カリフォルニアの離婚

おばちゃんの周りでも色々離婚した。国際結婚で離婚へというカップルも多かった。2組に1組離婚すると言う統計もあるから日本よりはずっと離婚率が高いには間違いない。

当時の記憶だから法律の適応や細部については保証しないが、日本とカリフォルニア州の一番大きな違いと言うのは、「無過失離婚」だと思う。加州の結婚についての基本的な定義は:結婚は二人の合意に基づいて成立するもので片方がイヤになったら夫婦として成立しない。

これを知った時おばちゃんはナルホドと思った。片方が我慢して成立するような結婚・カップルはそもそもおかしいわけだ。

日本に帰国してびっくりしたことは、法律番組でXXの理由で離婚できるかできないか、相談があまりにも多かったこと。法律で規定された離婚理由が必要なの?法律的に離婚理由じゃないから出来ません、ておかしくない?

アメリカ人だって、離婚になるまで努力しないわけじゃない。普通に結婚カウンセラーとかセラピストがいっぱいいるし、でも努力の結果、片方がやっていけませんと結論した場合離婚を申請するのは致し方ないと思う。カップルと言うのは双方が慈しみ合って成立するものだと定義するから。

日本の法律の場合、カップルの片方がダメだと思っているのに離婚事由に当たらないから離婚はできません。結婚/カップルとしての定義が違うわけよね。片方がイヤでも結婚してなさいと。じゃあ、日本の結婚の定義とは何?一度婚姻届けを出した以上嫌になっても我慢しなさい。それが結婚というものです。罰ゲーム?

カリフォルニアで結婚を登録した場合は、確か離婚コートに離婚をファイルして離婚の条件(子供の親権や養育費、ジテーションや妻への生活費やいろいろ)を決めて成立したと思う。日本の協議離婚の方がよほど簡単だと思う。

米国での離婚がはるかに面倒くさいにもかかわらず、離婚率が高いということは自分の心に正直なのか?日本の結婚したままのカップルが多いのは、もしかしてどちらかな嫌なのに我慢したままの率が多いのだろうか?

離婚条件でもめるのがイヤだから、結婚前にプリナップprenuptial agreementにサインしてもらって或いは双方合意でプリナップを作成してサインすることが多くなったのだと思う。私の友人も結婚相手から差しだされたペーパーにサインしたから。

ただ、その時私が思ったのは彼女がサインをしたプリナップは結婚相手が一方的に作成したものであって、彼女に有利な条項は何一つないと推測できる。アメリカで自分が作成に参加同意していない契約書にサインするのはリスクのある行為だと思う。

結婚前のカップルでスイートな夢に浸っている状態で離婚時の条件を決めるのは何かとハードルが高い。でれでれ甘々なプリナップにサインして、離婚のとき条件で揉めるというのもまたアメリカによくある話かしら。

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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