屋根の張替えで電気屋に走る

おばちゃんはスイッチが入れば行動が早い。
屋根の張替え見積もりにOKを出したばかりだが、今日はヤマダ電機から帰ってきた。

ヤマダ電機?
4Kテレビを買ってしまった
屋根の工事はまだ先だろうって?今夜ケーブルテレビの追加契約のために、営業が来て実際の契約をするのだが、昼からおじちゃんが電気屋に行きたいというのでEdionをのぞいて、それからヤマダ電機に行きテレビを買ってしまった。

セールスマンは知識豊富で熱心だった。おじちゃんが彼にこの4Kテレビはアンテナにつないでも見られるの?って聞いてしまい、ケーブルでもアンテナでもどちらでもOKですという答えをもらって、
な~んだ、それじゃあ屋根の張替え完了を待つ必要はないじゃないか、で、先に買ってしまった。

まだ屋根の張替えがいつになるか日付も決まっていないのに。工事中はアンテナを下すから今のテレビでは放送見れなくなるだろうと、ただの不自由さがおじちゃんには耐えられなくて、先回りでテレビだけ買ってしまった。
瓢箪から駒というやつ。

NetFlix もYouTubeもこれからはテレビで見られると思うとちょっとウキウキする。43インチだからそこそこ予算通り。テンの2週間分の治療費だと思うと、なんだ安いじゃないかと思ってしまう。ウチの経済指標は完全に壊れてしまった。

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また、ロシアン・ルーレットの時期になった。
3か月ごとの検診である。おばちゃんは胆のうがん切除後の保護観察中で3か月ごとに病院に出頭するのだ。再発の危険度が一番高いのは術後の2年。この2年を乗り越えられれば再発のリスクは年々下がる。

5年過ぎてポコッと出る再発は遅発性再発で単発のガンに近いから外科手術でとれるものなら大事にはならないかもしれないらしい。

4種類のガン・マーカーの値は上がったか?下がったか?
あみだくじの先が出口のA案にいくのか、あるいはさらに迷路が続くのか、血液判定の時期が来たのである。

嫌ねぇ。最近右わき腹がどんより圧迫感がある。だるい。体重は増えたけど。
ガンで体重が減るのは、進行度が進んでから。胆のうがんが発覚したときは、おばちゃんの体重は帰国後3キロ増えていて最高度だった。体重なんかあてにならない。

Yahooの記事でーー
ドクターが、ガンは切っただけでは終わりではないです。3か月ごとに検診をして5年無事に過ぎたら完治したとしていい。3か月ごとのチェックは嫌な気持ちで、検診の前にはあちこち具合が悪くなり、検診の結果異常がなければ具合がよくなる患者さんもいます。― ー

ぇ~~っ。おばちゃんのことではないか?
血液検査の結果が出るまではみぞおちが痛んだり背中が痛かったり。
結果が異状なしとわかると、メンタルのせいだったんだと痛みや不快感が飛んで行って心が軽くなる。

メンタル再発だったか、、。3か月ごとにこの過程を繰り返すのは正直楽しくない。帰国・移住生活も落ち着いてきたのでできれば穏やかに生きたいが。

おばちゃんはコタツむりになると、ネットにちょいちょいコメントを書いたりしたのだが、先日

「あんたはいいね、幸せ自慢?」とリプライがついた。
リタイア後の生活は予算が許す限りでいろいろやってみようよ。と書き込んだだけである。

幸せ自慢に感じられたなら、それは幸せだからだ。
従業員に給料を払うために毎月きっちり利益を出さねばならないプレッシャーがない。セールス・タックスやビジネス・タックスを払う必要がない。なにがなんでも朝起きて出勤する必要がない。

助けてくれる人は自分とおじちゃん以外にいなかった。そんな背水の陣みたいな重圧がなくなって、自分の時間を自分で使える幸せがあって、邪魔されないで自分の畑・庭を作れる幸せがあって、ついでにガンの再発のリスクがあっても、病気の猫を抱えていても、今が人生で一番穏やかで幸せだと思う。

自分で人生の決断をしてこなかった人、自分で責任を取らなかった人、人生がうまくいかなくて自己憐憫に陥って他人が憎く見える人。残りの人生も後悔と妬みにさいなまれて送るのだろうか?

大リーガーの大谷が「憧れるな」と言ったらしいのだが、よくわかる。
人は「憧れ」という熱い思いだけで何となく心が満たされて、“自分の“憧れに向かって努力するのを忘れてしまうから。

憧れも後悔も同じ。
そんなことを感じている間に努力せいや!戦え!と大谷君は言いたいのだ。憧れるより自分の夢を追え!自分の夢を実現せいや!
アメリカで戦っている大谷君はアメリカの子らしくなった。

幸せは自分でつかみ取るものだ。
自分の頭で考え自分で決断する。戦って自分で勝ち取るものだ。

血液検査のサイコロがたとえ「凶」に転がっても、おばちゃん、やらねばならないことをやってきて後悔はない。ガンとは戦わないが、おじちゃんと猫たちが幸せに暮らしていけるように準備をするだろう。病気のテンを寛解にもっていき、家を修理し、山に知り合いを増やしおじちゃんが安心して暮らしていけるように生活の軌道を作っておく。

サイコロは3か月に1回振る。あと16回。

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不動産屋のKさんがまた見積もりを手にしてやって来た。
よかったですね、切りがいい数字にしてくれました。

よかった!数万円浮いた。
家のリフォームで町の補助金が出ないかと調べたのだが、建築年が昭和XX年以前なら町の指定建築業者で耐震診断書を出さないといけない。
考えてみればわかる。耐震構造にもなっていない家に補助金を出して地震でつぶれれば、補助金を捨てたことになる。だから町は耐震診断書を出させるのだ。おばちゃんの古い家にはそんなもの出るわけがないので自腹でやるしかないのだ。

おじちゃんが心配していることが一つある。
屋根の吹き替えにはテレビのアンテナを一時撤去するはずだが、そうすると工事中はテレビが見られないのではないかという疑問である。

Kさんに確かめてみると、やっぱりアンテナを下すんだからテレビは無理でしょう。でもネットを光にしてたら有線が家まで来ているから、いっそテレビも契約に追加したらどうですか?と言う。そうしたらアンテナなんかもう必要ありませんから。

そういわれればそうだ。
光ケーブルで固定電話とネットを契約しているから電話して聞いてみよう。すると工事は3週間ほど待つそうだ。

ここから夢が広がり、いっそスマートテレビにしよう、NetFlixをテレビで見られる。電気店によれば今の東芝を下取りしてくれるという、500円で。リサイクル料5000円を支払うよりはましだ。

一番先にテレビ契約と工事を済ませてしまい、それからスマートテレビに買い替えて屋根の吹き替え工事中もおじちゃんはテレビを見ていられる。

不動産屋のKさんはなんだかウキウキしていて、今はXXXさんの別荘の後始末をしてるんですという。XXXさんはおばちゃんも日本のテレビで見たことのある人である。ご高齢で現役を退いて山荘を売却し、Kさんは中身の処分に頭を悩ませている。

値打ち物はすでにご家族が引き上げた後だが、おびただしい衣装や用品を始末せねばならないらしい。スパンコール付きの衣装などちょっと引き取り手もないので困っているんです、と嬉しそうに言う。
はは~っ。なんだか楽しそうだ。

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テン・ジュニア FIP闘病記12

「こらぁ~バカ・テン しょん〇ん小僧、 またやったのかぁ!」
この日二回目に響くおじちゃんの悲鳴。

水曜日からウイルス薬の量は13mgに減らしたので、後ろ足の神経症状やだるそうな様子が見られないかどうか、夫婦で目を凝らして観察しているのである。テンはすきをついてベッドルームに行くとおじちゃんの枕元で朝一回、夕方一回スプレーをした。

昨夜はソファに近い絨毯で怪しい動きをしていたので、カエルのようにはいつくばって臭いをかぐと、、やられた!とおじちゃんはカーペットを剥ぐと粛々と掃除をした。

シオンが寝転んでいると飛びついて首をかじる。股間が見える。
テンちゃん、大事なものが見えてる。しまって!仕舞って。

テンは完全にサカリがついたのであった、FIPが完治していないのに。
来週はお誕生を迎えるので当たり前かもしれない。先代のテンに心不全で死なれてからほぼ一年になる。1月にテンを迎えて真菌症の治療から始まってクリニックに行かなかったのは4月だけだった。

5月末にFIPと診断がついてウイルス薬で何とか生き延びてきたのである。元気にはなってオシッコをかけまくっているのである。喜んでいいのか泣いていいのか。

ステロイドを止めてから毛艶がよくなった。一時はバサバサになっていたのだがシルバータビーのつや艶が戻ってきた。ふっくらとしたような気がするので体重を図ってみたら3500gを超えていた!いつの間に。

横浜でFIP治療のクリニックのドクターが。治療をしている猫の諸症状から予後の統計を発表していた。
その統計によると、ウエットよりはドライタイプが予後がよく、発症の月齢は若いより高い方が予後がいい。発熱は高い方が治る。そして、神経症状が出た猫は再発するか予後がよろしくない。

テンで気がかりは生後5か月で発症したこと。後ろ足に神経症状があったこと。
ウイルス剤84日(12週間)で20mgという上限の量を使って12週で退薬、わずか5日後に神経症状が戻ったことを考えると、再投薬の9週目に入るのだが安心できない。

テンがジャンプの時に右後ろ足がよろけたりするとやはりウイルスが足の神経に残っているのではないか、今の13mgをさらに減らしたら神経症状が戻ってくるのではないか?また体重が減り始めるのではないか?と不安がよぎる。

おばちゃんが人生で知ったのは、終わりが分からない苦しみが一番つらい。
リーマンショックのど真ん中のアメリカで自営業を生き延びた。その後モール運営会社との闘いなどを経ておばちゃんはタフになった。
が、愛する猫が生き延びてくれるか、どうやって快癒させられるかと考えると、終わりが見えずらいので気力がそがれていく。

先々先代の日本から連れて行ったニャンニャンは治療法がない拡張型心筋症で亡くなった。彼は去勢済みなのに3歳過ぎてからスプレー行動が復活してしまい、体力が弱るまで10年間、家、家具、プリンターなどにおびただしくオシッコを掛けまってくれた。
最後はお気に入りのクッションにも漏らして亡くなった。残ったのは臭いだけ。
尿とともに去りぬ、な~んちっち。

先日の診察日では、ドクターがMutianのオーダーが済みました。払い込みも済みました。ということだったので、クリニックにMutianが届き次第モルヌピラビルに代わって2週間ほど服用させてみたい。FIPウイルスに最後のとどめを刺すのだ。

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米国年金の秘密2

米国年金の秘・密である。
こらっ、余計なことを書きやがってと怒られるかもしれない。

秘密2とは、、、リターン。

日本の年金は何年で「」が取れるか。
年金通知書などに記載されている「払い込み総金額」を「年金額面」で割ってみればよい。

厚生年金40年払い込み 65歳 受給額は158万。支払総額は1,317万
元が取れるのは8.3

厚生年金40年払い込み 65歳 受給額184万 支払総額 1800万 
元が取れるのは9.7

国民年金のみの場合、受給77万 支払総額は796万、
元が取れるのは10.33

米国年金はどうか?
おばちゃんたちの場合、大雑把に5年。

これはこれは在米期間の前半は会社が社会保障を半額払ってくれ、在米の後半十数年は自営業で社会保障費12%を全部自腹で払ったから。おせっかいな会計士が夫婦の収入を全部スプリットしなければ、おじちゃんだけの収入として私は専業主婦年金spousal benefitsをもらえていた。そうすれば元を取るのも早かったのかもしれない。おしいなぁ。

米国年金はインフレ加算COLA制度で直近だけでも2021年から3年連続で17.8%支給額が上がった。だから元を取る年数はだんだん加速度がついて早くなる。

さらに、カレンシー
有利な国で受給すると、為替の益が毎月乗るのでカレンシーを1対1として”体感”だと2.5年くらいで元が取れるような気がする。物価のせいで。

最後は、日本人としての性質が有利に働くかもしれないーー寿命
日本人の平均寿命は84歳超える。長生きをすれば生涯受け取る総受給額は増える。一体どのくらいまで到達するのか、。


米国年金モデルとして、夫2000ドル 妻1000ドル 
インフレ増加率COLA毎年2.5% 為替レート1ドル120円と仮定する。

夫婦とも長生きなら累積の年金受給額は84歳で1億を超え、インフレ率がさらに上がるとか、為替レートが高止まりになると、1億を超える年齢はもっと早くなる。100歳まで夫婦で生きると2億。計算上の数字だけどね。

日本生まれ日本で生活した日本人の平均余命は高い。
若いうちからアメリカ社会の高脂肪・高コレステロール・高ストレス社会にさらされた日本人の平均余命は、日本暮らしの日本人に及ばないと思っている。だから払った分だけ受け取るのをまず目標にする。

おまけ
日本でも米国でも元を取るのが大事。
例えば日本政府がしつこく提案してくる「年金の繰り下げ
月に0.7%ずつ増額するから受給を繰り下げてね。というやつ。5歳以上はやってはいけない。

平均サラリーマン65歳 受給額184万 支払総額1800万が受給を75歳まで繰り下げると、75歳で184万が84%増 338万に化ける。

ところが、75歳に繰り下げた時点で繰り下げ受給者は920万円(184万X5年分)を捨てているのだ。
はぁ?!
日本国は5年以前の未払いの年金は時効で受給資格を失うから

どういうことかというと、75歳まで繰り下げて翌年亡くなったとすると、繰り下げの増額分は「無効」になり一時金として受け取れるのは70歳から75歳までの5年間分のみ。5年以上前の未払い年金は時効(年金は犯罪と一緒かよ)こんなの元本割れの詐欺商品である。
生きて増額の338万で払った金額で元をとれるのは5.3年

つまり80歳と3か月生きねば元が取れない。81歳と3か月過ぎてから増額した年金でどのように人生を楽しむのか?
自分で払った分を自分で受け取るのは当たり前、元を取った後からが利益になるのだ。利益を確定しなければ繰り下げは「絵に描いた餅」になりかねない。

5年以上の繰り下げをしてはいけない。元も取れずに死ぬかもしれないから。
さらに、繰り下げを途中でやめて止めていた年金を一括でもらうと、過去にもらっていたはずの年金をもらったということで確定申告で修正申告して所得税を支払わねばならない。
繰り下げにはこ~んなが仕掛けてあるのだ。

何事も押してくるのは裏があるに決まっている。保険屋と年金庁はできるだけ金を払わないように画策しているのである。
政府の陰謀に乗る人が1%と少なくて幸いだと思う。

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1ドル151.43円である。

そろそろ日銀の介入が入ってくるかしら?円ドル為替の高値・低値を毎日記録しているのだが、月が替わってそろそろ危ない。
米国年金の振り込み日が迫っているからである。

今日なまじ151円を超えてしまったから、ここで介入されると支給日に150円を割るかもしれない。微妙なところだ。
150円で入金されると、米国年金・標準モデル夫2000ドル /月を仮定すると、日本円で30万円/月 になり、妻が配偶者年金とすると、夫婦で3000ドル=45万 /月になる。

レートとしては非常においしいが、住民税・健康保険料・介護保険料が半端にならない金額になってくる。

おばちゃんはすでに猫FIPの治療費として軽中古車一台分を使って年内に屋根の吹き替えを行うので税金分のへそくりが出ていく。あ~ぁ。

以前の記事でも書いたが米国年金のリスクは為替リスクである。
SSAからのドル送金を日本の米国系銀行で受けるとその日のレートで日本円に変換されてしまう。この点は待ったなしである。ドルのままで置いといてんかぁ、と言っても選択肢はない。有無を言わさず現地国の貨幣に交換されてしまう。
(帰国前に年金受給の手続きをして米国内の銀行で受け取るならドルだ。)

レートがいい時なら大歓迎だが、リーマン不況の時は80円を切ったのだから、リスクヘッジはしたい。もし可能だったらドルでドル口座に入金+キープし、レートが好転したときに円に替えられるのにねぇ。現在日銀は金利1%を目安にしているが、日本経済がデフレを脱出し金利が上がれば日米の金利差が縮小していずれ円ドルは相応のレートに落ち着くだろう。これが為替リスクだ。

というわけで月初めの為替レートは要注意だ。(米国年金は毎月振り込み
税金が安くならんかなぁ、と調べてみるのだが、、。
まず日米租税条約で2国間の二重の税支払い発生することはないことになっている。つまり米国で所得税を支払ったら日本での所得税の支払いは免れるということだ。

SSの年金決定通知の金額と振り込みの金額を見ると源泉徴収として税金は引かれていないようだ。そのまんま。ところがSSサポートページなどを見ると、収入が年金だけの場合、タックスリターンの必要もないと書いてある。別のページでは夫婦ジョイントなら支給額の半額プラスその他の収入を足した金額が35000ドル以下なら所得税はゼロとある。
その他の収入とは日本の年金も入るのか?為替レートはいくらで計算されるのか?

もし、仮定として「年金X1/2+その他収入<35000ドル以下」なら米国内で非課税、$0を納税したとしてW-2などを手に入れられるとする。すると日本では$0を納税済みとして米国年金は申告しなくてもよいのか?

日本の国税局・海外年金の申告条件としては「源泉徴収がされていない海外年金は確定申告で申告義務がある」とある。
米国ですでに$0を納税の場合は、この条件に当てはめれば申告の義務がないのではないかと思われるが、。ところがこの「源泉徴収」を深堀していくと、この源泉徴収は「日本国の源泉徴収」だということが分かった。

はぁ?!
米国からの振り込みに日本国の源泉徴収が介入できるはずがないではないか。つまり米国年金収入は日本の税務署に申告せねばならない。米国内で所得税を支払ったならそれを証明する書類をつけろと、。さらに帰国者先輩諸氏が日本国相手に訴訟を起こして敗訴しているのが分かった。

まあ、そうだろうな。
日米租税条約はまず所得税の2重払い免除するものだが、日本の住民税や国民健康保険とは無関係だから。租税免除で米国年金額を申告しなければ、日本の健康保険と住民税の課税対象収入が分からない。日本は所得税よりも国民健康保険と住民税が高いのである。

米国年金は管轄地の年金事務所を通して米国大使館に申請することになっている。これは受給者が申告漏れを起こさないように管轄事務所が受給者をがっちり把握するために決まっている。


駐在員諸氏は駐在年数がたとえ数年でもSS米国年金を受給できることがある。駐在年数X200ドルなどという書き込みもある。少額でも申告の義務があるので心するように。
次はだれも書かない米国年金の禁断の秘密2

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さて不動産屋のKさんは屋根の吹き替え修理の見積もりをもってやってきた。
会社のヘッドレターで。なんや、Kさん、会社を畳んでへんかったのか?

いやぁ~、来ましたか。
大変な金額になりました。驚かんでください。
こういう金額になりました。

流しの屋根屋が最低でもこのくらい、と言っていた金額である。ふ~ん。やっぱりこんなものか。おばちゃんが驚きも怯えもしなかったので、Kさんはおやっと思ったみたいだった。

Kさんはどのくらい自分の手間賃を乗せているんだろうか?
Kさんが帰った後、おじちゃんとあれこれ推量した。
家の登記は帰国直後の住所でされているから、この際現住所に登記変更もしていた方がいいでしょう、とKさんは先回りして住所変更申請の委任状まで作成してつけている。申請料の二人分4000円だけだから代行料はいりません、実費だけでこれはおまけです、ということか。すると実質のKさんの仲介料は15万くらいかなぁ?

明日委任状を取りに来た時に、オンラインでいま着手金を振り込むので10万まけて、と言ってみよう。通るかな?

ニュースのヘッドラインでは来年は建築資材が爆上がりするそうである。インフレがヒタヒタと押し寄せているし、コロナのせいでユニットバスや便座やらいろいろ品薄になった後、暴騰していたのを知っていたから今年中に屋根の張替えを済ませたい。

おじちゃん、これでうちの屋根は30年大丈夫ね、南海トラフさえ来なければ。

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最初はロシアかと思った。
太ったばあちゃんはスカーフをかぶって野外のキッチンで肉を刻んでいた。顔は白人系でスラブ系とも見えるし。東ヨーロッパかな。

ばあちゃんは次に粉を取り出し卵を割り入れると水を足してこねだした。パンを作るのだろう。2次発酵が済んで綿棒を取り出すと小口に分けたドウを伸ばし始めた。
アレ?ロシアではないな。

伸ばした生地は直径40から50センチ、厚みはパイ生地くらいである。薄いパンね、、。
これが四角ならイラン系か、それとも小さな丸形ならピタパンでトルコ系か?
野外キッチンの周りの風景はなだらかな草原である。オリーブのように見える木があるかも。ロシアよりずっと気候があったかそうだ。

おばあちゃんはかまどの上に平たく大きなフライパンを置き、伸ばした生地を焼き始めた。ロシアではないな。トルコの近く?
牧場の仕事が終わったと見える野良着のじいちゃんが大きなジャグを持ってきてかまどのそばの金属製のポットに水を注いだ。ポットの口に口金をセットすると真ん中にかまどから火ばさみで取り出した燃えかけの薪を入れた、2本。

あっ、これはサモワールではないか!
するとこの国はロシアの南だろう。はて、。

ばあちゃんは濃い紅茶をカップに注いでサモワールから湯を足した。紅茶は薄めるものなのか?
ふ~ん。紅茶カップはウグイス色の地に何かの幾何学模様である。お世辞にもあか抜けていない。トルコの東、。黒海の北。アルメニアとか、。
この辺でおばちゃんの地理知識がつき、チャンネルのアカウント説明を開いた。アゼルバイジャン!なるほど!

あちゃんは大葉のように見える野草の葉っぱを摘んでいた。大葉に似ているが大葉と断言するには雑草に似ている。
ばあちゃんは大ざる一杯の雑草を刻んでそこにたっぷりの溶かしバターで炒めたみじん切りの玉ねぎを加え、生卵を二つ割り入れて混ぜた。

おばちゃんは雑草が気になってキャプションにでた「Nettle」を調べた。毛が生えたイガイガの、、。えっ!まさかイラクサ?あの雑草を食うのか?!!

ばあちゃんは粉を取り出し卵を割って捏ねてまとめるとラップで包んで寝かせた。アゼルバイジャンにもラップはあるんだ。生地を小さくちぎって小さな綿棒で伸ばした。小皿ほどの大きさに。

おお!これはまさか!
まさかの餃子でないか、いや、アゼルバイジャンならペリメニかも。
ばあちゃんはスプーンでイラクサ餡を掬うと皮の真ん中に落とし二つ折りにして端を閉じた。時々襞をつけたりしてどこからどう見ても餃子である。中身はイラクサだが、。
ギ酸があるとか危険とか翻訳に書かれているが、婆ちゃん、大丈夫か!

ばあちゃんは包んだ餃子をかまどの鍋で茹でた。
じいちゃんも食卓にやってきて大皿からイラクサ餃子を自分の皿に取り分けた。

それからテーブルの真ん中に置かれた青染付のボールから木のスプーンで白いソースを掬って餃子にかけた。多分サワークリームであろう。じいちゃんは嬉しそうにフォークを握ってイラクサ餃子を食べた。
う~ん、味の想像が付かん。

世界発見
Kənd Dadı | Taste Village
https://www.youtube.com/@kend-dadi

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心が疲れた時は

Set foots to others shoesという慣用句がある。

他人の靴に足を入れてみる、、、他人の気持ちを考えてみる という意味だが、。

もしこの人の靴に足をそっと入れてみて歩いてみたらどんな気がするだろう? この人の人生に成り代わってみたらどんな風かしら?と、それ以上に解釈したいときもある。

文字通り他人の靴に足を入れてみて、その生活の一編を味わえる個人動画がYouTubeにあふれている。
コタツから一歩も出ずに他人の靴に足を入れて人生を覗きみちゃうのね。

テンのFIP治療、屋根の吹き替え、車の修理、Thinkpadの買い替えなどがつづいて、おばちゃんもヘロヘロ笑ってばかりいられなくなってきた。おばちゃんは35歳で酒もやめてしまって庭も休眠で草取りもできず気を休めるものがない。

スイッチを切ってしまいたい。
手術の全身麻酔はまこと最高だった。プチンと意識が途切れる。マイケル・ジャクソンがはまった理由もわかる。あ~あ、意識が切れたらいいのに。ブラウザーでお気に入りを巡回しているとOff Gridと、キーワードが目に留まった。
Off Grid !ええやん。

斧一本を手にして北極圏の針葉樹林でシェルターを建てる男。文明から逃れて山の岩陰に一人入れる避難小屋を作る男と犬。手にしているのは斧かノコギリ。明かりはロウソク一本。
はぁ、静か、、。

動画サイトのおすすめはOff Gridばかりになり、ふと気をそそられたのは、アジア系のお姉ちゃんが竹を切る動画である。竹を切って家を建てている。

竹で家を建てる?
おばちゃんはぐっと興味をそそられた。どうやらベトナムのようだ。
竹藪やバナナが無造作に生えている野っぱら。ベトナムお姉ちゃんが手にしているのは無骨なナタである。

ナタをふるって竹をたたっ切り穴を掘って支柱として建てる。竹を割って枝折り戸のように編んで壁と垣根を作る。屋根を葺くのはその辺にいくらでも生えているニッパヤシの葉だ。

竹で家が建つのか?!
何もなかった野っぱらに竹の家が一軒建った。電気はない。
昔、曽野綾子がバナナの育つ国では人はたやすく生きていける、との意味を書いていたが、おばちゃんはそれを、バナナを食べれば生き延びられると解釈していた。どうやらもっと広範囲の意味のようだ。

バナナが無造作に育つ気候の国では、竹も無造作に伸び、年中タケノコが育ってヤシの実、果実、山の芋、カエル、淡水貝などが無造作にとれる。

Ly Thi Caというプリプリとした健康そのもののお姉ちゃんは、無尽蔵の竹を切り出して鳩小屋、ヤギ小屋、鶏小屋を作る。太い竹を縦に割れば犬や猫や家畜のご飯皿代わりになる。
タケノコは茹でて塩漬けにすれば保存がきくし、タケノコを刻んで塩と唐辛子を混ぜて調味料を作り、また竹は節をぬけば樋となって渓流の水が引ける。
建ててよし、食べてよし。竹はバナナより活用の幅が広いのではないか?

二の腕もぱっつり張った健康そのもののリー・チー姉は庭や畑では裸足だ。冬に長袖スエットを着るくらいで、半そでのシャツ姿。土間の竃には長いままの竹を燃料としてくべる。きちんと切りそろえて薪にせんでもええんやで、という新鮮な常識!果物のチェリモヤに似た釈迦頭を枝からもぎ取って皮を剥き、その場で無造作にかぶりついて、タネはぷっと吹き飛ばす。衒いもない自然体のリー・チー姉さん。

ある日、近所の製粉所に出かけていくと米を買いその場で挽いてもらってさらに麺にしてもらっていた。ベトナム・フォーだ。角がなくソウメンのように丸いやつ。もしかしてブンというやつかな。おばちゃんは人生でベトナム麺の製造過程をこの目で見ることができるとは思ってもみなかった。NHKよりよほど有益である。チャンネル登録をした。

ジャーナリストで作家の近藤紘一は、かつてベトナム駐在派遣員の時にベトナム女性と結婚した。彼がジャーナリストとして著作や会社業務で悩んでいるときに、ベトナム人の奥さんは、辛かったら会社なんか辞めればいい。ベトナムの田舎ならコメとヌクマムがあれば生活費がかからないから、と彼に提案していたが、リー・チー姉さんをみるとどうやら本当だ。

リー・チー姉さんが飼う豚やヤギや鶏は小柄だがみんな健康そうだ。挽いたトウモロコシやミミズ野菜くずなどを食べ庭で走り回って育っている。人生、生きていくには大したものはいらないんだ。必要なら竹で作ればいい。

おじちゃんも姉さんの動画をタブレットで見ている。
時々この動画は誰が撮ってるんだと疑問がわく。
おじちゃんは絶対映さない母屋に衛星アンテナと太陽光パネルと最新型マックがあるんじゃないか?と毒を吹き込むので止めてくれと思う。

心が疲れた時のおばちゃんのおすすめ動画は

イギリスの草刈り動画Home Renovation Dreamer
Off Gridでシェルターを建てるLuxon Bushcraft 
アゼルバイジャン村の生活Kənd Dadı 
ルーマニアのJohanna’sさんDIY
トルコの獣医 Tugay İnanoğlu
ベトナムの粉瘤つぶし(とても器用で手際がいい)

湯たんぽの冬

テンの治療費で毎週3万以上かかる。
屋根の吹き替えの件は先日依頼した業者さんが下見にやってきて、見積もりを作成中である。中古いうより老古の家を買ったので、屋根の修理は心づもりしていた。

コロナがなければ老後生活は計画通りとなっていたはずだが、コロナのせいで世界中の心づもりはみんな狂った。うちだけじゃない。

先週は愛車の軽自動車からオンオンと異音が聞こえてきた。
修理工場に入れたら、右前輪のベアリングが壊れていたそうであった。

2ヶ月前は里に下りる坂道でブレーキが利かなくなった。ギアを落としてエンジンブレーキで下ったのであったが、ブレーキパッドがすり減っていたのではなく(車検で変えたばっかり)ブレーキディスクが焼け付いたのだそうだ。

なんたって山に家があるわけだから、外出するには山を下るしかない。常に下りなのでブレーキだけを頼りに下ると、加熱してブレーキディスクが焼け付きやすいのだそうだ。エンジンブレーキを多用するようにとエンジニアさんからのアドバイスである。多分サンフランシスコなどに住んでいる人も同じ状況なのかも。

車のベアリングを変えてもオンオン音が出るようなら、ミッションが怪しい。と警告されていた。
ミッション修理なら30万が飛ぶ。今更じたばたしてもしょうがないので、連絡を待っているとベアリングの交換だけで修理が無事済んだ。

猫のFIP治療に家の修理、車の修理ときたら役満である。(麻雀は知らないが)
車の修理代は3万2千円だった。
テンの1週間分の治療費より安い!とっくに1台買い替え分くらい使ってしまったからベアリングの修理分だけなら安いものじゃないか。いろいろ経済観念が壊れかかっているおばちゃんである。

アメリカ自営時代、雇ったある女の子は、F1の留学生から在米資格をとった子であった。家庭環境を聞くともなく話してくれたのは、、。

なんでも父親が家族の債務を背負って3億円の借金があったそうだ。
その状態でアメリカに留学してこようとはいい根性である。自分で稼いで貯めたにしては年齢が若いので、どうやって留学費用を工面したのか聞いたら親に出させたと言った。

3億の借金を抱えた親にさらに自分の留学費用を出させたのか?シンジラレナイ。
でも、3億円が3億300万になったところで大して変わりがないじゃないですか?とケロケロと言った。
まあ、そういわれれば確かにそうだ。300万増えたところで利子分にも及ばない。その後に親は自己破産して留学費用も含めてチャラになっているかもしれない。崖っぷちで育った鋼鉄メンタル子であったから今でもアメリカでケロケロと生きていることだろう。

山は秋をすっ飛ばして、いきなり初冬に突入した。
コタツは仕立てて猫用のキャットタワーも冬支度だ。おじちゃんは猫が寒くないようにヒートパッドをつけまくるので、おばちゃんは余分なヒートパッドの電気を切る。ヒートパッドの戦いである。


今年の灯油は18リットル2000円を超えるので、灯油ストーブをつけると負ける気がする。だからエアコンの暖房にした。ヒートポンプ式のエアコンの方が今年の灯油より安く上がりそうな気がするから。政府が灯油に補助金をだしてくれることは多分あるまい。

電気毛布をどうしようかなと考えているときにフルサイズの湯たんぽを見つけた。これが大当たり。なかなか具合がいい。

電気毛布のあっためる範囲はベッドの半分近くを占めるが、それだけの布団があったまると暑すぎて夜中に無意識に布団を剝いでしまう。湯たんぽは代わりに足だけをじんわりあっためてくれて、さらに電気代がタダ。

寝る前にヤカンのお湯をポコポコと湯たんぽに注いでいると昭和の風情が味わえる。朝起きた時もまだ暖かい。

コタツというものは猫のお気に入りだが、ずっと入りっぱなしだと電熱源に当てられてフラフラになって這い出して来る。ところがコタツの電源を入れる代わりに湯たんぽを入れると、湯たんぽはじんわりコタツの床と空気をあっためてくれるようで詩音は湯たんぽのそばで長くなっている。よほど居心地が良いようだ。
今年の冬は湯たんぽで始まる。

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