グレース・ピリオド

学生ビザF1はプラティカル・トレーニングOPTを取ることによって1年延長される。小室圭のOPTが切れるのが今年の5月である。

Yahooの「ビザ切れ記事」で早ければ5月、遅ければ7月と2つの期限が書いてある理由は「グレース・ピリオド」があるからである。

イミグレは血も涙もない。
が、学生ビザF1が切れた後は60日間の猶予期間Grace Periodグレース・ピリオドをくれる。学校を卒業した後はすぐ母国にケエレと言いたいところだが、アメリカを見て回るくらいの時間はやろうというわけで失効後「60日間」アメリカに滞在できる。

だから5月に帰国してもよいし、グレース・ピリオド終わりの7月まで滞在してもよい。

実際、卒業した学生はこのグレース・ピリオドを利用して、今まで行けなかった別の州を旅行したりする。最後のアメリカだ。

知り合いの学生は、カリフォルニアから東海岸までキャンプして横断した。州ごとに風景が変わっていくんです、すごいですと。

オーバーステイ

このグレースピリオドから1日でも過ぎて米国内に滞在しているとオーバーステイで違法である。
1日2日オーバーしているからと言って、すぐその筋の人間が逮捕しに来るわけではない。3日ぐらい過ぎて米国を出国する際も、警吏が何か追及してくるわけではない。

NYエアポートから無事出国できる。日本入国もお帰りなさいと言ってもらえるだろう。
実はこの時点で、オーバーステイ者はすでに積んでいる。

出国ゲート入国ゲートをくぐった日付と時間は記録されてオーバーステイは確定してしまっている。
次のアメリカ領土に入国するときに、入国ゲートでがっちり拘束される。知り合いの場合は計算を間違ってたった1日のオーバーステイだったのに手錠で拘束された。強制送還のサヨナラジェットに乗るときに電話を1本だけ許された。

ビザ切れ

Yahooの「ビザ切れ」記事では”小室圭が政府にビザ切れの相談をした”との表現になっていているが、小室圭が政府に「ベンチャー企業と金」をねだって、政府がくれてやればEB5の永住権が取れるのは事実で、バレたからできないだけだろう。

あたかも合衆国のビザについて日本政府がどうこうできるわけがないとほのめかしているが、白々しい記事である。

応じてもらえる可能性は限りなくゼロに近い」(政府関係者談)
本当か!?帰りたくないと駄々をこねる娘可愛さに父と取り巻きがどんな手を打つか、7月過ぎまで油断はできない。

グレース・ピリオド期間中に別のビザに申請はまだ可能なのである。

蛇足だが、
29代総理の犬養毅の孫、犬養道子は戦後すぐ米国東海岸に留学し結核を発症して療養中に不法就労が発覚して、米国退去となった。

犬養道子はのちに自書でこの時の記録は、父犬養健の力をもってしてもどうにもならなかったと書いていた。米国再入国が難しかったので、彼女はヨーロッパに渡った。

グレース・ピリオドを一日でも過ぎてしまうと、違法滞在になる。政府もこの不名誉はぜひとも避けたいと思うであろうから、7月にビザの手当てがついていなかったら帰国を促すと思う。

後記:外務省がウイスコンシン計画を進めるようだ

外地育ちの2世の教育

英語圏で育てば英語がペラペラになるって思ってるあなた、言語能力だけを考えて、両親がネイティブで家庭内言語が英語の家族と比べるとどうだと思う?

フォントの話

さて、Helveticaというフォントがある。印刷業界に革命を起こしたフォントと言われ、その端正なフォルムは公文書にも多用される。例えばアメリカ政府とか。例えばカリフォルニア州税のTaxReturnフォームがすべてHelveticaが使用されていることは、普通の人はあまり気が付かないかもしれない。

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. りんどう

    ようやく雑誌がビザ問題をまともに取り上げるようになりましたね。これも原則や事実に基づく冷静な記事を揚げて警鐘を鳴らしておられる方々の努力の成果だと思います。圭氏が要求する「ベンチャーと金」。尤も、本人達にしっかりとした長期的なビジョンや計画がある訳ではなく、「兎に角アメリカに滞在し続ける手段」として制度を利用するという目先の緊急性であり、当然そのあとの面倒も見なければならないのでしょう。ただし、このような暴挙が認められれば、彼らはビザの為に真っ当な努力をしている在米日本人ひいては在外邦人を敵に回すことになる。また、外務省の信用問題や外交上の借りを作る事にもなりかねません。全く、官僚もなりゆき任せの2人のお世話に我慢の限界ではないでしょうか?「身の丈に合った」生き方を選ぶ(例えば日本でパラーリガルとして働きo氏事務所にご恩返しをする)などは頭の隅にもないのでしょうね。娘に引導を渡すのも親の役目かと。

  2. りんどうさんが仰ったように、新潮がビザの問題を取り上げています。ビザ問題で外務省に相談したとあります。詳しくは10日発売の同誌に書かれるそうです。アジアで生きようのケイちゃんも仰っていましたが、それが本当だと、テーミスの記事にも少し繋がってきます。

    https://www.dailyshincho.jp/article/2022/02091131/?all=1

    今週の女性セブン(ポストセブン)も頑張っています。職場では、「怖くて仕事を任せられない状況」と書かれています。そして、同記事の中で、そもそも論の、f大奨学金やJD編入等についてもしつこく書いて下さっています。本当に、女性セブンはいつも頑張っていますね。報道協定についてもセブンが一番に報道しました。

    https://www.news-postseven.com/archives/20220208_1724389.html?DETAIL

  3. 何度も失礼します。Youtube ハリ-の仕事塾で、NYの弁護士資格を持っている方(この方はずっと前から留学関係で情報提供しています)からの情報提供により、ビザの事を語られています。この弁護士さんによると、H1Bの申請は、修士以上の学位を取った人は別枠なので確率は高い、そして、弁護士資格がなくても事務所にメリットがあればスポンサーになる可能性もあるとの事でした。

    https://www.youtube.com/watch?v=zUGT3sTYraY

    • H1Bはスポンサー企業がいることがまず前提ですよね。彼は仕事ができなさそうで、給料を払う会社がいますかね?その次にH1Bで一番先に取っていくのは理科系STEM。
      理論上とれる可能性あります。可能性は0ではないけど。

  4. 通りすがり

    mikie様

    Jビザについてコメントした者です。詳しく調べて下さってありがとうございました。おっしゃ通り、Jビザは滞在期間と永住しないという意思表示がネックなので、EB-5申請と同時にOJTからのビザの繋ぎでJビザ申請は難しいですね。

    私も小室夫妻がNYに残るためのウルトラC戦術を考えているのですが、こんな案はどうでしょうか?いずれもビザ取得に時間がかり、OJTが切れた後の繋ぎビザが必要なので、現実的ではないですが。

    ①NY州弁護士のゲーリー森脇氏と同僚の滝川氏が独立、日本の奥野氏と組んでNYにゲーリー&奥野法律事務所を設立。弁護士資格がないKKをリサーチャーとしてLビザを申請。KKは司法試験に受かるまで挑戦し続ける。KKがまだ奥野法律事務所に籍があることが前提。

    最近、NYの別のフリーペーパー「ジャピオン」で、ゲーリー森脇氏と滝川氏の広告を見かけます。この2人は「遺産相続」が専門のようなので、独立しやすいのではないでしょうか?

    リンク先の誌面14ページの右下に広告があります
    https://www.ejapion.com/wpEJ/wp-content/uploads/2022/02/ejapion1139.pdf

    ②佳子さまの交際相手と噂されるベンチャー企業社長の海外拠点をNYに設立して、KKはNY社長としてEB-5を申請。これで皇室を出たい佳子さまにも海外拠点が出来て、政府は合法的に金銭援助と海外送金が可能になる。

    • ゲーリー氏と滝川氏が会社を作っているのではないかと最初に調べていますが、
      ゲーリー氏はマンハッタンに古い個人会社があります。二人とも新規には作っていません。
      National Databaseはコロナの影響か、updateがずいぶん遅れているようで、残念ながら確実ではないです。佳子さんのお相手が絡んでくるのは面白いですね。
      名義を人にすると乗っ取られるので、賢い人はやってはいけないですね。お相手がEB5をとって、KKをビザ雇用永住権が現実的かも。あと5か月しかないです。

  5. ロッテリね。もしかしてやってるかも。
    あれは、スピードが重要なんです。
    イミグレは抽選で当選者に通知を送ります。当選者は自分の家族を全部入れてきますから、一当選者の家族で人数枠がすぐ埋まっていくのですね。
    だから、当選通知が来たら、すぐ自分の書類を送らないと取れないのです。通知が来たのに、取れなったって話はよくありました。

  6. キャラメル

    通りすがりです。
    面白い考察をありがとうございます。
    ㏍たちのやることから目が離せないですね。好き勝手させない決意で。

    すみませんがひとつだけ。
    記事に最後に

    ただ、

    とあって、その続きが気になって仕方ありません。

    • ただ、F1が失効しても先があるんですわ。
      これはアメリカ社会の「澱」みたいなとこで知っている人は知っているのですが
      書けないのですよ。

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