皇統の危機 時代が変えてしまったもの

皇統の危機 宮家と皇族が減った。
理由は単純である。側室がいなくなったからだ。

一人の皇后・女性が生む子供の数は限られている。
世界の王国はみな同じ問題を抱えていたが、日本が“男系男子“を千年以上守り続けられたのは、側室があまたいて皇統の男子に不自由しにくかったからだろう。
女御更衣あまたさぶらいけるなかに宮廷があったのである。

世界の他の王国で現在は「長子」を継嗣のポリシーにしているので不足になりにくい。
ところが皇室典範の継嗣の第一条件が「男系男子」
これを死守しようとする限り、いずれ男子が不足する事態が起こりえる。メディアが皇族の数が少なくて皇統の危機!などと不安を煽る。

後嗣がいなくなれば誰が一番こまるか?
団系男子にしがみついている宮内庁が困る。
皇室がなくなれば一緒に滅亡する宮内庁と決まっている。危機感に迫られた宮内庁と、時の政府が何としてでも解決するであろう。

「皇室典範:男子男系に限る」
あはは、とおばちゃんは思う。


1000年以上生き延びてきた組織が継嗣の男子が尽きた時に、
じゃあ宮内庁は皇統が尽きましたんで皇室は終了です、って言うかいな?
宮内庁は解散しますから、って言うかいな?


XX宮と今上が崩御なさったら宮内庁は消滅します。皆さん、ご覚悟を!って、言うわけがない。あはは!

平民は皇室と共に滅ばないもの。かつて宮廷から武家に力が渡っても平民は滅ばなかったし、武家が政権を投げ出しても平民は変わりなかった。

男系でも女系でもいいです。ただしく皇統であられるなら。と皇室典範を改正するに決まってる。今上天皇のお子なら正しく皇統であらせられます!って言って女性でもOKですって。「男系男子」の男子を外します。

今は男子が尽きていないから「男系男子」にしがみついているだけだ。実際に瀬戸際になったら、とる行動は決まっているのだ。

南北朝で2系統が争い、大政奉還から返り咲き、平民から皇太子妃を選んだとか、1千年以上のさまざまな進化を経験してきた皇室に、ただ屋号が変わるくらいの変化は何のことがあろうか?女帝朝廷が開始するだけ。

由らしむべし知らしむべからず
この10年で日本社会のトップと平民の間の関係が大きく変わった。
かつて皇室の情報とは上から下に下されるものであって、平民はありがたく写真を拝見し記事を読ませていただくものだった。

それが、、、ネットとSNS、発信ツールのせいで、情報をありがたく見せていただくだけではなくなり、感想を言い、意見を言い、不満を表明し批判ができるようになった。

皇室の歴史1000年以来かつてありえなかった事態が起こっているのである。
民はモノを言う道具を手に入れ好きに意見を述べる権利を得た。非可逆的な進化である。SNSの発信チャンスを捨てて、新聞に文書を投書したり電話を掛けたりしかできなかった世にはもう金輪際戻らない。

世界中のどの国へでも瞬時に同時配信し、画像音声などのソースも同時に発信できるようになった。同じ意見を持つ民同士が意見を交換できるようになったのである。皇室歴史史上かつてなかったレベルで民の意見が発信されている。


便所の落書きほどの意見でも怒涛のようなボリュームは、民の上に立つ偽政者からも無視できなくなったのだ。

偽政者のほうが民の様子を窺うようになったのだ。これは大変な変化だといっていい。ただ、民の様子を伺ってはいるが行いを改めているわけではないようだ。
つい20年前のように今まで通りのやりたい放題をやって、今は民から批判が巻き起こるたびに「なんで?なんで?昔は好きにできたのに」と頭をかしげているのがおかしい。

民はよらしめて、知らしむべからず。
理由や情報は知らせる必要はない、民は従わせればよいのだ。と1000年以上民に情報を与えなかった為政者だのだが、それはネットとSNSのせいで崩れかけているのだ。

なんて書いているうちに坂東太郎 十文字学園女子大学非常勤講師 
「愛子天皇」待望論で気になる「国民の総意」「皇室典範」「政府見解」「憲法改正論議」などを考察する
https://news.yahoo.co.jp/byline/tarobando/20220411-00290865 が発信された。

皇室典範が改正されるのはひょっとしてもっと早いのかもしれない。いろいろ目を見張る記事が発表されるね。


mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. Mikie さんが仰った、「ただ、民の様子を伺ってはいるが行いを改めているわけではないようだ。」と言うのはその通りの状況だと思います。以前、美智子さまが雅子さまに対して「雑音を気にしては先に進めません」と仰ったと週刊誌の記事に出ていました。多分、ずっとこの方針は続いているのではないでしょうか。

    https://www.news-postseven.com/archives/20111218_76084.html?DETAIL

    昔の週刊誌しかない時代は良かったかもしれませんが、今やSNSの時代で、また、KM問題がきっかけになって以前よりももっと多くの人たちが皇室問題に興味をもつようになったからでしょうね。KM問題がなければ、ここまでこじれなかったでしょう。

    今日の篠原さんの配信でも、かなりご立腹でしたね。まあ、ビジネストリップで、途中にどこかに寄ると言うのは普通の会社であれば注意されるし、それにより経費が余計にかかるのであればなおさらで解雇になる場合もあります。ビジネストリップではなく、神聖な行事のために行かれ、スポンサードバイ国民と言う点は異なりますが。。

  2. りんどう

    mikie様 記事のアップ有難うございます。

    皇統の危機・・・

    GHQによる旧宮家の廃止はやがて皇統の危機が訪れることを含んだものであったことは容易に理解できることでしょう。側室制度は生まれ来る子供の10人に一人が命を落とすような時代にあって一つの知恵ではあったと思いますが、不思議なことに側室制度があった時代にも皇統の危機は起こっています。その時私たちの遠い祖先はどのような知恵で乗り切ったのか・・そこにも一つの学びがあるのかも知れません。

    様々な情報や意見があふれかえる良い時代。ただ、政治が「民の声」という形をとるある種の「動き」に流れすぎればポピュリズムの危機に陥ります。少なくとも王族のように「権力」の象徴ではない「天皇制」をいかに守っていくか、現代の知恵が必要とされているのでしょう。

    時代の波にさらされながらも変わることのない「しきたり」や「作法」。
    「道」と呼ばれる様々が担う久遠の時の流れ。時の権力者が成り代わることができなかった「天皇」(時代に翻弄されながらも)の意味を静かに考えるとき、
    GHQが壊した形を元に戻すというのは一つの賢明な知恵であると思います。

  3. キャラメル

    GHQの指示でクリスチャンの侍従長が任命され、さらにクリスチャンの誰かが花嫁になったというのは本当なのでしょうか。
    壮大な70年以上をかけての皇室崩壊計画?

    ただ私は皇室がなくなっても一向にかまわない派です。今の若い人を見ても無関心な人ばかり。これからすぐに死んでいく層が必死に騒いでいるだけとしか見えていません。

  4. 私は、皇室自体は残って欲しいんですが、皇族の方々を選ぶ事はできないし、チェック機能もあまりないので、悩ましいです。

    もし万が一なくなっても、皇居や赤坂御所等は絶対にそのままにして残して欲しいです。皇居に近い、二重橋や丸の内のオフィス街が、前は高層ビルではなくて、ある高さまでのクラシックな建築のビルでそろっていて、皇居は見下ろせないようになっていました。でも、丸ビルが高層ビルになってから、どんどんその周りも高いビルができて、丸の内の風景は変わってきています。昔は本当に素敵なオフィス街だったんですが、今は昔の面影はなく、あまり美しくありません。

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