ああ、ダイソン

変圧器をかませて使っていたUS製ダイソン2本が、とうとう2本ともバッテリーに限界が来た。

M子ちゃんのダンナは今月 日本出張の予定はあるだろうか?
Amazonで交換バッテリーを買ってM子ちゃん家に送って、彼女の旦那が出張の時にスーツケース手荷物で持ってきてもらう、とか。

前回と同じ手を使ってもいいが、今度は替えバッテリー3つ頼むとかさばるし、Amazonの受け取りも頼まないといけないし、いずれその替えバッテリーも消耗するなぁ。

おう!そうだ。
ダイソンUSAから直接日本に送ってもらえばいいじゃないか?
盲点だった。
早速US DysonでポチろうとするとシッピングはUS内だけである。FAQに海外発送の回答はない。チャットでも海外発送が出てこない。

メールで問い合わせをするとすぐさま回答が返ってきた。えらい早いやないか?
–Our machines are not multi-voltage and we do not recommend using a converter with any of our products.—

東芝のコンピューターなんかインターナショナル・サポートなんだけどなぁ。

ああ、Dyson――なんだか疲れてしまった。
使えば消耗するバッテリー。つけっぱなしの変圧器。

実は、この変圧器も懸念だったりする。
中華製の変圧器をオンラインで購入したら届いた製品は電源ランプがつかなかった、動くんだけど。レビューで星を低くして報告したら、すぐさま販売店からメールが来て別の製品をすぐ送りますからレビューを書き直してくださいと、助詞の使い方が変?な文章だった。

この変圧器は、南海トラフと同じくらいの確率で、いつか火を噴くのではないかとおばちゃんは疑っている。
ヤバイ変圧器と使えば減るダイソンのバッテリー

でも、日本製のダイソンがあるからこれからメインで使えばいいではないか。でも、日本製ダイソンのブラシ付きワーヘッドはUS製より小さいのよ。だからUSダイソンをパワーブラシで、日本製のダイソンを先っちょ外してハンディとして使ってたわけさ。

なんだかUS製を使い続けるのが面倒くさくなって、日本の売れ筋掃除機を検索してみた。するとマキタの掃除機が出てきた。

Makitaあの緑の工具!
世界のDIY憧れの工具!
イギリスの園芸動画でも業者がマキタのトリマーを嬉しそうに使っていた。

Home Depoでは高いマキタにはとても手が出ず、おじちゃんは Black Deckerしか買えなかったのだが、。そうか、マキタが掃除機を作っているのか?それは面白しそうだ。

マキタの売れ行きトップのパッテリー式掃除機の解説を読むとこんな文章が出てきた。

――ヘッドが軽い。回転ブラシをつけておらずわずか140g 空洞ヘッドだから軽い
毛先8ミリ以上のじゅうたんの中のホコリはあきらめると割り切って、先端部は空洞のまま。----

そうか!?きっぱりあきらめたのか!
いさぎよいのぉ。

この文章がとにかくに気に入ってしまいおばちゃんはアマゾンでマキタのカプセル式バッテリー掃除機を買った。予備のバッテリーもすかさず一緒に。

次の日届いたアマゾンの箱は小さかった。
アマゾンの箱を開けるとさらに小さな箱があった。軽すぎる。おもちゃではないか?
箱を開けると、解説文通りにヘッドは毛さえついていなかった。手のひらサイズ。軽~。

うむ~~~~。
これはメインの掃除機にはならない。こんなちっこいヘッドで家中を掃除するのか。
牛刀をもって鶏を割くの反対というか、しゃもじの代わりにスプーンが出てきたというか?

あああぁ、これはアレだな、DIYでノコを引いて木くずが飛んだらちょいちょいと掃除をするための掃除機か、、。

明るい面を見れば、予備バッテリーは満タンにして置き、使用中にパワーが尽きたらバッテリーを入れ替える。充電時間は短い。

ヘッドがちっこいのでカウチの下もテレビ台の下も椅子の下も掃除がしやすい。飛び散った猫砂も気軽に吸う。そのほかマキタ共通バッテリーは同じ充電器で充電できる。10Aなら、。


というわけで、US製のダイソン2本はアマゾンの空箱にいれて仕舞った。テンの病気が完治したらグアムあたりに買い物ツアーにでも行こう。それまでは休眠である。

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●日本の洗濯物はくさい

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