空飛ぶ妊婦

空飛ぶ妊婦をおばちゃんは実際に見た。

OCにすごい勢いで中国人それも大陸からの移住者が増えた。新築の家の売り出しには中国人のリアルターが中国語のパンフレットを持って中国人の申し込み受付を始めた。中国人はローンを組まずキャッシュで買うので、抽選に当選しさえしたら確実に買う(売れる)

ガバメントはEB5という新カテゴリのビザを考案した。50万ドルの投資をすればグリーンカードが自動的についてくる。リアルターのデービッドは大忙しで、家は売れるビジネス物件も売れる、車もすごい新車がキャッシュで売れる。とにかく何かを世話すれば中国人が食いついてくる。

ショッピングモールの中国レストランの隣が売られると、これまた中国人が買い、その隣がまた売られると中国人が買い、ショッピングモール自体がチャイナ・タウンと化した。

おばちゃんのご近所でも住人が変わって、昼間に若い中国人女性がパジャマで出歩くのを見たり、3~5歳の子供が一人で三輪車を乗り回していたり、今までの静かな住宅街が変わり始めた。

幼児の下半身を露出して公園で排泄させたアジア系の母親が逮捕されたというニュースも放送された。
多分股のところをくりぬいたズボンをはかせていたと思う。

お高いデパートでここからここまでと目をひそめるような買い物をしたり、駐車場の空を争ってケンカをしたり。
友達のアイ子ちゃんはデパートの化粧品売り場に行ったら、買い物袋をいくつもおいて通路をふさいでいた中国人おばさんに、邪魔だからどいてくれない?と言ったところ
「You move」と言われてカンカンになっていた。

白人はどんどん南の市に逃げ始め、それでもアジア化は止まらず市長はベトナム系になった。そして、土曜日におじちゃんとランチを食べようとインドレストランに来ると、斜め後ろのパーキングにバンが止まった。

誰かがおりてきておばちゃんたちを追い越すとそれは妊婦だった。25・6歳で腹がでかい。割と美人系。そこそこ背も高くスタイルがいい。もう一人出てきた。

そしたらまた妊婦。年齢容貌同じくらいまた、出てきた。また妊婦。以下同。トータルで6人の中国人の妊婦がおりてきて、なかなか偉そうな態度で周りをうろつき、スーパーマーケットに入っていった。

アメリカは出産地主義を取っているので、アメリカで子供を産みさえすれば市民権が取れる。
共産党の幹部は「愛人」を腹の子ともどもアメリカに送り込んで出産させる。

将来、中国で何かあったとしても子供がアメリカ国籍を持っていれば子供をツテにアメリカに逃げることができる。その為に渡航費出産費用などが掛かっても保険として投資になるのだろう。

空飛ぶ妊婦はニュースにもなり、アジア系が多くなったOCに何か所か妊婦アパートがあるのだという。
むろん、アパートを経営するのも中国系だ。政府も危機感を持ち、何回か妊婦アパートを摘発したが、規制する法律がなくて、せいぜい宿泊施設でもない民家で違法に宿泊業を営んだ、くらいしか罰せられない。

ドアを開けておいて来るなと言う方がおかしい。
アメリカが出生地主義を廃さない限り、空飛ぶ妊婦は絶えることがないだろう。

おばちゃんが帰国してから何年も経ってしまったが、アイ子ちゃんに町の中国人はどうなった?と聞いたら昨今の米中の関係が悪化したせいで、町の中国人は家を売って消えたのだという。米中関係が変わったらまたやってくるだろう。

蛇足:質問があったので付け加える。
米国内で子供を産むとBirthCertificate出生証明書がとれる。これがアメリカ人である証だ。

子供がアメリカ人になったからと言って自動的に生んだ母や父に米国の滞在許可が与えられるわけではない。観光ビザ/ビジネスBビザで入国した母は産んだ子を連れて母国に帰国する。

21年たって米国人の子供はアメリカに帰ってくる。
子供は成年に達し出生証明書があるので米国大使館で米国人のパスポートが取れるい。つでも入国はできるが、アメリカ人として永住権のサポートが法的に可能になるのは21歳以上で、スポンサーとして経済力ができたとき。米国人としてアメリカに入国して、アメリカに両親とか配偶者とか呼び寄せて自分がスポンサーになって、両親の永住権を申請することができる。

観光ビザは最長90日滞在できる。ビジネスビザなら6か月。米国内で出産を計画しようとすると妊娠後期に渡米することになるが、米国政府がこれを察知して航空会社が後期妊婦へのティケット販売を制限するようになった。腹部が目立たない妊婦ならsneak in`できる。

2020年ついに米国は空飛ぶ妊婦へB2ビザの発給をやめた。ただ、F1F2への発給は止められないので、学生妊婦が増えるだろう。21年後のための米国内での出産は保険アリでも軽~く300万~ということがある。後期妊婦のために米国内でそれなりの産科施設を探さねばならないので伝手がないと。さらに定期健診と滞在費を支払える層でないとこの計画はできない。

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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