日本の消費税

絶対におかしい消費税! 
税金の基本は「富める者」から徴収して「貧しき者」に分配すること。赤字の零細企業に支払いを義務付けているのに、輸出大企業には莫大な還付金が!
元静岡大学教授で税理士の湖東京至

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7efeb23f91f12ed688563e5d2c7f1bc3200db5e

引用ーー

なぜ「消費税」が悪法なのか?
湖東ー 消費税は、「輸出企業への優遇税制」なんです。

税の基本概念とは「富める者から、苦しんでいる者への分配」です。
消費税の本質は「輸出企業のための超優遇政策」だった

湖東―― 消費税は、赤字の会社からも「無理やり税金を徴収」するものです。そして輸出企業には、史上最高の売り上げと言われた年にも「還付金」を支払っています。

消費税の本質は、「輸出企業のための超優遇政策」です。赤字企業は税金を納めるのに、輸出企業は「海外で売った分だけ、消費税の還付」を受けます。

そのため、トヨタ自動車のある豊田税務署は、トヨタに支払う莫大な還付金のために赤字で喘いでいます。税の基本概念は「富める者から、苦しんでいる者への分配」のはずなのに、今は逆に「苦しんでいる者の税金を、富める者に差し出す」という状況が続いています。――引用
                 ――――
おばちゃんは、この記事を読んで目を疑い自分の頭を疑ってひょっとして自分はパラレル社会主義国・日本に帰国したのかと思った。日本の常識がずっぽり抜けているので、この元静岡教授の意見が日本の常識として通るのかそれすらわからない。一体頭がおかしいのは元静岡教授なのかおばちゃんなのか。

まず、おばちゃんの理解としては、国が組織として国の経営をするためには金=税金が要る。そこで所得税や固定資産税や相続税や贈与税をとって国民に必要な行政サービスや福祉や保険制度を経営しているわけだ。足りなければ増税して帳尻を合わせる。昭和の末に税源として目を付けたのが消費税。

だから租税を納めるのは、貧しいものを助けるためではなく国が国として成立するために必要な税制度だ。違うだろうか?

湖東先生の解釈――税の基本概念とは「富める者から、苦しんでいる者への分配」ですーーは日本人全体の解釈なのか?まるで社会主義の税原理みたいだが?

さらに湖東先生が言うところの消費税の本質はーー「輸出企業のための超優遇政策」ですーー
そうなのか?おかしくないか?

物品の売買で消費税をとるのは世界の税制としても普通。なぜなら、経済活動で企業からまんべんなくとれる税で取りはぐれがない。国が一番かっぱぎやすい税であるから。
湖東先生の解釈では“消費税”は赤字で苦しんでいる企業からも容赦なく取り上げられるまるで“所得税“のような扱いではないか?それは違う。

おばちゃんは十何年、アメリカで消費税を支払う立場だった。
毎月、売り上げと消費税を州に報告し消費税を“払う”。SalesTax Returnという。


なぜ税を「Return」と言うかというと、消費税=Sales Taxはそもそもマーチャント、商人・企業のものではないからだ。消費税は商品サービスに州の税を乗せて消費者から受け取る。税は発生した時から州のもので、マーチャントは単に消費者から税を一時預かり、州に”返す“一時預かり”の役割をしているだけ。だからReturn=返す。

この一時預かりの税をマーチャント・企業の収入と考えるなら、それがおかしい。
一時預かりの税を州に「返さず」自分の懐に入れてしまえば盗人だ。州は自分の税を盗んだ盗人は許してくれないからどこまでも追っかけてくる。アメリカで企業をやっていた人間ならだれでも知っている。
客から預かった消費税は自分のものではない。

ところが湖東先生はまるで消費税が企業の売り上げ・収入のようなみなし方をしている。正気か?と問いたい。企業が赤字だろうがなんだろうがそれがどうした。預かった消費税と自分の売り上げは別に考えねばならない。“消費税の支払いを義務付けている“のは当たり前じゃないか。

さらに州外、国外に売るものは消費税の対象外だ。
これは日本でも同じだろう。中国人観光客がデューティ・フリーで買い、あるいはレシートをもって税の還元を受けるのも例外だからだ。

もし、トヨタ自動車が海外輸出車に対して日本の税務署に消費税を支払っているなら、そもそもそれがおかしい。それでも日本の制度上一応、輸出用の消費税を払って、それから払った管轄税務署から消費税の還付をしてもらうなら理屈にあう。輸出用車に日本の消費税支払いを適用するほうがおかしいのだ。

それを湖東先生はーートヨタ自動車のある豊田税務署は、トヨタに支払う莫大な還付金のために赤字で喘いでいます。-と書く。おっさん大丈夫か?
日本では税務署が赤字であえぐのか?

おばちゃんはさっぱりわからない。
貧乏人=正義、消費税を払えない企業=正義って変!
どこの国でも消費税はマーチャント・企業の収入ではないぞ。
絶対におかしい!のは先生の頭かもしれない。

さらに記事を読むと、驚愕の事実が書いてあった。
日本の企業で消費税を支払うのは年に一回で、その額は

―引用「1年間の総売上高×10%」から「1年間に仕入れた額×10%を引く」。そこには、物品の仕入れだけではありません。工場の建設費とか、クルマを買ったとか、社員のユニホームを買ったとか、家賃を払ったとかいろんなものをみんな引けるんです。それが1年間に納める消費税額になる。――引用

えっ!!!!
である。なんでそこで経費を引く?!

引用――さらに例えば、お店を新築するときに工務店にたくさん払ったとすると、「払った分は引ける」わけですから、その年は「消費税を国に納めなくてもいい」ということも起こるわけです。我々が払ったものは、そっくり税務署・国にはいかないのです。「消費税」は、「消費者とは無関係」の税金なんです。

それを裁判所に訴えた人がいますが、その判決に「消費者が払っていると思っているのは錯覚ですよ。あれは“消費税”という税金ではありません。あれは“物価の一部”です」と言う内容が書いてあります。
つまり、値引き販売ならぬ「値増し販売」なんです。–引用

これは「消費税」の看板に偽り。
政府が導入したときからこの「消費税」はただの「カサまし」だったのか、政府はいったい何がやりたかったのか?設備投資などができる企業が有利なら、何も控除できない小企業は不利。

引用 湖東―― いろいろ勉強させてもらって、消費税っていうのは、ものすごく悪い税金。こんなに悪い税金が世の中にあってはいけないということ。今、世界では広まっている税金なんです。ところがたった1カ国、アメリカだけがやっていない。アメリカは、確信的にこの税金が悪いと指摘しているんです。―引用

またまた えっ!である。
アメリカが消費税を導入してない。何度読んでもそう書いてある。おばちゃんが毎月州に支払っていたSales Taxはありゃなんだったのか?
うん?湖東先生は「アメリカ」はって書いてあるな。国Federalとしての消費税Sales Taxは確かにない。ただ、州ごとに消費税はあるぞ。ない州もあるが少ない。
そして消費者に売る段階の小売り消費税だ。

現在の日本の消費税は製造業の製造過程から消費税を適応していて、出荷時に支払わねばならない。相手は最終的な消費者個人ではないのに。この消費税を導入する際に法人税を下げて、控除ができる大企業がさらに有利になったと。

―引用―日本では、社会保険料などは負担金の上限が設けられています。高額所得者は所得全体から差し引かれる割合がドンドン減り、逆に社会の中間層や平均賃金以下の人の社会保険料や税負担は増えていく。所得の低い人が、非常に重い税負担に喘ぎ苦しんでいますー引用

消費税は高所得者でも貧乏人でも同じ金額だけ取られるので、格差が広がるというのは確か。ただね、日本では企業が内部保留をたっぷりため込んでいるかもしれないが、大企業の従業員が軒並み高給取りというわけでもない。

裕福層には社会保険料の上限があるといえ、例えばおばちゃんの町の健康保険料の上限は65万円だ。おばちゃんは目を疑って、「年額」だろうと思ったが「月額」だった。自営業で高額所得者は毎月65万円 年額780万円までは保険料を払わせてあげようというありがたい町の制度。住民税も同じく半端なく高額。

老後を豊かに暮らそうとせっせと働き年金受給を70歳まで遅らせて、悠々自適に生活できるはずが、年金収入が多くて520万/年 住民税・健康保険料が超高額、さらに医療窓口負担3割で毎月どばどば社会保険料が出てゆくドツボにはまった引退老人の記事を読んでしまった。
75歳男性の「老後の暮らし」を“崩壊”させた、年金「繰り下げ受給」の落とし穴――
https://news.yahoo.co.jp/articles/9db7106176686d0dfbc2df3c19f3b927b3e153b9

コロナと病気入院治療で気が付いてしまったが、日本で本当に有利なのは資産を持って、しかも収入が最低限の人だ。これが一番悠々暮らせる。老人になったらもうそんなに物を買わないのだ。

湖東先生が言うように消費税は廃止して、税の基本概念に基づいた税法に戻すべきかもしれないが、実際の下々の暮らしにはあまり影響がなさそうだ。中途半端に稼ぐのが一番税金を取られる。

ちょっとぐずぐずになってしまったが、結論は:日本の消費税はまともではない。

雨雲レーダー

テレビのニュースは何をやっとるか?
と、伊豆在住のおばちゃんは夕べ思った。

この季節になると毎年ドキドキしながら台風ニュースと雨雲レーダーをチェックする。

中心勢力が強いか、進路は東北か、雨か、風か?


九州方面を襲わず、南の海上から東北に向かって北上し日本上陸する台風のほとんどが静岡県を通過してゆくのである。嫌ぁ~~。

2019年の逆回り台風では、山の家が一軒がけ下に落ちた。家が接置している道路が崩落したのである。一昨年は山のいくつかの個所でがけが崩れて水道が止まり、町から給水車がやってきた。去年の6月の雨台風では熱海の土石流が起きた。

まったく、カリフォルニアに着陸したら、毎日パトカーのサイレンが鳴りまくってこれは大変な国に来てしまったと不安になったが、日本に帰国したら地震でしょっちゅう家が揺れるわ、(そうだ、伊豆は群発地震の巣だった!)
地球の温暖化のせいで台風は凶悪化して、毎年この時期は家が持つか、大地が踏みこたえられるか、サバイバルゲームみたいである。

犯罪か自然災害か、どっちが怖いか?

基本、目が覚めたらラップトップはつけっぱなしなので、台風情報のために「雨雲レーダー」を立てておく。台風が発生するとほとんど10分おきくらいで情報が更新されているので役に立つ。


カリフォルニアは毎日、お天気なのでお天気ニュースは必要がなかった。起きたら晴れだ。雨雲レーダーなんかあっても雨雲がないから無駄だろうな、といらんことを思う。

日本の雨雲レーダーはすばらしく優秀である。
一体どうやって全国の雨雲の情報をリアルタイムで取っているのだろう?

台風が接近してくると、おばちゃんの住んでいる山の上空に、雨をどばどば降らせる真っ赤っかな七味唐辛子の粉みたいな雲が凝縮していて、家の窓からは見えるのは雨足で真っ白になった山と、水しぶきを立てる用水路である。深さ40~50センチある用水路から水が溢れるようになったら要注意。

雨雲レーダーは6時間先までの予想ができる。
地図をズームアウトして伊豆半島の雨雲の濃さを観察し、早回しでPLAYをクリックすれば6時間先まで雨雲の流れがわかる。雲はたいてい太平洋上空から伊豆半島に流れてきて、富士山の南東へ向かうか、小田原方面に流れていくのである。

高校時代の友達が2県となりに住んでいる。
一昨年の雨台風の時も静岡県に台風が上陸して、おばちゃんがLineで「降ってきた」と報告すると、2県となりの友達はこっちはまだそんなではないと返事が来る。

2年前は風も吹いた。
山は地形とヒノキの林のせいで風が巻く。
南西から吹き上げてきたと思ったら、北から吹き下ろしてきてアッと思ったら東から切り込んでくる。

台風時の山のお天気ニュースは:風は全方向。北北西の風、北東からの風、南西と北からの突風。風力は3から6、たまに10。雨は横殴り、がけ地は吹上る風に要注意。と、こうなるだろう。

雨雲レーダーは真っ赤と紫色ばっかりになり、4時間ばかり耐えていると雲の色が緑になって、ところどころ切れ目が見えてくる。台風と雲は日本列島の内陸方面に流れていったのだ。

2県となりが防風雨圏に入り友達に「そっちに行ったよ~」とLineで伝えると「あ~、雨がひどくなってきた」と返事が来る。なかなか便利な世になったものだ。――2年前。

昨日の伊豆で雨が一番ひどかったのは午後2時くらい。それも断続的だった。突然降っては30分で止まりまた降って止まる。
雨雲レーダーも真っ赤な雲はほとんどなくて、水色か黄緑。たまに赤の七味みたいのが通りすぎるときに雨足が強くなる。すごい勢いで雲が東北に流れて、4時過ぎると降っていないほうが多くなった。

台風?雨雲レーダーの地図をズームアウトしても台風の渦雲が見当たらない。変ねぇ。逆向き台風なんて、分厚い渦が見られたのに。

                             
テレビの台風ニュースが静岡県に上陸する見こみです、っとか言っている。
雨がひどいのは静岡県でも西部の浜松から静岡市にかけてである。土砂災害の警報が出ているのもそちらの地方である。
5時半になると、台風ニュースが伊豆半島に上陸しました!と言った。

ピン!とLineがなって、伊豆半島に上陸したって大丈夫? と友達。
ここは雨が降ってないよ。雨雲レーダーは1時間も前から伊豆のうちの上空には雨雲がないのを映してる。変ねぇ?

テレビのニュースの地図は浜松と静岡市の中間にバッテンが書いてある。台風が上陸したのはここじゃねぇ? おじちゃんが、伊豆半島には台風の目が上陸したから雨が降ってないのかも。と言う。


違うね。台風の目なら目の周囲の雲が映るはずなのに、雲そのものがもうないのよ。熱帯低気圧に変わっているんじゃない?そうよ。
まったく納得がいかない。

あかすりタオル1号 2号

時折断捨離がしたくなる。
母や猫が亡くなった後、
雨続きでうっとうしい時、
テレビで家のビフォアー・アフター番組を見たとき。
使わないものが多すぎると感じた時。
汚部屋を掃除する番組などを見たときは一番いけない。いたたまれなくなる、ウチも捨てなくちゃと町内指定ゴミ袋を取り出す。

おとといも何かの拍子にむらむらと捨て捨てスイッチが入ってしまった。
物を捨てたくないおじちゃんは、警戒心いっぱいでおばちゃんの手元とごみ袋を見張っている。不用品がたまるのは、リビングのテレビ台の引き出しとキッチンと洗面所だ。6月に不要な洋服を3袋出したので、今回はクローゼットから捨てるものはない。

AliExpressで買った中華製バリバリの骨伝導コードレスヘッドセットは役に立たなかった。音が駄々洩れで、病院のインターンから怒られたから捨てる。機種乗り換えした新しいIphoneの空き箱も捨てる。何につなぐのか忘れてしまった充電ケーブルも捨てる。
匂いがきつすぎて吐きそうになる髪のカラーワックス、捨てる。
同じくAliExpressで買った髪のエクステンション。届いたら色が明るすぎたので、マジックペンで色を塗ってみたものの気に入らないので、捨てる。

CDラックからあふれていたアメリカンポップも聞き飽きたので捨てる。アリアナ・グランデも捨ててやろうかと思ったがおじちゃんがフアンなので我慢する。
たまっていた町内会報とコロナで中止になった去年おととしの特別健康診断表捨てる。

綿のシャツが乾燥の時しわになりにくいように入れるテニスボールみたいなボール:乾燥モードになった時、いったん洗濯機を止めて入れないといけないので面倒。入れてもさほどしわの出来に変化がなかった。洗面所がかさばるばかり。捨てる。


乾燥ハンガーはバスローブをかけてスイッチを入れると、パリパリに渇いて気に入ってる。靴を干すために付け替えのノズルはいらない。

ダイソン掃除機の付け替えヘッド。ダイソンで使うのは小さい回転ブラシヘッドと細いノズルだけ。そのほかは一切必要ないので捨てる。

さて、この辺からおじちゃんの監視の目が厳しくなってきた。
基地外と言う。なんでもかんでも捨てやがって、と言う。

キッチンはゴミがたまりやすい。引き出しを開けてカトラリーが見えなくなるくらい詰まったセブンのおしぼりとスプーンと割りばしを捨てる。

おじちゃんはセブンで必ずお絞りと箸・スプーンをもらうくせに、使わなくて宝物のようにため込む。袋入りの麺類やお惣菜についてくるちっちゃなコショウ、ゴマ、七味、からし、調味オイルは嫌いなので使わない。使わないから捨てたいのだがおじちゃんが宝物のようにとっておく。ウチのコショウが切れたときに使えるかと思って。辛い七味は二人とも苦手なのに、おじちゃんは取っておく。たまにうどんに入れる時があるかもしれない。

おじちゃんはオーガナイザーが好きである。いろんな形や大きさの箱を買って、工具やら釘やら画びょうやらを入れておくと整理した気になるらしい。
ところが、箱の中に入れた途端、おじちゃんの記憶からその物が消えるらしい。どこに入れたかも同時に忘れるらしい。

それで百均に行って同じ釘やらフックやらを大量に買ってきて、その辺にぶんまくわけにいかないので、オーガナイザーを買ってきてその中にしまう。そして存在を忘れるので、探すより百均に行って、、、。


最近、おじちゃんは自分の問題をようやくわかったようで、ベランダの一角のおじちゃんの工作室は見える収納にかわりかけている。工具がフックでつるしてある。釘はつるすわけにいかないので、相変わらず箱。それで、クッキーやナッツの空き缶にやたら執着するのだ。
百均の箱よりは上等に見えるモロゾフのクッキーの空き缶が捨てられない。ナッツの空き缶が捨てられない。捨ててはもったいない資源と思うらしい。いつか使うから。

おばちゃんがキッチンで見つけてしまったのは、マルちゃん天ぷら蕎麦の空カップだ。こんなものがどうして?猫の避妊手術の時に新たに小さいサイズを買ったので、マルちゃんは捨てたはず?2個あったのでゴミ袋に捨てた。

油断はできない。なぜならおじちゃんはごみ袋からこっそり取り出してまたしまうか戻すからだ。引っ越し当時にとりあえず百均で洗面器と風呂の手桶を買い、ちゃんとしたのを買った後にゴミとして捨てたはずが、庭の水道に鎮座してたから。雨水をためたポリ桶から水をくむには確かに手桶が便利だ。おじちゃんの目を盗んで物を捨てるのは難しいのである。


おじちゃんが拾いそうなブツはごみ袋に入れた後、紙系のかさばる物で覆い隠すのが基本。
昨日、庭の水やりに出たら水道栓にペンキ容器に使われたマルちゃんのカップがあった。これは許そう。

夫婦と猫が必要なものだけ。客用の寝具は一切なし。客用の椅子もなし。家具はこれ以上絶対増やさない。

アメリカで家を売った時に大きな家具は始末した。
カリフォルニア・クイーンサイズのベッドなんて、日本の寝室に入るわけがない。持って帰ったところで寝具類も売っていない。帰国の時に家具と生活用品は大部分処分をして最終的に引っ越し便に積み込まれたものは、最低限の家電と本と服と身の回りの物だけであった。

2世の引っ越し屋さんが最後に移り住んだアパートに来て、何を日本に送り出すか指示をくれという。アメリカ生活の清算と日本の帰国の手配で疲れすぎていたおばちゃんは、キッチンとリビング、寝室、クローゼットの中身などを見せ、大雑把にこっからここまで指示した。

それからよろよろとリビングに座ったあと眠り込んでしまい、ベッドルームとバスルームの梱包作業が終わってから目が覚めた。

その結果、日本のスーパーで買った日本製の入浴用のあかすりタオル使用中:水色とピンクのくたびれたやつとか、アメリカの百均で見つけたヘアブラシにかぶせて使うネットとか、しょ~もないゴミがプロの手できっちり梱包されコンテナに詰め込まれ船便に載せられて横浜めがけて出港していったらしい。

日本には2月に帰国したが、船便は予定より3週間ぐらい到着が遅れた。冬用のコートもセーターもなくて震えていたおばちゃんたちの仮住まいの実家のもとに引っ越し荷物は3月過ぎにやっと届けられた。
梱包は開けず山の家にさらに送って5月にやっと引っ越し荷物をほどき始めたら、ウム~とうなった。さすがプロの引っ越し屋である。
アメリカのバスルームの中身がそっくり出てくる。資生堂のシャンプーとリンスですか?とくにあかすりタオルには脱力した。こんなものがコンテナで船便で帰国してきましたか!

日本で製造されアメリカに輸出さおばちゃんが買って使用して、帰国便でまた日本に帰ってきた。こんな単価の安い雑貨にしては太平洋を2度渡るという大移動をしてきた。あかすりタオルとして生まれたなかでかなり珍しい運命だと思う。

このあかすりタオルはまだ活躍している。よれているが長い旅をしてきた子を捨てる気にはなれない。

自家製スローライフ

麓の気温は37度だった。
山の登り口は両側から木がおおいかぶさっているので日さしが和らぐ。100M標高登ると1度近く気温が下がる。


今日はこの夏最高気温らしいから管理事務所あたりまで登ったら、アスファルトの照り返しが熱いのか、ゆらゆら陽炎が昇る。

前にいるグレーメタリックの車は品川ナンバーで夏休みでやってきたのかもしれない。止りたいのか出たいのか、メインストリートに出るまえにしばし悩んでいる。道を忘れてしまったのかもしれない。

おばちゃんは急いではいないので、のったり後についているだけ。前がやっと登りに出ればおばちゃんもついて出る。
グレーの品川はゆっくりメインストリートを走りだし、脇道に出会う度に停止寸前までスピードを落とす。どうやら本当に家を忘れてしまったようだ。

グレーメタリックの品川をぼんやり見ながら、なんかなじみのないモデルだなと思った。
レクサスのようでもあり日産のようでもありキツネみたいなT字ぽいエンブレムを眺めながらどこのモデルだろうとおじちゃんに聞いた。さあ?
と、家に帰って気が付いた。テスラじゃねぇ?テスラだわ、意外と地味だった。

毎朝おじちゃんが畑に出て野菜の収穫をする。
キュウリ、キュウリ、ナス、ズッキーニ、トマト、オクラ。
キュウリはサラダにして、酢の物、ぬか漬け、たたきキュウリの素は意外とうまい、手軽だし。
もう毎日キュウリ。

インゲンは茹でてたらこマヨネーズを付けてポリポリ。

ナスは麻婆ナスに揚げびたし、焼きナス、天ぷら。
富士山のふもとで水がいいので、豆腐もおいしい。野菜全部入りのトマトスープを大量に仕込んでおいて小口で解凍して食べる。おじちゃんの血糖値は毎食こんな自家製野菜を食べていると調子がいいんだと。
私はたまには肉が食べたい。薄切りやひき肉でなくて。

老キャプテンのところでご馳走になったお茶があまりにもおいしくて、売っているところを聞いた。早速買いに行ったらなんと!入り口で茶の木を売っていた。高さは50センチある。すでに葉っぱは沢山つけているので、うちの畑に植えれば来年はささやかな茶葉が取れるかも。うれしくて茶の木を抱えて店内に入る。
おじちゃんはアメリカでアイスティーに毒されてしまったので緑茶を入れて飲むのはおばちゃんだけ。

おととし山の散歩で拾ったお茶の実をいくつか植えたら1本だけ育った。まだ葉が3枚で高さが10センチだからいつお茶にできるかわからない。だからこのお茶の木に出会えて移住してからの夢だった自家製緑茶の夢がとうとうかなう。なのにおじちゃんの体温はあくまでも低い。
どうせ素人が育てて素人が作ったお茶なんてうまくないに決まってる、と。

それはそうだ。おばちゃんは煎茶のおいしさは売店で求める。自家製お茶を飲むというぜいたくは別物なのさ。


庭で七輪にヤカン(黄色っぽいヤカンね)をかけておいて、5月に庭の草取りをしてついでにお茶の緑の葉をちょいとつまんで両手でモミモミ。ヤカンのふたを開けて放り込んで即席のお茶を入れて一服。仙人のような暮らしをしてみたいのよ。分かってくれないかなこのロマン。

老キャプテン

コンピューター・サークルを覗きに行った結果、どうなったかというと長老さん81歳と知り合いになった。もと船長さんなのでキャプテンと呼ぶ。
メールの問い合わせの返事に書いてあった通り、サークルのメンバーは後期高齢者で占められていた。

同じく初参加の見学者のキャプテンは身軽にテーブルやイスをセットしていて僕もここは今日が初めてなんですとおっしゃった。見学者はサークルの去年の課題の成果、絵入り暑中見舞いはがきを拝見した。なかなかよくできていた。

どんなソフトを使ったんでしょうね?筆まめかな?と独り言をつぶやくと、隣のキャプテンが筆まめではなく筆ナントカらしいですよ。僕はあまりフォントを持っていなくて、(作品の毛筆などを見ながら)こんなフォントはどこで手に入るんですかね?とおっしゃる。

筆まめやらこういうソフトはフォントがおまけでついてくるので楽ちんですよ、と答えるとほ~う、そうですか、僕はブログを書くのも明朝か教科書体くらい。
ブログはどこのサーバーで書いておられます?と聞くと、ずいぶん昔に借りた有料サーバーでとおっしゃりURLが載った名刺をいただいた。ドメインを自分で取られたようなので、長老さんはここのサークルのレベルよりはずっと上と判断。

サークルメンバーはざっと14・15人。
うち4人くらいが同じ白いラップトップを取り出し、おおっと、これはおばちゃんの出番ではないなと思った。サークル主催が電気屋さんなので生徒さんにラップトップをお世話したのだろう。横からおばちゃんが手出しをしたらサークルの主催者の邪魔になってしまう。

サークルメンバーもお互い古い知り合い同士のようにも見える。やっぱりおばちゃん、お邪魔虫かも。
キャプテンとは話があうかもしれない。買い物の途中でおじちゃんを隣の部屋で待たせてサークルを覗いてみたので、キャプテンのブログを拝見してメール差し上げることを約束してサークルからは失礼した。
忘れていたが、サークルに参加して勉強するのは有料なのであった。

帰宅してキャプテンのブログを拝見するとずいぶん昔から書いておられる。しっかりした文章だ。好感をもって、メールを差し上げると次の日から毎日お返事が入ってくる。

おいでおいでとおっしゃるのでお伺いした。
近くの別荘地であった。30年前に移住してきてヨットにのり、今は引退して100坪の畑を借りて野菜を作っていらっしゃる。
お子さんたちが独立する前は200坪の畑だったそうだ。ちっちゃなトラクターまである。

うちの庭には最近ニョロニョロが出没して対処法をお聞きしたら、ニコチンがよく効くという。タバコの吸い殻をいただく。最近は電子タバコが多くて、山の休憩所の前の灰皿にも吸い殻がないのでありがたい。

100坪の畑というと軽くテニスコートくらい。
それがキュウリ、インゲンの畝がいくつも、トマトが温室で作られている。最近奥様を亡くされて、トマトの苗が荒れているのは手を入れる暇がなかったのだろう。

また次の週お伺いするとこと約束して失礼した。ヨットも農業もコンピューターもたくさん引き出しがあるキャプテンであった。

田舎暮らしと虫

おばちゃんの血液型はOである。
蚊から最も好かれる血液型らしい。5月の半ばから11月までは庭に出るときに絶対素肌を出さない。長靴とズボンの間に5センチでも隙間があって素肌が出ていると蚊かブヨに刺される。
それはもうおじちゃんから笑われるほど刺される。おじちゃんは無傷なので。

おばちゃんのお薬手帳は、虫刺され・かゆみ止めの軟膏の行列である。蚊、ブヨ、あしながバチ。ハチ毒にアレルギーがあるので、スズメバチに刺されたらサヨナラだと思っている。

平成の間乾燥したカリフォルニアで暮らしたから、日本の蚊やブヨに無縁で耐性がなくなったのだと思う。刺されるとはれ上がって痒みが引かない。ブヨに太ももを刺されたときは鏡モチのようになって歩くとこすれて痛たかった。股ずれとはこんな痛みかと理解した。
12月に庭でブヨに瞼を刺されたときも、おじちゃんに笑われた。右瞼がはれ上がって視野がふさがってしまって仕事を休んだ。だって右目が見えないから。

足の常在細菌のせいで蚊に刺されやすいと高校生の例の研究を読んだ後、足を洗ってから庭に出るようにしてみたが、足を洗おうが、山の野生の蚊は半端な虫よけスプレーや虫よけシールなどもものともしない。ガードが弱いところを狙ってくるのである。香取線香が一番効果的かもしれない。

山の蚊やブヨはどのように質が悪いかというと。
ネット付帽子をかぶり園芸用手袋をしていても、手袋の甲の部分がメッシュで手の甲の関節を刺された。指の股を刺されたときは「かゆみパッチ」をどう貼っていいか分かんなかった。薄い生地の作業ズボンはかがんだ時に、お尻の生地がピンと張ると刺される。生地がだぶっとしていると針が届かないのだ。レギンズなんか素肌と一緒。ぼこぼこに刺されるので気温30度を超える真夏でも厚めのデニムが推奨である。

2年目の夏、寝入りばなにおばちゃんの顔に天井から虫が落ちてきた。
悲鳴を上げて電気をつけ慌ててダイソンで虫を吸ったらカメムシだった。慙愧の涙である。ダイソンがカメムシの臭いで汚染されてしまった。おじちゃんが我慢できずにファブリーズを部屋とダイソンに吹き付けたら吐きそうになった。メロン系の匂いのファブリーズは絶対カメムシに使ってはならない。おばちゃんの遺言である。

猫を飼っていてつくづくよかったと思う。何故なら猫たちは虫探知機なのだ。
トムとジェリーをやっている2匹が何故か異様に静かで、寄り添って壁の隙間や床の1点を見ているときは要注意である。ティッシュかダイソンを持って近づくとヤスデだかムカデが見つかる。ゴキブリも潜んでいた。


この間、寝ぼけてトイレに起きたらトイレのドアに背を向けて、2匹が目をらんらんと光らせて洗面所のドアの隙間を見ているのでオカルトかとおじちゃんをたたき起こした。ゴキブリだった。ゴキブリは刺してこないがヤスデだかムカデは刺すらしいのでモジョモジョが見えると悲鳴を上げてしまう。

カマドウマは子供のころ好きだった。
もっこり背むしのような姿がかわいいではないか、おじちゃんがかまれて血を流すまでは。カマドウマに歯があるとは知らなかった。
ステンレスのバスタブにイモリ?(お腹の赤くないの)がステンレスを登れなくてジタバタしていた時は可愛かったね。おじちゃんに見せてから逃がしてあげた。

さっぱりわからないのは、家のどこからどうやって入ってくるのかわからないこと。イモリやカメムシが入ってこられるような隙間が無いんだけど。田舎に住む、山に住むということは自然とともに住むということで、自然というのは虫がたっぷり住んでいる場所だ。豊かな自然には豊かな昆虫が生息するのですね。


ふんだんに降る雨と豊饒な土地と虫は切り離すわけにいかないからね。今年はカンパニュラとジキタリスが思いもかげず絢爛と咲いたから見たこともないほどミツバチが花の蜜を吸いに来ていた。

ミツバチも人がちょっかいをかけなければおとなしく蜜をすって帰るだけ。山で養蜂をやっている人もいるらしい。この山地元産の蜜をセブンイレブンで売っていたから、瓶の何万分の1はおばちゃんちの花の蜜だと思うとちょっとうれしい。蜂蜜の味が嫌いなので絶対買わないけど。

日本の安全神話はどこから生まれるか

ジャーナリストの桜井よしこ氏が10日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」
桜井氏は警備について

「基本的に要人の安全をどう確保するか。安全保障につながる問題だと思うんです」とし「私たちの国は安全だと定評があります。安全だという性善説に基づいて警備態勢を組んでいるわけです。だけれどもそうではないんだと」としー中略ーこういう態勢そのものを見直す時期なんだろうと私は思います」と提言していた。

 その上で「あまりにも安全だということを大前提にした国家的な緩みがあるんだろうと。私はそこにものすごい危機感を感じています」

その他メディアによれば、国民の声のほとんどが警察警備へのゆるみ、SPの不手際、警備の穴など批判である。おじちゃんとニュースや動画を見ていてこれらの批判になんだかなぁ、と思う。

日本が安全な国で危機意識が薄いというのは間違いない。その通りだと思う。だからこそ起こったのだと思う。


暗殺や銃撃などはテレビの中の話。現実で起きると想定していない社会だから起きてしまった。20年間要人襲撃のヒストリーがないようだ。
銃で襲撃・暗殺は「お話」だと思っているから、東京だろうが地方だろうが、襲撃防止の訓練を真剣に実施されていなかったのだろう。

これが海外からの賓客=お客さんだったらもう少し真剣に下準備をしていたかもしれない。日本人だけの身内で起こる身内の選挙だったから。

あなたの隣に銃を持った襲撃者がいたときはどのように行動するか?もしこんなテレビ番組が流れたら日本人のあなたは真剣に見るだろうか?

日本で銃を扱うのは警察、自衛隊、やくざである。
一般国民の自分は、犯罪にも無縁だし銃が自分の人生に登場することはないと思っている。

アメリカでは小学校で訓練があると思う。
住んでいた間は、もし外で「パン」と音が聞こえたら、しゃがめ。と頭の片隅にいつも警告が潜んでいた。

起業した後は壁に鏡を張り、ドアに背を向けている時も誰が入ってきたかわかるようにしていた。セキュリティカメラはビジネスにも自宅にもつけた。銃を持った強盗が入ってきたらどうするか、常にシュミレーションをしてた。


信号待ちはもちろんガスステーションで給油をするときも車のドアはロックする。道を歩くときはさりげなく後ろを観察してだれがいるか確認しておく。バッグは絶対体から離さない。長く住んでいれば意識せずにできるようになる。

社会も用心している。
銀行の窓口には金属の格子とアクリル板がはまっていたし、強盗に襲われてガードを置くようになった支店もある。
ベンダーマシンは絶対屋外にない。小銭だろうが自動販売機ごと盗まれる。自動ドアはほとんどない。銀行などは窓口時間外には自分のカードを入れないと入れない。

そういう危機を感じている社会の状況があって、警官は躊躇なく発砲するし、SPの警戒態勢はアクティブだ。一般国民にもテレビ番組ではお役に立つコーナーこんな時はどうするか:銃を持っている人がいるとき、寝ているときに泥棒が入ってきた時、。対処法などをレクチャーしてくれる。子供を守るために送り迎えは必須である。日本に帰国してきた時はおじちゃんとおばちゃんの背中には目があったよ。

そして、日本の人の無防備さに驚いた。
バッグをその辺に置く。電車でぐっすり寝る。車の中にショッピングしてきたばかりの物を見えるように置く。歩く時も建物に入る時も後ろを見ない。多量のキャッシュをお財布に入れている。高価なアクセサリーを身に着ける。

日本?いや日本人は危機管理が無い。SPは何をしていたと!憤懣を漏らすほとんどの日本人の背中は、がら空き。


日本の住居のドアはほとんど外開き
ドアの開閉のコントロールを外部の人が持つ。これは危険。テレビ番組で一般住宅のリギングが放映される。ソファの背がドアに向いている。ソファや椅子はドアに背を向けて設置しない。商品とお金が入った自動販売機はそこらじゅうの道端にある。窃盗の誘発をしている。

日本ではなくて、警察ではなくて、日本人全員が危機感を持っていない。
そういう背中がら空きの日本人が警察警備のミスを警備の緩みと糾弾する。
なんだかなぁ、とおじちゃんと目を見合わせるわけ。

山上容疑者の手製の銃の発射音はズドンと重い。
おばちゃんは初めて襲撃動画を見たとき銃声とは思わず、なにかが爆発したのかと思った。ハンドガンの銃声はもっと軽く乾いた高い音がする。だからズドンと重い音は爆発だろうか?そう思ったから、現場の警備もなんだろうと1秒くらい戸惑っても仕方がないと思う。

これがアメリカの事件なら、銃撃の現場はみんなしゃがんでいるだろう。安倍さんの場合は、日本人みんな突っ立っていた。その場を動いている人はあまりいない。現場の日本人でさえそれが銃撃だと理解していなかったのだ。警官も含めて。

SPと警官が2発目の前に安部氏に覆いかぶさって「命の盾」になるべきだったと言っている。

SPは「命の盾」になるべく訓練された職業の人である。
現役の総理大臣なら2人、引退した安倍元総理には一人ついていた。これも仕方がない制度である。現役か引退か役職の重みが違うから。現場のSPはやはり状況の理解に困難があったのだろう。

警官に「命の盾」になれというのは酷だ。
あの警備の警官があなたの夫や息子であったら、それでも命の盾になれというのだろうか?

日本の警官は不用意に銃を一発撃っても始末書なのだという。給料も手厚いというわけではないだろう。たった2秒の間に襲撃だと理解して、銃を抜いて応戦するか、とっさに命を投げ出して安倍元首相に覆いかぶさるか、そのような判断ができるとは思えない。

警官という職業を選んだお父さんや息子なのだ。

桜井よしこ氏は
ーあまりにも安全だということを大前提にした国家的な緩みがあるんだろうと。私はそこにものすごい危機感を感じていますー

そうか、。
銃声を聞いてもそれが銃声だとなかなかわからない無防備な日本社会と、交通違反で車を止めて、銃を腰だめにして近づく警官がいる国。犯人が銃を抜いたらすぐ撃つ警官。学校の生徒さえいつ襲撃されるかもしれないから教師に銃を持たせようとする国。自分と人を守ろうとする危機感は、危険な社会状況から生まれてくる。

ドアを外開きで建設する国で、国民は無防備でよいが警備体制だけは危機感を持たせようなんて可能なのだろうか?

日本でも暗殺史ができてしまった。不幸な事件だと思う。安部元首相の冥福を祈りたい。

ビフォー&アフター

夏が始まる前に植栽の剪定を済まさないといけない。
ジューンベリーが屋根より高く伸びてしまったのでおじちゃんに枝を払ってもらったら、おじちゃんのスイッチが入ってしまったようだ。
段々庭に降りる階段の水の流れが悪いとかでコンクリートとブロックで補強するのだという。

おばちゃんは草取りで忙しかったから水を飲みにもどったら、溶岩で縁取りしていた庭の降りくちは、コケのついた溶岩がひっぺがされ、アジアンタムとシダ、ギボウシが抜かれて更地にされていた。
先代のおばちゃんが原型を作ったシダと苔とアジアンタムの緑の森が更地に、、、!

おばちゃんはショックでくらくらとして座り込みそうだったよ。
確かに水はけが悪くなって雨が降ると通路に流れるがそれがどうした。通路はコンクリートだから溶けるわけじゃあるまいし。


アジアンタムは家じゅうでここしか育たない。昔からポットのアジアンタムを何度も枯らしてきたおばちゃんにとって、この通路はアジアンタムの聖地なのに。ゴミ袋にアジアンタムのちぎれた葉っぱが突っ込んであった。

上から満天星ツツジの垣根に下る縁石がすべて組みなおされていたよ。おじちゃんの変な性癖:土地をちまちまと“石や杭で四角く区切る“という癖がいかんなく発揮されて、新しいコンクリートブロックなんか追加されて段々が作り直されてたわ。

植えなおしてからやっと元気になって少し大きくなった大事なヒューケラが2株ともいったん引っこ抜かれてシランと四角く整列してたわ。シランはすぐさま引っこ抜いて捨てた。隣にはマリーゴールドが植わってた。

ここは4季を通じてコケがついた渋い溶岩石に縁どられ、アジアンタムの緑葉がちらちらと風に揺れる深山を思わせる通路なのに、能天気な黄色のくっさいマリーゴールド!と、はびこって始末に負えないシラン。いったい何を考えておるのか!!

シダとカラーリーフの場所なのになんで一年草のそれも黄色を植えるのか、おじちゃんに質したところ、ハンギングを作り直してマリーゴールドが余ったからだと。余ったから何でも植えていいわけじゃない。

アジアンタムはまた茂るかもしれない。2年くらいしたら。先月の写真を見てよよよと泣き崩れそうだったわ。


気をとりなおして里に買い物に行ったら、行きつけのお花屋さんがコロナで破れかぶれになったかとんでもないセールをやっていた。夏のお花が10株以上買うなら1ポット30円!
ペチュニア、日日草、ミニチュアひまわり、ペンタス、桔梗(青、ピンク、白)イソトマ、ミニダリア、アスター、千日紅、エボルブルス、ジニアが通路まであふれていておばちゃんたち狂乱状態。

ほとんどが一年草なので10月には終わってしまうがそれでも安い。キク科はあまり好きではないのでパス。来年も咲くキキョウを20把と生垣の下に植える斑入りのベゴニア、おじちゃんが好きなひまわりに深紅のペンタスなど30把以上選んで千円ちょっと。

帰ってカリブラコアとペチュニアなんかを植えたあと苗を取りに戻ると、キキョウはおじちゃんが作り直したアフターの通路に植えられていた。ヒューケラがまた動かされていてハゲイトウと並んでいた。
ヒューケラは触らないでって言ったじゃない。ケイトウを抜けというとおじちゃんはぷんぷん怒った。ここは宿根草を植えるの!

ゼラニュームをもって生垣の下に植えて見上げると、通路はキキョウだらけだった。

メインストリートの手前のネメシアがもう終わりなので、カリブラコアがもう少しあるといいかも。次の日にまたお花屋さんに行って、昨日もいらっしゃいましたねと言われながらまたシート2枚分40ポット以上買った。

生垣の下をもう少し充実させたい。また3日目にも突撃して2シートに詰められるだけ買った。
ポットには土が詰まっているわけで2ダース以上のポットを持ち上げるとかなり重い。ヨタヨタと車に積むと満足感で幸せになる。

うちに帰るとまた植え付けである。おじちゃんはハンギングも全部やり直すという。余ったマリーゴールドをその辺に植えられそうになるので、モグラの巣である東の端に植えた。この間引っこ抜いたエニシダの件はばれていない。

この南東の敷地の端っこには果実が植えられているのだがお向かいの中野のおばちゃん地と接している。おじちゃんは柿の木を敷地ギリギリに植えた。背丈を越して葉が茂り始めた柿の木は、秋に枯れ葉をお向かいに落とすようになるだろう。木は育つということをおじちゃんはいつ気が付くのか。

樹齢?20年くらいになりそうなこのイワヒバをおっちゃんは引っこ抜いて場所を変えて植えなおした。なぜ?

梅雨明けの猛暑に

猛暑注意というのに外科と眼科に二日間受診した。
日よけをつけてもアッチチというほどオーブンみたいになったな車には参った。冷房を全開でも車はなかなか冷えてくれない。ダッシュボードの温度計が39度を示していた。

眼科は眼底出血の後もレーザーで縫い付けた網膜も異常なし、3か月後にまた再診。
外科も血液検査の結果は異状なし。
ガンマGTPも先月の半分に下がった。血液検査表はあっちこっちにあった「L」と「H」が消えてCマーカーのCEA値も2。

血液検査はこれから3か月ごとでCTスキャンは半年に1回、血液検査が異常なしでも。
胆のうCの場合、マーカーにあまり反応しないのでCEA数値もあてにならない。CEAが高くても再発じゃないかもしれないし、数値が低くても別の臓器に出てるかもしれないし。主治医がそう言う。

おばちゃん:出やすいのは肝臓と腹膜と肺ですか? 
主治医:まあそうね。
おばちゃん:大腸はどうですか?
主治医:あんまりないよ。まあ、出るときはどこだって出るから、脳でも。
おばちゃん:そうでしょうね。んじゃ、3か月後ということで。(ああ、面倒くさい。)

お向かいの中野のおばちゃんも胃のCで確定だそうだ。
7月4日に手術でちゃっちゃとやってくるわ!と電話で話した。Cは取りやすいところにあるそうだし腹腔鏡で切除だというのでまず大丈夫だろう。腹腔鏡は次の日から歩けるし。

中野のおばちゃん:そうよね、大丈夫よね。おばちゃんの声が心なし甘えてくる。


もっとダイジョブと言ってほしいのだ。
お向かいの中野のおばちゃんの友達には同じような高齢の元ドクターが2人いて、胃Cだと報告したら「あら、胃Cなの今は治療が進んでいるからダイジョブよ」と言われただけなのでもっと甘やかして安心させてほしいのだ。

おばちゃん:おばちゃんはもう80歳じゃないですか。大丈夫ですよ。進行が遅いし。きれいに取れれば転移のリスクが低いし。今どき 胃Cの標準治療は確立されているから難しい手術でもなし。全身麻酔なら手術は怖くないですよ。パチンと意識が切れるだけ。

中野のおばちゃん:そうね、進行は遅いし。

おばちゃん:だいたい、おばちゃんは80歳過ぎて、今まで社会にも周りの人にも貢献してきたし、やることやってきて人に自慢できる人生だったじゃないですか?
たとえ閻魔様の前に出たって私は自分の人生をやれるだけやってきました!って胸を張って言えるじゃないですか?ご主人だって息子さんだってもうあっちにいるし。会えますよ。

中野のおばちゃん:そうね。一昨年亡くなった猫のメロンちゃんも会えるし。

おばちゃん:でしょ?だから怖くないですよ。大体長生きするから幸せってってわけでもないでしょ。やることをやったか?ってことじゃないですか?102歳まで生きても友達・知り合いはみんな死んじゃってますよ。自分の子供と孫くらいが見に来るの。

中野のおばちゃん:そうよね。みんな知り合いが死んじゃっててもね。

おばちゃん:でしょう。だから大丈夫ですって。腹腔鏡だからすぐ何でも食べられるってわけではないかもしれないけど、病院食が合わなかったらビタミンゼリーはいいですよ。食べられないときにお勧め。

中野のおばちゃん:バーム・クーヘンとかカステラはどうかしら?

おばちゃん:あれはね、湿り気がないからのどにつっかえるんですよ。飲み物がすぐ手に取れないですからね。飴を持っていくと口がまずいときに重宝しますね。

お向かいのおばちゃんに、励ましだか何だかわからないことを言って励ました。
おばちゃんなんか「それがどうした」と思っている人に安心させてもらおうというと、こういうことになる。

5月の入院中に四人部屋に後から入ってきた「もと医療関係者」がいた。
本来コロナで見舞客がシャットアウトされているはずなのに、彼女にはどういうわけか見舞客がいて会話が全部聞こえたのだ。患者は当の病院に昔務めていたようで、見舞客も現在勤務中の人のようだ。

彼女は消化器系の手術でHCUに入ったのだという。
麻酔から覚めると隣のお婆ちゃん患者が血まみれで錯乱して叫んでいたり、別の老人患者が点滴のくだを引きちぎり隣の!ベッドの別の患者の上で暴れていたりした。全部で4人そんな錯乱患者を見たのだそうだ。

どういうことかというと、患者は手術の同意書にサインをしたのだが、何せ高齢だしちゃんと理解もしていたのか怪しく、その上田舎なんだから先生の言うことは絶対でお任せするしかないと不安を押し込めて内心はおびえて手術に臨んだのだろう。麻酔のさめかかるころにその恐怖心が噴出し錯乱した、ということらしい。

ははぁ!だから手術の同意書に「患者を拘束することがあります」って書いてあった。仕切られたカーテンの反対側で元医療関係者の話を聞いていた。なかなかためになる。


しかしなぁ?開腹・開胸手術なら全身麻酔で手術中はまったく意識がないし何をされたってわからないし。麻酔が覚めた後に痛みがやってくるのは嫌だが、それは手術が終わった証拠だし、生きている証拠でもある。正直、何が恐ろしいのか錯乱するほどの恐怖なのかはおばちゃんには理解できない。

こっそりここだけで告白するが、全身麻酔の術中〇というのは一番苦痛のない死に方かもしれない。痛みはゼロだしね。いくらお地蔵さんにお願いしてもぽっくりさんなんて宝くじに当たるより難しいかもしれないから。

大変難しい手術で成功はわかりません。覚悟しておいてください~~っていう手術があったとして、患者は表向きはチャレンジすると見せながら、内心密かに「シメタ、ハズレでも楽じゃん」って挑戦する患者がいないわけでもないだろう思ったりする。

術中〇は確かに怖ろし気なイメージがあったが、全身麻酔を経験した後は、はは~ん、こういう抜け道もあったのかと思ったりする。そんなのおばちゃんだけ?

リスクの高い手術に挑戦する日本の外科医はあまりいないかもしれないが。

生涯学習

生涯学習」という日本語を日本語テレビやメディアから知ったのは2000年前後だったかもしれない。

コミュニティ・カレッジのアダルト・スクールでQuickBookのコースをとろうか、ヨガのクラスをとろうかと迷っているとき、日本でも教養・趣味の分野だけじゃなく実務クラスも学校に戻って勉強できるようになったのか、それはよかっ!。と思っていた。

アメリカのコミュニティ・カレッジは卒業していなければクラスを取りに戻れた。クラスが一杯とか、専門コースが違う知識クラスはアダルトスクールに登録してとることもできた。レジデンスン(住人)になれば受講料が$10/ユニットで1学期200~300ドルで実務に必要な簿記やコンピュータークラスを学ぶことができる。

仕事に必要を感じた時に気楽に大学やアダルトスクールにもどって必要な知識を学ぶことができるアメリカの教育システムは本当に役に立ったしありがたかった。。

ナイトスクールは正規の授業が終わった6時だか7時から始まる。仕事が終わってから来るからだ。生徒は本当に雑多で、太った顎髭のおっさんから30代40代あるいは昼間を取り損ねた10代の現役か?もいた。

どう見てもリタイアしただろうという白髪のおじいちゃんが、30代そこそこの先生に向かって手を挙げて
[Hi, Miss. I have a question.]
[Yes, dear. Shoot]
とか会話を聞いていると、知識を学ぶということに年齢なんか関係ない。離婚していようが子供がいようが70歳だろうが学びたいものを学んでどこが悪い!と実感できる社会だった。

弾除けの銀行の窓口のおばさんなら、アカウンティングの次にビジネスを学べばもっといいポジションに移れるかもしれない。卒業して就職したら終わりじゃなくて、この職に合わないと思ったら学校に戻って別の知識を学んで転職をすればいい。

うちの女の子にはよく言った。
金髪の男の子を狙うより学校に戻れ。1か月のネイルスクールを終了しても一生食える技術じゃないから、学校に戻れって。
アメリカの教育制度はそんな人間をうけとめてくれるから。

帰国したらプログラミングのアダルトクラスをとってエクササイズにヨガをやってみようと思った。ヨガは何とかなりそうだった。町主催のサークルで。

ところが実務に通じる簿記とかコンピューターとか資格が取れる学科学習のクラスがない。この地方にある大学や短大は社会人に解放されていない。市立短大も県立大学もあるのに。

“大学に戻る“と言うと”聴講生“とかになっちゃうわけ?出願とか選考とか合格とか、全然アダルトスクールとかナイト・スクールと違うじゃない。

日本には気楽に学校に戻って必要学科を取得できるシステムがないんだ。超がっかりである。義政者に売りつけられたな~んちゃって生涯学習なんだ。

それでもプログラミングはあきらめきれず大手の○○デポとか市井のコンピューター教室を探して片っ端から電話を掛けた。
プログラミングですか?スクラッチとかなら。へっ、スクラッチって何?小学生用のアプリ?じゃあWordpressは?うちはそういうのはやってないので。

ない。やってない。できません。

検索“コンピューター・プログラミング”でたどり着いたページは職業訓練学校であった。ハローワークで職業訓練の給付金制度に通ると取ってくれるそうだ。
まぁ、なんというか還暦過ぎの婆サマが日本の青少年の進路を横取りしてどうする。はぁ、。

そうこうしているとコロナで外出や集会自体がままならなくなった。
婆サマの脳みそは錆びつきかかってるから、できれば早めにブラッシュアップしてコンピューターを学びなおしたいんだけど。

今日は雨で外に出られなかったからぼ~っと町内会報を眺めていたら、結構大きなコラムで「パソコンサークルのお知らせ」が掲載されていた。
「世の中携帯ばっかりです(そうなんだよ携帯教室はあった)がパソコンも必要なんで(そうだそうだ!)学びたい人があつまってサークルをやってます。入会はいつでもできます。-詳細メール」

おう!ここに学びたい人がいた!なぜかおばちゃんは感激して、メールのドメインを調べてみると地元の電気屋さんだった。

電気屋さんのウエブにはパソコンンサークルのことは何も記載されていない。それでメールで問い合わせをした。

早速ですが次の会に混ぜていただきたい。(問い合わせというより宣言だったか)
そうしたらば主催者からお返事がきて、現在高齢者が13人いるのできちんとパソコンを学びたいなら教室に行ったほうがいいですよ、と返事が返ってきた。

そんなに腰を引かないで。
どのみちこの辺のパソコン教室はいずれにせよおばちゃんが学びたいクラスはないのである。
とにかく、なにか知識を学びたいと思っている人に交じりたい。気が合えば、おばちゃんが教えるほうに回ってもいいし。
7月の第一木曜日だそうだ。行ってみようと思う。

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