日本一の古い家に二番目の男子として生まれた。
スペアである。
スペアであるからして帝王学は施されず、長子としての責任も求められなかっただろう。将来の国の象徴としても責任を問われない存在を自覚して、何を思ったか皇室のリベラルを標榜した人。
無責任の立場で皇室の改革派を気取っていた勘違いの人。
リベラルを気取るほどの実務経験も能力もないが、たまたま妻が男子に恵まれてしまい、リベラルの軌道修正ができないまま運命の歯車が狂った。ついでに妻も軌道が外れた。
責任なんかとってきた人生ではないのである。究極の古い家のボンボン。泥をかぶるのは組織の実務を行ってきた人:番頭さんや下男であって、自分は常に無傷であった人。自覚のない無責任なスペアの人は親としても無能・無責任であった。
娘の交際相手の調査が出そろっているのにあえて読まず目をつむってしまった人。
今までのように誰かが何とか責任を取ってくれると思ったのかもしれない。娘はその家に育ってきた輪をかけたリベラルで皇室の犠牲者を自覚している人。
長年父が皇室のリベラルを気取ってきた手前、男の素性が悪すぎるからという理由で娘を説得することもできずに責任を放棄した人。親としても失格。
もともと聡明な家系ではないのである。
千年以上も恋愛をし歌を詠み国のために祈ることが仕事だった家系の人である。最悪の娘婿の選択に親としての責任を放棄し、当の禍に会わずにいれば災厄が起こらないかのように目を閉じて、誰かが始末をしてくれるに任せるままにしていて、今日の批判の世を招いた。
一生を責任を取らずに生きてきた人には責任の取り方すらわからぬのであろう。国民の怨嗟(ちゃんと目を開いて見ているか)を見ているのは役人であろうが、ご注進に及んでも聞く耳はあるのか?夕方4時を過ぎると、飲酒を開始するとUtuberに言われている人である。典型的な逃げ酒。
昔は気骨のある宮内庁の側近が身を挺してお諫めしたのに、という記事もある。お役人下男も責任だけを取るのはまっぴらなのである。義務を丸投げして責任を取るのが嫌な人の周りに、責任を取りましょうという人がいるわけがない。いれば責任を押し付けられて馬鹿を見るだけである。
これだけの短期間で国民感情がこれほど悪化するとは前代未聞である。前代未聞の結婚と異常事態と、さらに無責任とお手先の公務員が事態に流され流され、誰もどこで始末をつけていいかわからぬまま、ただ事態が悪化していく。
もし、ニューヨークの夫妻が一時帰国するようなことがあれば空港はメディアも真っ青、阿鼻叫喚の巷。放映できない画像で発現するのではないか。
我々国民はあきらめぬこと。批判と憤懣を常に表明していくことである。責任を取らぬ人は相変わらず見えぬふりだろうが。