る段階の小売り消費税だ。

現在の日本の消費税は製造業の製造過程から消費税を適応していて、出荷時に支払わねばならない。相手は最終的な消費者個人ではないのに。この消費税を導入する際に法人税を下げて、控除ができる大企業がさらに有利になったと。

―引用―日本では、社会保険料などは負担金の上限が設けられています。高額所得者は所得全体から差し引かれる割合がドンドン減り、逆に社会の中間層や平均賃金以下の人の社会保険料や税負担は増えていく。所得の低い人が、非常に重い税負担に喘ぎ苦しんでいますー引用

消費税は高所得者でも貧乏人でも同じ金額だけ取られるので、格差が広がるというのは確か。ただね、日本では企業が内部保留をたっぷりため込んでいるかもしれないが、大企業の従業員が軒並み高給取りというわけでもない。

裕福層には社会保険料の上限があるといえ、例えばおばちゃんの町の健康保険料の上限は65万円だ。おばちゃんは目を疑って、「年額」だろうと思ったが「月額」だった。自営業で高額所得者は毎月65万円 年額780万円までは保険料を払わせてあげようというありがたい町の制度。住民税も同じく半端なく高額。

老後を豊かに暮らそうとせっせと働き年金受給を70歳まで遅らせて、悠々自適に生活できるはずが、年金収入が多くて520万/年 住民税・健康保険料が超高額、さらに医療窓口負担3割で毎月どばどば社会保険料が出てゆくドツボにはまった引退老人の記事を読んでしまった。
75歳男性の「老後の暮らし」を“崩壊”させた、年金「繰り下げ受給」の落とし穴――
https://news.yahoo.co.jp/articles/9db7106176686d0dfbc2df3c19f3b927b3e153b9

コロナと病気入院治療で気が付いてしまったが、日本で本当に有利なのは資産を持って、しかも収入が最低限の人だ。これが一番悠々暮らせる。老人になったらもうそんなに物を買わないのだ。

湖東先生が言うように消費税は廃止して、税の基本概念に基づいた税法に戻すべきかもしれないが、実際の下々の暮らしにはあまり影響がなさそうだ。中途半端に稼ぐのが一番税金を取られる。

ちょっとぐずぐずになってしまったが、結論は:日本の消費税はまともではない。

破産者マップに思う

日本の破産者マップが数年前オンラインで初めて登場したときは発想に驚いた。
下世話な好奇心というのは誰にもあるので、無料サイトならきっと閲覧が殺到するだろうと思った。
破産者マップがYahooニュースのヘッドラインになり、アクセスが集中してサーバーが一時停止するなどしてから、勧告によりあっという間にサイトの運営自体が停止したので、それでまた衝撃だった。

世の良識ある人が目をひそめたのは、自分の地域のどんな人が破産したのか見てみたいという下卑た好奇心が人にあって、それがはしたなくも日の下に誘い出されてしまったこと。
破産者側にとっては「破産」という経済苦境の記録を暴かれて周囲の人や社会から偏見?の目で見られることになった、、という事件だと思う。

下種な好奇心は誰にもあるわけで、これはひとまずわきに置く。
おばちゃんが不思議に思うのは、日米で個人情報とパブリックレコードの判断と扱いが違うこと。


政府の広報に公告」する情報が「パブリック・レコード」であることは間違いない。それでいて公告の情報をコピーしてサイトに載せたら、載せられた破産者の個人情報を保護するために政府がサイトの閉鎖を勧告する。矛盾といっていいのではないか。
世に知らせるために「広報」が「公告」する。秘密であってたまるか。

日本における個人情報と公共の記録の定義を追求するのは面倒くさいので、手っ取り早くアメリカ社会で公開されてしまう個人情報を種類を載せてしまおう。
アメリカはアメリカじゃないか、というあなた、まずどのくらい違うのか見てみよう。

カウンティや州・政府などが直に検索サービスを提供している場合もあるし民間で複数の情報を一挙にまとめて出せる場合もある。すべて合法サービスである。無料もあるし手数料を取ることろもある。

アメリカでは破産や交通違反も犯罪歴も自宅の購入金額は秘密ではない。
まず最初の画像はカリフォルニア州のカウンティのパブリック・レコード検索サイト、2番目は民間の検索サイトである。
検索できる情報はカウンティでは犯罪歴、結婚・離婚、自宅財産、職歴

民間のサイトは過去に住んだ住所、関係する家族親族、ソーシャルメディア、交通違反記録、犯罪記録など、、。

特に交通違反と裁判記録を調べるときは、自治体カウンティの検索サイトから直接調べられるし正確。昔はタダだったが今では一度使用者登録してカード決済で払うようになっている。おばちゃんはビジネスを経営していたから、商売相手や従業員を雇うときには調べることもあった。アメリカではこれらの個人情報は秘密ではない。

友人の夫は過去に破産をしたことがあったが、広報に載るから社会的に秘密でないので調べれば出てくるのは当たり前のことなので、特に隠すこともなく聞かれれば言う。
ごまかしが少ない風通しがよい社会である。アメリカに住んでいる人間もこれらの情報が秘密であるべきとは思っていない。

破産記録が公になったから(公告の時点で公なのだが?)隣人や会社の同僚や取引先から差別を受けるかというと、
銀行?とっくに記録は持っている。クレジットヒストリーももちろんとれる。
破産?それがどうした。今は立ち直っているのだろう?という社会。

戦時中、アメリカの情報機関が日本とイタリアに潜入して情報収集にあたったがイタリアでは誰もがなんでもしゃべるのでどれが機密情報か分からず、日本では誰も何も言わないので情報が収集できなかったという笑い話だか実話かあったという。

アメリカでは子供が生まれればソーシャル・セキュリティ・ナンバー(社会保障番号SSナンバー)をとって、教育、クレジット・ヒストリー、医療記録、犯罪記録などすべて紐づけられ記録されていくから何かを秘密にして隠しておくこと自体が難しい。

こういう社会から帰ってきて日本の破産者マップが個人情報の保護のため運営を停止させられたという事実に驚くし、この度また運営を開始した新・破産者マップはアメリカにサーバーを置いて、破産者が自分の個人情報をサイトから削除してほしいなら6万-12万ビットコインを支払え、というサービス内容なのでおばちゃんも日本社会はまた仰天である。

ニュースによればサービス停止を求めるためサイトを提供しているホストに通知するも、運営者の情報開示を拒否している。このサイトのサービスは現地の法律では規制されていないので(その通り)、情報を開示せよと要求する場合は裁判所命令を提示されたいと返答している。

おばちゃんにしてみれば、相手が裁判所命令を提示してほしいと言っているので、日本側が提示すればよい。サービスのホスト提供をしているだけなので、アメリカのビジネスは裁判所命令があれば従うだろう。ただのビジネスよ。日本側はしかるべき手続きを踏めばよいのだ。

この新・破産マップが機能するのは日本だからだろう。
アメリカなら、破産記録?それがどうした、リストから削るのに金を払え?公の記録に載っているのにマップからだけ削っても意味ねぇし。馬鹿じゃねぇ?
オレオレ詐欺もアメリカでは成立しないのだ、誰も金を払わないから。

経済的苦境にあった人が破産制度のおかげで仕切り直しのチャンスが与えられるのは幸いだ。いろんな理由があるにはせよ、金を貸したほうにはチャラにするという不利益を被る。200万円300万円の借金がチャラになるのにペナルティがあるのは当然。広報に公告というのはその一つ。

日本人の破産者の皆さん、こんなサイトに金を払わなければよい。
周囲に知られてつらい?過去についてあれこれ言われるなら、そんな環境から移住しよう。マップは掲載の個人を追跡していたりしないし。

400万円を人からたかって日本から脱出した人がいる。Yutub動画で何方かが反対者のおおよその数を概算したが、その数8000万人。8000万人から叩かれながらケロッとしている小室圭を見習おう。

日本の安全神話はどこから生まれるか

ジャーナリストの桜井よしこ氏が10日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」
桜井氏は警備について

「基本的に要人の安全をどう確保するか。安全保障につながる問題だと思うんです」とし「私たちの国は安全だと定評があります。安全だという性善説に基づいて警備態勢を組んでいるわけです。だけれどもそうではないんだと」としー中略ーこういう態勢そのものを見直す時期なんだろうと私は思います」と提言していた。

 その上で「あまりにも安全だということを大前提にした国家的な緩みがあるんだろうと。私はそこにものすごい危機感を感じています」

その他メディアによれば、国民の声のほとんどが警察警備へのゆるみ、SPの不手際、警備の穴など批判である。おじちゃんとニュースや動画を見ていてこれらの批判になんだかなぁ、と思う。

日本が安全な国で危機意識が薄いというのは間違いない。その通りだと思う。だからこそ起こったのだと思う。


暗殺や銃撃などはテレビの中の話。現実で起きると想定していない社会だから起きてしまった。20年間要人襲撃のヒストリーがないようだ。
銃で襲撃・暗殺は「お話」だと思っているから、東京だろうが地方だろうが、襲撃防止の訓練を真剣に実施されていなかったのだろう。

これが海外からの賓客=お客さんだったらもう少し真剣に下準備をしていたかもしれない。日本人だけの身内で起こる身内の選挙だったから。

あなたの隣に銃を持った襲撃者がいたときはどのように行動するか?もしこんなテレビ番組が流れたら日本人のあなたは真剣に見るだろうか?

日本で銃を扱うのは警察、自衛隊、やくざである。
一般国民の自分は、犯罪にも無縁だし銃が自分の人生に登場することはないと思っている。

アメリカでは小学校で訓練があると思う。
住んでいた間は、もし外で「パン」と音が聞こえたら、しゃがめ。と頭の片隅にいつも警告が潜んでいた。

起業した後は壁に鏡を張り、ドアに背を向けている時も誰が入ってきたかわかるようにしていた。セキュリティカメラはビジネスにも自宅にもつけた。銃を持った強盗が入ってきたらどうするか、常にシュミレーションをしてた。


信号待ちはもちろんガスステーションで給油をするときも車のドアはロックする。道を歩くときはさりげなく後ろを観察してだれがいるか確認しておく。バッグは絶対体から離さない。長く住んでいれば意識せずにできるようになる。

社会も用心している。
銀行の窓口には金属の格子とアクリル板がはまっていたし、強盗に襲われてガードを置くようになった支店もある。
ベンダーマシンは絶対屋外にない。小銭だろうが自動販売機ごと盗まれる。自動ドアはほとんどない。銀行などは窓口時間外には自分のカードを入れないと入れない。

そういう危機を感じている社会の状況があって、警官は躊躇なく発砲するし、SPの警戒態勢はアクティブだ。一般国民にもテレビ番組ではお役に立つコーナーこんな時はどうするか:銃を持っている人がいるとき、寝ているときに泥棒が入ってきた時、。対処法などをレクチャーしてくれる。子供を守るために送り迎えは必須である。日本に帰国してきた時はおじちゃんとおばちゃんの背中には目があったよ。

そして、日本の人の無防備さに驚いた。
バッグをその辺に置く。電車でぐっすり寝る。車の中にショッピングしてきたばかりの物を見えるように置く。歩く時も建物に入る時も後ろを見ない。多量のキャッシュをお財布に入れている。高価なアクセサリーを身に着ける。

日本?いや日本人は危機管理が無い。SPは何をしていたと!憤懣を漏らすほとんどの日本人の背中は、がら空き。


日本の住居のドアはほとんど外開き
ドアの開閉のコントロールを外部の人が持つ。これは危険。テレビ番組で一般住宅のリギングが放映される。ソファの背がドアに向いている。ソファや椅子はドアに背を向けて設置しない。商品とお金が入った自動販売機はそこらじゅうの道端にある。窃盗の誘発をしている。

日本ではなくて、警察ではなくて、日本人全員が危機感を持っていない。
そういう背中がら空きの日本人が警察警備のミスを警備の緩みと糾弾する。
なんだかなぁ、とおじちゃんと目を見合わせるわけ。

山上容疑者の手製の銃の発射音はズドンと重い。
おばちゃんは初めて襲撃動画を見たとき銃声とは思わず、なにかが爆発したのかと思った。ハンドガンの銃声はもっと軽く乾いた高い音がする。だからズドンと重い音は爆発だろうか?そう思ったから、現場の警備もなんだろうと1秒くらい戸惑っても仕方がないと思う。

これがアメリカの事件なら、銃撃の現場はみんなしゃがんでいるだろう。安倍さんの場合は、日本人みんな突っ立っていた。その場を動いている人はあまりいない。現場の日本人でさえそれが銃撃だと理解していなかったのだ。警官も含めて。

SPと警官が2発目の前に安部氏に覆いかぶさって「命の盾」になるべきだったと言っている。

SPは「命の盾」になるべく訓練された職業の人である。
現役の総理大臣なら2人、引退した安倍元総理には一人ついていた。これも仕方がない制度である。現役か引退か役職の重みが違うから。現場のSPはやはり状況の理解に困難があったのだろう。

警官に「命の盾」になれというのは酷だ。
あの警備の警官があなたの夫や息子であったら、それでも命の盾になれというのだろうか?

日本の警官は不用意に銃を一発撃っても始末書なのだという。給料も手厚いというわけではないだろう。たった2秒の間に襲撃だと理解して、銃を抜いて応戦するか、とっさに命を投げ出して安倍元首相に覆いかぶさるか、そのような判断ができるとは思えない。

警官という職業を選んだお父さんや息子なのだ。

桜井よしこ氏は
ーあまりにも安全だということを大前提にした国家的な緩みがあるんだろうと。私はそこにものすごい危機感を感じていますー

そうか、。
銃声を聞いてもそれが銃声だとなかなかわからない無防備な日本社会と、交通違反で車を止めて、銃を腰だめにして近づく警官がいる国。犯人が銃を抜いたらすぐ撃つ警官。学校の生徒さえいつ襲撃されるかもしれないから教師に銃を持たせようとする国。自分と人を守ろうとする危機感は、危険な社会状況から生まれてくる。

ドアを外開きで建設する国で、国民は無防備でよいが警備体制だけは危機感を持たせようなんて可能なのだろうか?

日本でも暗殺史ができてしまった。不幸な事件だと思う。安部元首相の冥福を祈りたい。

闘病記さまざま

東洋オンライン記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6d83e1b02ef2c4340eda97d900256cec87c5599
みづきの末期直腸がん(大腸がん)からの復活の記録―――闘病ブログ 
https://mizuki.us/

本人のプロフには2005年時点でカリフォルニア、シリコンバレーでご主人とIT企業を経営だったとある。自覚症状はあったが便秘や痔と思い医療機関に行くのが遅れた。無保険だったと書いてあるので、さもあるかなと思う。

ブログ主が宣告を受けた同じような頃、おじちゃんが勤めた会社が整理解散と決まった。加入していた健康保険を個人で掛けるといくらになるか保険ブローカーに見積もりしてもらったところ、1人$1200だった。非現実的な掛け金である。

3人以上のフルタイムがいる企業は健康保険に加入することができる、というのが法律上の建前だが、保険会社だって設立したてで利益が出ているか、企業の経歴などを審査にかけるので必ずしも加入できるとは限らない。
彼女たちの年齢が30代半ばなら保険料はまだ少なかったはずだが、会社側の保険料負担金を考えると、会社の利益が上がってきてから健康保険の加入をしようと考えていたとしても無理はない。

まず、無保険で診察してくれる医療機関を探すのは大変。
キャッシュプログラムがあるかどうか電話で聞くか、知り合いに紹介してもらうしかない。会社を立ち上げたばかりなら、予約を取ったら自分の代わりの人を手配して診察してもらう時間を作るのだ。症状が軽微なら診療の手配を考えるのも億劫。大したことがなければ大きな出費になるから。

アメリカで生きるということは親の庇護も会社の庇護もないということ。
頼れるものは自分と自分の配偶者だけ。どちらかに 「頭」「目」「足腰」に支障ができたらアメリカ生活が成り立たない、か、非常な困難になる。

車社会なので、電車なんかないし、バスは自分の行きたいところに走ってないし、自分で車を運転するから移動の自由があるのである。「頭」「目」「足腰」に異常がでたら移動の自由はない。

もしガンであったら。
生計のための仕事が不可能になって収入が減り、保険でカバーされない医療費の持ち出しがある。莫大な借金を抱えることになるかもしれない。だからガンになると自宅が一軒無くなるといわれている。

アメリカで生活する人生には常にブランB、プランCが必要なのである。
銀行口座の残高と自宅の今現在の評価額、解約できる生命保険の価値、その他金融資産と、負債の総額を常に念頭に置かねばならない。体に異常がでて就労ができなくなる、とどのようなプランBが必要か。常にシュミレーションをしておかなければならない。

一旦起業すると自分の生活だけではなく、従業員の生活も保障せねばならないのだ。
自分の体調が悪くて会社の営業ができなくても従業員の生活は保障せねばならない。2007年に甲状腺がんの疑いでバイオプシーをやった時もは、自己憐憫やショックに陥るのは贅沢であってそんな感情に割く時間もなかった。

自己憐憫、依頼心はアメリカで生きていくのには邪魔。
だから捨ててしまった。いったん捨ててしまうと拾って埃を払って又使うというわけにいかんものである。だからおばちゃんは今も可愛げがないのだ。“可愛げ、儚げ“の代わりにふてぶてしさと破れかぶれがある。

ちかごろ井上ひさしの「モッキンポット師」の一節をよく思い出す。
終戦後の貧しい日本で貧乏学生が必死で生きようとするだが、悪知恵が裏目に出る。面倒をみているカナダ人のカトリック神父である師が後始末をしなければならない羽目になる。

「助けてください。モッキンポット師。でないと僕らは死んでしまいます」と師に助けを求める。
モッキンポット師は不思議そうに「死んだら困りますか?」と問い返し、貧乏学生であった著者は絶句する。
カトリックの観念で「死」は「喪失・終末」ではない。

おばちゃんはカトリックではないが、「死んだら困りますか?」と正面切って問われたらどう答えるか。つい、商売をしていた現役に戻って、ええっと、私は今は引退したから、体の評価としては築6X年、査定額は0だな。社会的評価額も0に近いから、死んで困るのはおじちゃんだけか?

心持はどうかというと、これをやり遂げないと絶対困るというUnfinished businessesがもうない。面白そうなものがあったら挑戦するにやぶさかではない。できる間はやる。だが、やり終えなくてももう嘆く必要はないのじゃないか。おばちゃんのブログも書きたいと思う気持ちがある間は書き続けようと思う。

現在日本人の死因の1位はガン28%。
男性の3人のうち2人がガン、女性は2人に1人がガンで亡くなる。珍しい病気ではない。両親のどちらかがガン。あるいは家族にガン患者がいて不思議ではない。

ガンは宣告から時間はあるので、ある程度Unfinished businessesをやることができる。不慮の事故などで命を持っていかれるより始末のよい病気だと思うがどうだろう?

結局、ブログ主のみづきさんはアメリカ生活を切り上げて日本で闘病生活をおくられた。
保険をどうするか治療費をどうするかと考える必要がなくなってまずよかった。それでもブログのあちこちからはご本人の悲鳴が聞こえてくる。亡くなってから14年も読み継がれるのはそこに人間みづきさんがいるからだろう。自分がやったことは残らないかもしれないが、自分がいたということを彼女は書き残した。

いろいろなガンがあっていろいろなガン人生がある。みづきさんはおばちゃんの半分くらいの年齢だったのだから、まだアメリカでやりたかったこと、やり残したことがあったに違いない。謹んでご冥福を祈りたい。

Mystic Falls

おばちゃん、ブログがちょっと不調である。
この時期、雑草がすごい勢いで育つので晴れていれば草取りをしないといけない。
ついでにお隣とお向かいも。特にお向かいはおばちゃんが今入院中なので退院して来れる時には庭をある程度見られるようにしておかなくてはならない。3軒合わせると半端ない広さなのだ。

夕方庭から引き揚げてくると、シャワーとかき氷アイスとNetFlixがごちそうなのだが、この間NetFlixの穴を見つけてしまった。前も偶然同じことを見つけたのだが、たまたま起きた現象だと思ったので深くは追及しなかったのだけど、今回はしっかり再現性のある穴だとわかってしまった。

おばちゃんはVampire Diariesシリーズのファンである。
2009年当時、TVシリーズは落ち着いて見る暇がなかった。仕事から帰ってくる頃には再放送もやってないしね。帰国してからNetFlixでDiariesを初めて見てはまったのである。

原作を読もうと思って探したがアマゾンにも見当たらなくて、唯一見つかったイギリスから取り寄せたくらいだ。残念ながら原作よりテレビのほうが面白い。

Diaryは長いのでところどころだれる。
ああ、こんなところがアメリカのTVシリーズのだるさなんだよね。だから見なかったんだと思いつつ、医療系のUtube動画を別タブで見ながら耳だけでDiaryを流して、ドラマが面白そうになるとNetFlixに戻る。便利な使い方があって助かる。

NetFlixは番組からDiariesも Originalsも削除してしまった。
Fox系のシリーズは削られたりNetFlixとは相性が悪い。というわけでもう一度見たいけどもうNetFlixでも見られなくなり長らくVampire Diaries ロスであった。DVDを買うにも高すぎ。別のサブスクに移る気にもなれなかったのだが、。

で、穴を見つけてしまった。
Diaryはシーズン8もあるので、まずOriginalsをまた全部通しで見て、それからDiariesである。
NetFlixに気づかれて穴をふさがれてしまうと困るので、無いはずの番組をどう見るのか方法はかけない。

シャワー上がりにかき氷を食べながらDiariesを見ていると一日が終わってしまう。シーズン2でキャスリーンが現れたところなのでまだまだ先が長い。もうちょっとMistic Fallsで遊ばせてくらはい。

生涯学習

生涯学習」という日本語を日本語テレビやメディアから知ったのは2000年前後だったかもしれない。

コミュニティ・カレッジのアダルト・スクールでQuickBookのコースをとろうか、ヨガのクラスをとろうかと迷っているとき、日本でも教養・趣味の分野だけじゃなく実務クラスも学校に戻って勉強できるようになったのか、それはよかっ!。と思っていた。

アメリカのコミュニティ・カレッジは卒業していなければクラスを取りに戻れた。クラスが一杯とか、専門コースが違う知識クラスはアダルトスクールに登録してとることもできた。レジデンスン(住人)になれば受講料が$10/ユニットで1学期200~300ドルで実務に必要な簿記やコンピュータークラスを学ぶことができる。

仕事に必要を感じた時に気楽に大学やアダルトスクールにもどって必要な知識を学ぶことができるアメリカの教育システムは本当に役に立ったしありがたかった。。

ナイトスクールは正規の授業が終わった6時だか7時から始まる。仕事が終わってから来るからだ。生徒は本当に雑多で、太った顎髭のおっさんから30代40代あるいは昼間を取り損ねた10代の現役か?もいた。

どう見てもリタイアしただろうという白髪のおじいちゃんが、30代そこそこの先生に向かって手を挙げて
[Hi, Miss. I have a question.]
[Yes, dear. Shoot]
とか会話を聞いていると、知識を学ぶということに年齢なんか関係ない。離婚していようが子供がいようが70歳だろうが学びたいものを学んでどこが悪い!と実感できる社会だった。

弾除けの銀行の窓口のおばさんなら、アカウンティングの次にビジネスを学べばもっといいポジションに移れるかもしれない。卒業して就職したら終わりじゃなくて、この職に合わないと思ったら学校に戻って別の知識を学んで転職をすればいい。

うちの女の子にはよく言った。
金髪の男の子を狙うより学校に戻れ。1か月のネイルスクールを終了しても一生食える技術じゃないから、学校に戻れって。
アメリカの教育制度はそんな人間をうけとめてくれるから。

帰国したらプログラミングのアダルトクラスをとってエクササイズにヨガをやってみようと思った。ヨガは何とかなりそうだった。町主催のサークルで。

ところが実務に通じる簿記とかコンピューターとか資格が取れる学科学習のクラスがない。この地方にある大学や短大は社会人に解放されていない。市立短大も県立大学もあるのに。

“大学に戻る“と言うと”聴講生“とかになっちゃうわけ?出願とか選考とか合格とか、全然アダルトスクールとかナイト・スクールと違うじゃない。

日本には気楽に学校に戻って必要学科を取得できるシステムがないんだ。超がっかりである。義政者に売りつけられたな~んちゃって生涯学習なんだ。

それでもプログラミングはあきらめきれず大手の○○デポとか市井のコンピューター教室を探して片っ端から電話を掛けた。
プログラミングですか?スクラッチとかなら。へっ、スクラッチって何?小学生用のアプリ?じゃあWordpressは?うちはそういうのはやってないので。

ない。やってない。できません。

検索“コンピューター・プログラミング”でたどり着いたページは職業訓練学校であった。ハローワークで職業訓練の給付金制度に通ると取ってくれるそうだ。
まぁ、なんというか還暦過ぎの婆サマが日本の青少年の進路を横取りしてどうする。はぁ、。

そうこうしているとコロナで外出や集会自体がままならなくなった。
婆サマの脳みそは錆びつきかかってるから、できれば早めにブラッシュアップしてコンピューターを学びなおしたいんだけど。

今日は雨で外に出られなかったからぼ~っと町内会報を眺めていたら、結構大きなコラムで「パソコンサークルのお知らせ」が掲載されていた。
「世の中携帯ばっかりです(そうなんだよ携帯教室はあった)がパソコンも必要なんで(そうだそうだ!)学びたい人があつまってサークルをやってます。入会はいつでもできます。-詳細メール」

おう!ここに学びたい人がいた!なぜかおばちゃんは感激して、メールのドメインを調べてみると地元の電気屋さんだった。

電気屋さんのウエブにはパソコンンサークルのことは何も記載されていない。それでメールで問い合わせをした。

早速ですが次の会に混ぜていただきたい。(問い合わせというより宣言だったか)
そうしたらば主催者からお返事がきて、現在高齢者が13人いるのできちんとパソコンを学びたいなら教室に行ったほうがいいですよ、と返事が返ってきた。

そんなに腰を引かないで。
どのみちこの辺のパソコン教室はいずれにせよおばちゃんが学びたいクラスはないのである。
とにかく、なにか知識を学びたいと思っている人に交じりたい。気が合えば、おばちゃんが教えるほうに回ってもいいし。
7月の第一木曜日だそうだ。行ってみようと思う。

スープ&サラダ

スープ&サラダの店が日本でもできないかなと思っている。
軽くていい。
食べ放題と言ってもサラダとスープなので油と肉ギトギトにならなくて消化もいい。少なくともこの地方にはないわ。

10Mくらいあるサラダバーにトスして混ぜちゃった定番のサラダが5~6種類。単品の野菜やトッピングをそろえてもらいたい。
定番はロメインとチーズとクルトンだけのシーザース・サラダ、コールスロー系サラダ。芋系サラダ、フルーツ入りサラダ。トッピングにチーズ、オリーブの実、豆類、オニオンやフルーツ。贅沢を言うならアーティチョークとヤシの若芽とか。

スープの定番はチキンヌードル、クラムチャウダー(マンハッタンとニューイングランド味を交互で)。ミネストローネとニョッキ入りやちょっとスパイシーなトマト味風で全5種類くらい。

パンはコーンブレッドをぜひお願いしたい。めっちゃ好きなんよ。
その他粉ものはスコーンとかマフィン、ピザとか一通り。パスタは正直どうでもいい。マカロニチーズもお好きな人はどうぞと。

飲み物はソーダ・ファウンテンでOK,ただし、ダイエット・コークは入れてほしいし、甘みがついていないアイスティーがあると混ぜられて重宝する。

まず、サラダバーの起点でディナーサイズの皿をとって(日本の皿は小さい)、シーザースサラダをドンと中央に盛る。パイナップルとレーズン入りのマヨ系コールスロー・サラダを脇に二口分乗せる。トッピングでエクストラのレーズンをパラパラかける。隣のポテトサラダは一口分で十分。

サラダをテーブルに置いて今度はスープカウンターへ。
カップの半分にニューイングランド風のクラムチャウダー、別カップにスパイシーなトマト味風のスープを同じく半カップ。

隣のカーボン系でコーンブレッドをひと切れとブルーベリーマフィンを一つ(あまり甘くしないでほしい)2オンスカップに入ったホイップバターを一つ。

スープとパンをもってテーブルに帰還。いただきますしてスープを一口いただく。
で、シーザースサラダを一口。日本のシーザース・ドレッシングはニンニクの風味が薄いとおもう。QPさんにはもう少しニンニクにパンチを利かせていただきたい。

ロメインレタスは肉厚なので、ニンニクとこれでもかと入っているチーズに負けない。レタスはサクサクと歯ざわりよく。アメリカのクルトンはでかくて味が濃いのでホントはあまり食べたくない。トングさばきがうまければ、あまりクルトンをお皿に掬わなくて済む。

サラダバーの中で補充する人は大まかでけち臭くないのがいい。サラダバーのボールの中身が少なくなればどさっと補充してください。
サブウエイでもアイスクリーム屋でもアメリカは力いっぱい盛ってくれるのでうれしい。

濃厚なチーズとニンニクに舌が疲れたら、口直しにコールスローを食べる。ピリ辛のトマトスープで食欲増進。まだホカホカと温かいコーンブレッドに、ホイップバターを付けてかぶりつく。コーンブレッドはほろほろと崩れやすいので要注意だ。


ホイップバターは軽くていい。バターの風味は残っているけどカロリー半分で後味がさっぱりしている。ああ、焼きたてのあったかいコーンブレッドはどこで食べられるのだろう?

肉がなくても7分目くらいおなかが一杯になる。
最後はデザートカウンターで、ソフトクリームマシンのバニラアイスをカップ一杯とカリカリするやつをトッピングしてフルーツを若干盛って腹十分目くらい。
食べ放題なのに食べ過ぎ罪悪感が少ないし、待たなくて好きなものを選べるお気楽さ。チェーン店でいいからだれか作ってくれないかしら?

Umbrella Academy3

Umbrella Academy has come back!
やったね!シーズン3公開
おばちゃん、このシリーズ大好き。雨続きみたいだから庭に出られない代わりに見る!

エピソード1から展開がすごい。キャラクターが一挙倍増。
だいたいシーズン3っていうとパターン化が進んで予測がつくものだけど、アンブレラ・アカデミーは展開が読めないわ。意外の連続。とても楽しい。

コロナで撮影に時間がかかったのだろうか?そろそろ感染者も右下がりになっているわけだから、シーズン4.5を続々と撮影してほしい。

さもないとゲイ宣言したElliot Pageがどんど外見が変わってしまって、小さなおっちゃんになっちゃうじゃん。そのうち元彼女/今彼がどんどん体を改造しはじめたらどうすんの?ナンバー5も着々と更けてるし。

Klausのキャラも嫌いじゃないんだが、このKlaus役のRobert Sheehanは若いころブリティッシュ映画にでてた。Umbrellaではイカレたジャンキーだけど、若き頃はクリンクリンの金髪でめっちゃ可愛い外見でティーンギャングみたいな役をやってた。天使みたいにかわいらしかったわよ。

撮影するのは年の時間がかかっても、見るのはあっという間よね。それでも繰り返し何回も見させていただいてる。よくできてるから。

Jessica Jonesシリーズも推理とスリルでよくできてるよね。
ハラハラで一気に見てしまったが、その他のキャラクターのサイドストーリーのIron FistとかDaredevilになると途端にMarvelのコミック臭いアメリカン・ヒーローになってしまって最後まで見られない。パンパカパ~ン悪をやっつけるヒーローで~っすって。残念Jessica Jonesはよくできているのに!

あんまり好きだったのでJessicaを好演していたKrysten Ritterを探して他のTVシリーズも見た。今はもうNetFlixから消されてしまったけどDon’t Trust the B—- in Apartment 23 を見てひっくり返った。

タフなスーパーヒーローが、とってもスレンダーで華奢なサイコパスのB〇itchを演じていてこれはこれで面白かった。おばちゃんは極端で突き抜けてるバカも好きなのよ。子役でやってた頃のChristina Applegateとかね。Married… with Childrenの娘役。ドラマもバカみたいだったけど。

スカーレット・ヨハンソンのLucyとQueen’s Gambit ともよくできたストーリよね。実話に近いモデルがあったのよね。Queen’s Gambitの続編は出ないのかしら?

パラレルワールドの保険金

交通事故と病気のリスクはどの世界でも常にある。
不測の事態に備えて保険を買っておきたくなるのだが、アメリカというところでは、月々のユティリティの請求書やDMに傷害保険やがん保険の申し仕込みがしょっちゅう同封されている。

先月の電気代がいくらだったかをチェックすると同時に、「掛け金が月にたった2ドルでがん保険。乗り物の事故補償で月6ドル」などというキャッチのチラシをついつい読みふけってしまう。

おばちゃんもいつどうなるかわからないアメリカの生活にふと弱気が出たようなときに、申込用紙に名前を書いて返信してしまった。印鑑もいらないし。

こっからはパラレルワールドのアメリカのパラレルおばちゃんの話。
パラおばちゃんは安いがん保険につい加入してしまった。

貧乏暇なしで何とか仕事が回っていたが、ある日何気なく喉元に手をやると首の付け根に膨らみがあった。左の首の付け根の甲状腺のあたりにウズラの卵の2倍くらいの不自然なしこりがあって背筋が一瞬冷えた。

これはやばい奴。かかりつけに予約を取って診察してもらうと、片側だけのしこりは悪い印!などと独り言を言うので、パラおばちゃんはなおなお嫌な予感が広がった。
提携病院でバイオプシーを受けることになった。

検査技師は中身はリキッドに近いねと言いながら甲状腺に針を刺すので、パラおばちゃんはしこりの中身を全部取っちゃってと言ったのだが、「残念だけど、一度抜いてもまた戻ってくることが多いんだ」
そっか、じゃやっぱり日本に帰国して治療になるかなと覚悟を決めた。

パラおばちゃんは前世によほどの徳を積んだ人らしく、2週間後の検査結果はネガティブだった。かかりつけのドクターもおばちゃんに検査結果を報告しただけで、もう一度診察に来いとフォローアップも要求しなかった。

検査で一度中身を抜かれしぼんだしこりが再度パンパンに膨らんだ後、なぜか急速に小さくなり始めた。毎日多量なタンが出て、気が付いたら甲状腺はペッタンコになり2度と膨らむ気配がなかった。

パラおばちゃんは準備の良い人であったから、バイオプシーの予約の前に、加入したがん保険に電話をして、がんらしいので保険金請求フォームを自宅まで送ってくれと依頼しておいた。

こっからパラおばちゃんの記憶はあいまいになるのだが、保険金請求フォームが届いて、でも検査結果はネガティブだったので記入して返送したことはないはず。
ないはずなんだが、何故か保険会社から補償金のチェックが届いた。その額1300ドル。あて名は間違いなくパラおばちゃんの名前。

あれ?保険請求フォームは送ったんだっけ?自分の記憶に自信が持てなかった。
当時は機械のように朝起きて仕事に行き、13時間立ちっぱなしでくたくたになって帰って寝る。昨日と今日の区別がつかず、レジの前に立って瞬きをすると日付が変わっているような生活。無理やり半日バイオプシー検査も入れスケジュールに追われすぎて病気も保険金も現実感がなかった。

ちょうどパラおばちゃんの日本のおばちゃんが亡くなったという訃報を受けたのも確かこのころ。

一日の仕事が終わって帰ってきてリビングのテレビでその日のニュースを見る。リビングのコンピューターはテレビの隣で、カウチに寝そべった体を起こして、50センチ先の電源スイッチを押せばよいのだが、体を起こすのが大変、手を伸ばすのがかったるい。ひたすらだるくてメールのチェックができない。どうせ後何時間かしたら起きて仕事に行くのである。

ある晩だるい体を起こしてコンピューターの電源を入れた。そしたら、日本の父方叔母の訃報メールが入っていた。あの福々しいおばちゃんが亡くなったのか。疲れすぎた体には遠い日本のニュースがなかなか実感としてわかず、一晩寝たらコロッと忘れた。

本当に訃報を忘れたのだ。
なんかニュースがあったような気がする。何だったか忘れた。重要だったかもしれない、でも仕事は休むわけにいかず出勤して仕事して寝た。2か月くらいしてからふと訃報を思い出した。その時は遅すぎて何もできなかったが。

人間忙しすぎるととんでもないことまで記憶から欠落するようだ。
そういえば知り合いのご主人が週末ごとに日本に出張!で2か月くらい猛スケジュールが続いた後、奥さんが旦那がおかしくなったと愚痴っていた。
何を言っても忘れてしまうのだという。娘の大事な学校行事や家庭内の連絡事項や5分前言ったことも覚えていない。

今だからわかるが、そういう状態はたぶん限界を超えかけていたのだと思う。パラおばちゃんのがん保険金のチェックもそういう状態の時に届き、保険会社に問い合わせるのも地獄のように面倒で考えるのも不可能に近かった。

んで、1300ドルのチェックは裏書きして銀行に入れてしまった。
保険会社が間違いを発見したらきっと何かを言ってくるだろうし、そうしたらチェックで返せばいいし。

パラおばちゃんの脳みその3%くらいは正気が残っていたので、1年くらい保険料を払い続けてからキャンセルしたかもしれない。1年間分の保険料だって40ドル足らずだったし。

結局、保険会社からは何も連絡がなかった。今でもたまに考えるが、あれはいったいどういう間違いだったのだろう?バイオプシーの保険金だったのか?それともパラおばちゃんは死んで死亡保険金が出たのか?パラレルワールドのアメリカの話であった。


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