インドは世界の薬品工場

UCLAの皮膚科ドクターに処方してもらった美白クリームの効果はものすごかった。
薬局で一本175ドルと言われた時は、絶対聞き間違いだと思ってファーマシストに聞き直したのね。

そしたら値段を言ったファーマシストも驚いて見直したのだけど、やっぱり1本175ドルだったのよ。おばちゃんは3本分処方されていたけど、高いのでとりあえず一本だけ買った後でものすごく後悔した、3本全部買えばよかったって。

おばちゃんは寝る前に色素沈着ができた場所に塗った。
よく伸びるクリームだったから、真珠大で頬の半分くらい少量でカバーできた。薬の注意書きにはトレチノインとハイドロキノンともう一つナンとかが含まれていて、太陽光線に当たること厳禁と書いてある。

おばちゃんはレーザー焼けを調べていた時、この二つの薬剤のことをよく読んでいたからベッドルームのカーテンは2重にして朝日も絶対当たらないように気を付けた。朝には薬を洗い流して、出勤のドライブの時もスカーフをかぶる。仕事中は外に出ないし夜に帰宅するので、気を付けるのは朝の出勤の時だけだった。

3日目くらいに顔全体の皮が一枚めくれた。日焼けした皮膚がむけるみたいにすると、色素沈着は消しゴムで消したように消え、顔全体のお肌は2段くらい明るくなって、しかもつやつやぷりぷり若返っている。

おばちゃんを見る人皆から、どうしたの?って聞かれるほど。レーザーで焼かなかった場所のシミも薄くなっ化粧をすればもうシミは見えない。

でも、気をつけなければならないのはこのクリームを使っている間は、お肌の紫外線に対する感受性が高くなりちょっと油断して日に当たるといつもより日焼けしやすい。間の悪いことに季節は6月だったから、紫外線のシャットアウトはなかなか骨だった。

最初の一本目を使い終わる前に、薬局に戻ってさらにもう一本買おうとしたら、ファーマシストが残念ですけど、この薬は現在在庫がありませんと言われて驚いた。いつ頃再入荷します?と聞いてもファーマシストでは分からないと言われた。

日を変えて寄ってみるのだが返事は相変わらず在庫がない。それでネットで製造会社を調べてみると一時的に製造中止とある。ん~残念。

それからしばらくして、知り合い経由でインドの会社から美容の薬品を共同購入しないかというお誘いがあった。オンライン購入でインドの会社から購入・直接輸入できるし、薬品の値段がインド値段なのだという。ラティースが一本5ドルなんだって。

ちょっと待て!
おばちゃんはUCLAの皮膚科の待合室で待っているときに、飾り棚に麗々しく並べられたラティースに一本350ドルの値札があったのを見ている。(2008年頃)

インド産なんてバッタモンじゃないの?安すぎ。すると知り合いは、本物ですよ。インドは世界の薬品工場でアメリカに輸入されている薬品はそもそもインド製品が多くなっているのだという。おばちゃんはそうなんだ、じゃあいっぺん試してみよう。

2週間ほどでインドから届いたパッケージをみんなで分けて、おばちゃんはラティースを右目だけつけてみた。

5日ではっきり差が分かった。右目だけまつ毛が濃くて長い!本物だわ。おばちゃんは感嘆して、両目まつ毛に付けた。伸びる、どんどん伸びる。
知り合いのおばさんはラティースを塗ったらまつ毛が伸びすぎて瞬きすると眼鏡のレンズにさわさわ触れるのだという。
まあ、すごい。薬品は本物だったし、値段はホントにインド値段。

おばちゃんは処方箋の例のクリームが忘れられず、知り合いにハイドロキノンとトレチノインが手に入らないか、聞いてもらったが、今忙しいのでオンラインのURLを教えるから自分で買って、と。

オンライン・ショップは普通のショップと変わらなかった。ただ、ショッピング・カートがいつもテンポラリー故障中になっている以外は

トレチノインもハイドロキノンも安かった。インド値段で一本2ドルとか3ドル。送料の25ドルは大容量でも買わない限り同じなので、5人でも集まれば一人5ドル分担で済む。でも支払いはショッピングカートが故障中ならどうやって支払えばいいの?

紹介者に聞いたら国際為替を買って郵便で送っていたという為替を買うのは面倒くさいので、カスタマーサービスに電話をすると、クレジットカードでもOKという。だって、ショッピングカートが故障中じゃない?そしたら電話口で読み上げてくれればチェックアウト出来るから。

品物は無事届いたけど、直後におばちゃんのクレジットカードが不正に使われているとカード会社から連絡がありおばちゃんはカードを作り直した。


国際為替はやっぱり面倒くさいのでそれ以降その会社から購入していないが、いまだにおばちゃんのアドレスにメールくる。ひと月ぐらい前少し心が動いて、日本に送れるか聞いたらNoProblemsと返事が来たオンライン・ショップのショッピング・カートは相変わらずテンポラリー故障中である。


mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. 昔、東京で働いていた時にまつ毛のエクステンション?が流行っていたんですが、結構わざとらしかったです。やはり、自分のまつ毛が長くなるのがいいですね。私はシミもあるんですが、もう気にしていません。それより、Covidであまり外出していないので日にあたらなすぎでビタミンD不足を心配しています。

  2. りんどう

    インドの創薬はベンチャーも含めて大変な伸びですね。
    日本でもジェネリックの処方も多くなりました。製薬会社は薬の開発・研究に莫大なお金をかけますが実るのは一握り。常に厳しい競争にさらられます。製品だけでなく薬の原料も日本は海外頼みとか。経済・生活安全保障という文言が頭をかすめます。

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