小室圭 野望の行方

駐在ビザと支援隊

おばちゃんの「駐在のLビザ」推論の弱点は、小室圭の雇用問題だった。
支援団のメインメンバーが雇用主で、雇用は書類をどのようにでも処理できる立場にいたわけだから、当然ビザの支援をするものだと思っていた。
一橋のビジネスローが法科大学卒業資格に変身してしまう手品に比べれば、単純に作文できるはずだったのにそれをしなかったのか、できなかったのかそれとも事情があって進展していないのか。

見切りをつけられたのか?
これも推測にすぎないけれど、もしかして見切りをつけられたのか。
個人的な感情としてはアメリカ側のゲーリー森脇氏や右腕の滝川氏などが、小室圭のLビザに手を貸さなかった。かもしれないならうれしく思う。フォーダム大学の工作で本来なら起きるべきはずでなかったネガティブな評判が立ったから。日系人のために尽くしてきた方に、晩節を汚していただきたくない。

ただ、Lビザは一番敷居が低く、実現しやすかった。これは永住権を取る場合はもうひと踏ん張りしないと駄目なビザである。
日本本社とアメリカ支社で縛り付けられており、永住権はさらにこのビザスポンサー会社から申請しないといけなかったから。だからおばちゃんはそれほどカッカとしなかったのだ。Lビザくらいなら、と。

EB5と永住権

ところが、永住権を投げ与えてやるとなると、まったく別問題。
小室圭に「ベンチャー企業を一つ用意する」ということは、在米の日本人がテスト勉強をし、試験を受け努力をし、ダブルジョブをこなし永住権を取って、闘いながらアメリカ社会で居場所を築いてきたすべての努力を愚弄するものだ。

情報のソースはどこか
おばちゃんはテーミスという雑誌は読んでいない。
「テーミス」の記事で、「ベンチャー企業を一つ用意しろ」と小室圭が政府関係者に要求した、という。ジャーナリスト篠原氏が動画放送で語った。

この小室Issueでは、関係者が弁護士であればそこからは絶対情報が出てこない。
出世と地位が大事な官僚も情報を漏らさない。情報の出どころといえば、いやいや支援業務をしている下級官僚が憤懣やるせなくこぼす愚痴がソースなのだろう。


「ベンチャー企業を一つ用意しろ」という唐突なコメントが何を意味するか、たぶん日本の方は意味が不明だと思う。金が欲しいのか?と。違う、永住権が取れるからだ。

在米の日本人なら学生ビザとのつながりが瞬時に理解できると思う。
あまりにもふてぶてしい図々しい要求なので、まさかそんなウルトラC、空中逆回転3回ひねりみたいな品性下劣・無道の要求ができるものだと、おばちゃんは我慢の一線を越えてしまった。こんなサーカスは前代未聞である。

ウイスコンシン計画の目的

政府の役人が勝手に画策したという(やっぱりね)ウイスコンシン計画の根底にある目的は、曲がりなりにも二人の自立であるとにかく弁護士資格を取らせて自分たちで稼げるようにすること、1年アメリカで実務をさせれば日本に帰国させても国際弁護士として自活させられるからである。その辺の目論見は陳腐だが、よく理解できる。

自立なんかする気がなかった
ところが、小室圭は自分で努力して資格を取り就労ビザを取る自立の道なんか、まったく目ざしていなかった。自分の立場を利用して、うまいことをしようという目論見だけだ。政府の懐を狙って、「ベンチャー企業を一つ用意しろ」と要求する。ふざけるな、と思う。

政府の用意した企業を一つ使ってEB5の永住権を取り、自分で努力も労働もせずアメリカで暮らしていこうとしているのである。もし、政府が彼の要求をのめば永住権は手の届くところにあるのである。
NetFlixにストーリーを一つ売れば、のうのうとニューヨークで暮らしていけるだあろう。

ロイヤル・ストーリー、ロイヤル・ブランド ロイヤル・アフィリエイトを売る
ロイヤルストーリーを売って、日本国民の感情がどうなろうと彼には興味の外だろう。むろん日本国民の皇室への感情は地に落ちるにちがいない。


いや、会社を一つ与えるのだから、それを経営すればよいだろう?と。彼にその能力はあるか?
会社系絵に失敗して瞬く間に困窮し、群がってくるアメリカのメディアに何かを売り始めるだろう。ロイヤル・ストーリーを売るか売らないかという問題ではなく、いつ売り始めるかと言う問題。

留学をさせるところから間違っていたのだ。
後記:さすがの外務省もこの小室圭のべらぼうな要求は聞かなかった。その代わりウイスコンシン計画を進めるようだ。

#Noと言おう
#小室圭にベンチャー会社をくれてやるな

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. 2月の試験に合格すれば、Lビザの可能性はあると思いますが、合格発表を待ってからだと間に合わないので、一気にEB5の方向で行くのかもしれませんね。

    アメリカのメディアに何かを売り始めると言うのは、流石にないとは思います。

    その根拠としては 1)アメリカ人はアジア人のロイヤルにはそれ程興味がない 2)971庁が全力で止める 3) 本人たちにそれをする程の才能はない 4)そんな事をしなくても絶対に生活費には困らない 5) 警備費はタダ
    と言うところでしょうか。

    上記3)についてですが、ハリ-王子メ-ガン夫妻(HM)はご存じの通りSpotifyやNetflixと巨額の契約をしたと報道がありましたが、前払いでかなりの金額を受けているとは思いますが、やはりプロデュースしたものに対して支払われるそうです。なので、あの全額を一気に受けたと言うものではないと思います。アメリカのエンターテインメントと言うのは、競争が物凄く激しいので、兎に角大変なんでしょうね。HMは大手のPR会社とも契約して色々な事を企画したりもしているんでしょう。でも、コストも凄くかかるんでしょう。一部報道によると、Netflix の契約を発表してから16か月経って、プロデュースしたものがこれから出てくるんでしょうが、時間がかかっているようです。なので、警備費もかかるし、豪邸の維持費もあるしいくらあっても足りないかもしれませんが。。

    https://www.mirror.co.uk/news/us-news/harry-meghans-netflix-silence-spotify-26052536

    https://www.quora.com/How-much-did-Netflix-pay-Prince-Harry-and-Meghan-Markle

    • 彼なら売ると思いますよ。
      恋のために皇族の位をあきらめた悲恋のプリンセス。
      アメリカ人が反応するのは「恋」「あきらめた皇族の位」ですね。
      ただ、彼女の「歯」を何とかしないと。
      クローズ・アップするとアメリカのオーディエンスがみんな引きますね。
      私も、ぎょっとするくらい引きました。「歯」
      Kは他に稼ぐ能がないじゃないですか?
      オッファーは来ますよ、。まずマイルドなインタービューをOKして、
      日本の反応を見ながら、だんだんセンセーショナルで高くして、。

  2. 私も留学させた事(国外へ出したこと)が間違いだったと思います。KKは自分の利益の為にだったらお構いなしでしょう。整形でも何でもするでしょう。あの母の息子ですよ?M子さんもKKから洗脳云々言われていましたが、A
    宮家の躾が異常で両親からまともな教育を受けてこれなかった事をベースとして、結局は『同じ穴の狢』だと思いました。

    2015-2018アメリカで『The Royals』というテレビドラマがあったんです。イギリスのロイヤルのパロディなのですが、宮殿内の殺人、クイーンの浮気、キングの弟がアル中、薬中、プリンセスはボディガードと関係を持つ、、、、と、まあ、ロイヤルの威厳、崇高さとは程遠い特権に汚れたスキャンダルだらけの王室一家のストーリーに仕上がっており、よくまあこんなパロディ作って放送できるよな〜と当時驚きながら観ていました。

    アメリカ人は日本のロイヤル、今回のNYのお二人には興味ないのは同意です。お二人のライフスタイルは全く魅力的ではないですもの。でも!!スキャンダルを題材にしたゴシップだったら話は別だと思います。

    ちょっと前に『Crazy Rich Asian』もありました。欧米人が知らない、思いもしない、予想外なストーリーが受けたんだと思います。なので、日本人の菊のカーテンの向こう側で起こっているスキャンダルならばひくてあまただと思ってます。実際、私も半信半疑でしたが過去のA宮家にまつわるさまざまなスキャンダル、あながち事実無根でももない事がわかってきてますしね。いずれにしても、身内に三人の不審死が起こって、M子さんと付き合った当初から身元調査で事実がわかっていたのにも関わらず、KKと結婚を止められなかった宮内庁です。
    日本の優秀(だと信じたい)お偉い様達も本当にどうかしてます。

    右も左もわからない様な二人にこれ以上税金投入してNY生活を維持させようなんて馬鹿な事は諦めて(諦めさせて)、EB5だの論外、とっとと首に紐つけて日本へ連れ戻すべきだと思ってます。

  3. りんどう

    記事のアップ有難うございます。賛否両論あるにせよ、NY日系社会の大御所の方が中心となり、外務省とタグを組み、とにかく真っ当に自立させたいと二人の面倒を見ている間はある種の「枷」が効いている状態だと見ていました。それが違う方向に進んでいるのだとしたら、サポート側に対する圭氏の不義理があったか、差し迫った状況が発生したか・・日本政府の手厚いサポートについても無茶をさせない防波堤の意味もあったのでしょう(良し悪しは別です)。止めなければいけないのは能力経験共に一人前とは言えない二人が危険な独り立ちをすることだと思います。それが「ベンチャーを与えてはいけない」本質かと。当初は圭氏は「女性宮家当主」などをおぼろげに狙っていたのかも知れませんね。ただ、その道は絶たれましたから、何とか濡れ手に粟的な楽な方向を狙っているのでしょう。ベンチャーを立ち上げて「環境保護」などお金が集まりそうな事業の展開もあるのかも知れませんん。そこにいろいろな思惑を持った人が集まり、性善説を信じていればあっという間に利用され潰されるのではないかと思います。ベンチャーを与えてはいけない=広告塔にしてはいけないにもつながるのだと思います。

    最後に、リーク元に対する、特に官僚に関するmikie様の見立ては大正解だと思います。官僚にもいろいろありますから。

  4. どのレベルの官僚がリークしたかは重要でなく、リークされてしまうことが自体が問題でしょう。A宮家の職員に対する対応も篠原さんは当事者から直接聞くこともあるようです。
    皇族のゴシップというのは実はたくさんあったのです。雑誌に出ているようなことはほんの一部で、ほとんど世に出ていません。私は、ご本人がお妃候補になってもおかしくないようなお嬢様と昔知り合いでした。彼女は帰国子女で、ある国の日本人会で活動されてましたが、その方から色々伺いました。皇族の方が公務で海外訪問するときにお世話することが多かったようです。お父様が一流企業の方でしたので。

    このような状況が異常なんです。この先1年間であの夫妻のために10億のコストがかかるとすれば、5年で50億。ならば50億払って離婚させられないのでしょうか? いい加減この状態が嫌になりました。

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