税金だけではない

https://news.yahoo.co.jp/articles/38a33068d5d8195e5a1715a46fce61d40a598adb
小室圭さん・眞子さん「元々は血税だから」のネット批判は「日本の皇室」を変えるか 
幻冬社

国民の小室批判への分析記事。
国民の血税が小室夫妻に注ぎ込まれている。もし皇室の財産が戦後に無くならず、皇室独自の財産がいまだに存在してそれが小室夫妻に使われていたなら、今巻き起こっている批判は別の形であったかもしれない。イギリスの王室を見よ。――
という記事であるが、、掘り下げ方が甘い。

見よ!というイギリス王室はダイアナ妃の事故死でもミーガン夫妻の在り方でも世論は姦しい。問題は税金の使い方だけではない。皇室が財産を持っているかという問題でもない。

確かに元皇族に税金を費やす是非は、批判の一番にやり玉に挙げられる問題点ではあるが、もっと大きな問題点は、

●国民の目の届かないところでいつの間にか税金が注ぎ込まれていて、いったい誰が許したのか?!皇族が介入したのか?何故介入が可能なのか?主権は国民に在るのではないか?
●国の組織が動いた。誰が国政に介入を許したのか?
●ありえない人事が起こる。

●戦前からべったりだった財閥は皇室といまだにチャンネルがあり、使用するかしないか不確かな元皇族の夫妻のために数か月マンションの全室を全力で抑える。
●PTSDで取れないはずのビザが超速度で出される。
●収入ゼロ、クレジット・ヒストリー ゼロの無職夫妻が、審査ぬきでレント5000ドルのアパートに入居する。
●なぜか総領事館の大使がカナダに横滑りし、NYの領事館には皇族と面識がある新大使が任命される。
●突然提携校進学制度が誕生する。

●校長の人事が異常。●寄付金が異常。
●国家の宝である美術品が外国に貸し出されるかもしれない。一人の元皇族に職を与えるために。

不敬罪が存在していた戦前の封建時代がよみがえってきたようだ。
「華族・貴族」という言葉が生きていた時代に、財閥は上級国民で皇室御用達し。庶民の手の届かない生活をしていた。
皇族は国の象徴であるはずなのに、いつの間にか新法律が成立し予算が付き元皇族のために有利な計画がそろっていく。

国民の批判を、“妬みや嫉み”と下賤な感情とすり替える識者がいるが、そこまで国民を見下げてもらってはこまる。国民が不満を持ち批判するのはFairness/正当な競争が踏みにじられている怒りからだ。

民主主義の日本は曲がりなりにも、国民は平等、機会均等を標榜しているのではなかったか。
日本人に生まれてきて真面目に勉強し試験を突破し、正当な努力をすればより良い学歴より良い未来があると信じるられる社会。


試験勉強をしてきた受験生を横から割り込んで席を取る。取れないはずのビザを取る。青年の意欲を叩き潰す事件なのだ。平等とは正反対にある特権を振り回して特例措置や特別待遇を手に入れるやり方に国民が怒りを覚えるのは当然ではないか。

税金を私的に使うな
国の組織を私的に使うな
国の公務員を私的に使うな
社会はフェアな競争であるべき

国民の手本である皇族が正当な競争を守れなくて何の象徴か。


美術館の職が欲しければ学校に戻って勉強をし直し博士号を取って正々堂々と職にアプライすればよい。まっとうな努力をせずに特権を使ってうまいことをしようとするから批判が起こるのだ。

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
ブックマークする パーマリンク.

1件のコメント

  1. 本当に仰る通りです。問題点をクリアに良く纏められていて、有難うございました。

    私も幻冬舎のオンラインで読み、思わず著者の方の情報を見たんですが、富裕者をターゲットとした総合サイトを運営との事。なので、資産保有とかその使い方等についての観点から、書いたんでしょうか。ちょっと違いますよね。。Mikieさんも仰る通り、お金の事だけではないんですね。お金をどこから出したらいいとか言うのではなく、その前に私たちはIntegrity – 誠実さとか高潔な事を望んでいるんだと思います。こそこそ、国民に言えないような事はしないでもらいたいんです。

    私はハリ-メ-ガンのインタビュ-以降、英国ロイヤルにはとても興味を持っているんですが、英国民は年々、ロイヤルファミリーのお金の使い方については厳しくなっているように感じます。だからこそ、チャ-ルズ皇太子は公務をする王室メンバ-の縮小をしようとしているみたいですし。そもそも、ご公務をしないロイヤルには警備はつけないそうです。(警備の事についてはDMにも詳しく出ていました) ハリ-メーガンさんが前に住んでいた家のリノベーション工事費用が2.4M ポンドぐらいだったらしいんですが、英国民からその費用についてかなり苦情が出ていたようでした。この3億円ぐらいのリノベーション工事費用って、日本の皇室でかかる色々な費用と比べるとあまり大きくもないですよね。この費用はアメリカに渡った後、自分たちのお金で返済したと言う事で記事が出ていました。彼らの警備も一切出ていないようだし、英国王室の会計はしっかりしているように思えます。

    https://www.theguardian.com/uk-news/2020/sep/07/prince-harry-pays-back-24m-for-frogmore-cottage-renovation

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

  • footer