EB5 最新情報 投資額は1億円まで

小室圭が狙っていた一発逆転ビザはEB5の永住権である。

サイトを見てくださった方から指摘があってEB5の新情報を検証しお伝えする。
ご指摘は「EB-5に関しては、2021年7月以降、新規でのビザ申請の受付を取り辞めている」という情報ーこの情報はRegional Center Programを通しての申請は終了したが、プログラムを利用しない申請者には影響がないーというお知らせ。

現在ガバメントのUSCISのEB5のカテゴリは次のような情報が掲載されている。
Alert: As of Dec. 30, 2021, Congress has not enacted new legislation authorizing the EB-5 Immigrant Investor Regional Center Program.

As of Dec. 30, 2021, Congress has not enacted new legislation authorizing the EB-5 Immigrant Investor Regional Center Program. As a result, USCIS is reevaluating the decision to hold, or not act on, any pending petition or application of these form types that is dependent on the expired statutory authority and was filed before the end of the statutory authorization. We will provide additional guidance as soon as practical.

このRegional Center Programとは何かという問題。
創設当時はイミグレに申請する方法だったと思ったが、EB5手続きをより広げるためか、ガバメントは全米のいろんな会社を窓口として認可しRegional Centerとした。そこを窓口にして投資ビザEB5を受け付けていたようだ。

例えばアリゾナ州のEB5のRegional Centerとは:
Alabama州 America’s Center for Foreign Investment
Alabama州 Baypointe EB5 Regional Center, LLC
Alabama州 Birmingham Alabama Regional Center, LLC
Alabama州 BW Community Funding, LLC
Alabama州 CP Southern Regional Center
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,

ガバメントの認可を受けたRegional Center/投資案件会社は少なくとも632か所あった。ダウンロードしたCSVファイルでは986か所あった。

つまり、これらのセンターは投資を受け付けるための会社。不動産会社や会計会社や法律事務所がEB5用の部門をもうけて、裕福層の案件をまとめてビザを申請していたということ。オンラインで、EB5を面倒見ますよという会社はこのRegional・Centerプログラムの一つであったのだ。
As of Oct. 25, 2021, there are 632 approved regional centers.

このRegional Center プログラムが2021年6月30日をもって終了したEB5ビザに変更があったわけではない。

Alert: Statutory authorization for the EB-5 Immigrant Investor Regional Center Program ended at midnight on June 30, 2021.
Statutory authorization for the EB-5 Immigrant Investor Regional Center Program ended at midnight on June 30, 2021. This sunset in authorization does not affect EB-5 petitions filed by investors who are not seeking a visa under the Regional Center Program. Due to the sunset in authorization for the Regional Center Program, we will reject the following forms received on or after July 1, 2021:

もともとEB5が創設されたときはRegional Centerはなかったと思う。(もしご存じの方情報をお願いします)、ガバメントの目的は、経済の活性化だったので、全米にEB5の受け皿となる会社をRegional Centerとして認可することでダイレクトに民間に金が落ちることを狙ったのだろう。

EB-5 Immigrant Investor Regional Center Program ended at midnight on June 30, 2021‘.This sunset in authorization does not affect EB-5 petitions filed by investors who are not seeking a visa under the Regional Center Program.

Regional・Centerを通して申請していない場合は、影響を受けないと明記してある。EB5ビザ自体の廃止されたわけではない。

つまり、自分で起業を見繕えない富裕層が、お任せパッケージでRegional・Centerに丸ごと面倒を見てもらうためのプログラムであったわけで、それは去年の6月で終了した。しかし従来通りのイミグレへのビザ申請なら影響を受けていない。


小室圭が要求したのは「ベンチャー企業」で、ビザ法の知識があるは同僚か協力者の弁護士を頼んで、自分でイミグレに申請するつもりだったのだろう。

USICSで最新情報をチェックしたおかげで、EB5の投資額がRegional Center・プログラムによっては いきなり90万ドル 1億円!から始まっている案件もあったことも分かった。(50万ドルがミニマムー1ミリオンまで)

EB5の投資金額は50万ドルが最低限。が、50万ドル以上1ミリオン以下なので小室圭が遠慮深く50万ドルで始めてくれる保証はなく、それ以上である場合も当然出てくる。前出のハワイ投資なら90万ドル 1億円!手切れ金としても高すぎる

ちなみにEBカテゴリのその他の種類と必要要件は

EB1必要要件  Extraordinary Abilityが必要 ムリ!
EB2 必要要件 Must require an advanced degree and you must possess such a degree 
高度ディグリーが必要 ナシ!
EB3 必要要件You must demonstrate that you possess a U.S. baccalaureate or foreign equivalent degree ナシ!
EB4 必要要件 宗教家、G4職員 NATO職員 ムリ!
EB5 投資家 90万ドル以上の投資 (現在投資金額は90万ドル!)
彼に手が届くのはEB5しかない。


文化は変容する 肉体も変容する

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. ビザの最新情報を有難うございました。もし万が一、今回弁護士試験に合格してしまっても、EB2またはEB3は無理なんでしょうか?

    http://brooklynojisan.blogspot.com/2013/01/eb3eb2.html

    • 合格の発表が5月初めのOPTがexpireする時期なんですね。だから発表がすんでからビザの手配を始めると時間的に難しい。
      弁護士資格一つでAdvance degreeでEB2とEB3は難しくないですか。毎年何万人も弁護士が誕生している国で。STEMで超優秀でもなし。

  2. りんどう

    詳細な記事のアップありがとうございます。手切れ金としてまとまったお金を渡して独立させたと思っていても、相手は「いつでも・何度でも」必要になれば要求してくるでしょう。今までも相手の言い分を信用して、性善説に基づいて対応し、大失態を重ねてきた宮内庁や外務省が同じ轍を踏まないことを祈ります。そもそも、圭氏は「渡米後のお世話は必要ない」と言っていた筈。ベンチャーの資金が眞子さんが辞退した一時金にちかい額というのも面白いですね。とは言え、表立った予算に載せることは無理でしょうから、この話が真実なら追跡できない別の名目費かな?官僚の懐が痛むわけではないし、自らの保身の為にも何とかして2人を米国に置いておこうとプランBが進行中なのかも知れませんね。これ程支援のし甲斐のない2人の相手では、官僚にとっての出世コースのNY駐在が鬼門になりそうですね。

  3. どなたかが月刊テーミスの記事を自身のユーチューブ動画で述べた「小室圭が外務省にベンチャー企業設立を要求し、自らが社長に!」が話題となり、これの延長上にある”EB-5 移民投資家プログラム”に関するmikieさんの詳細な解説ありがとうございました。

    私は、mikieさんが以前のブログで解説されていたO法律事務所が米国に事務所を開設して小室圭を企業内転勤者として米国勤務をさせ、その際必要となる駐在員ビザーLビザを取得させる考えで小室夫妻サポートチームは活動していると考えています。
    理由は、Lビザ取得が一番スムースに実施できそうだからです。
    仮に外務省が民間人のために投資家ビザ欲しさのため米国にベンチャー企業を用意すれば国民の怒りがいかほどになるか?理解されていると思います。
    税金を投げ出して小室圭のためにベンチャー企業を設立するほど間抜けではないはずです。
    関係者は、秋篠宮家の娘婿一家のために何とか国民の怒りを抑えるビザは駐在員ビザーLビザと理解しているのではないでしょうか?

    • 通りすがり

      週刊NY生活という現地フリーペーパーがあるのですが、この誌上でNY州の移民弁護士が眞子さんがJビザを取得する可能性を指摘していました。つまり政府がNY日本人歴史博物館を通してスポンサーとなって、眞子さんが研究者としてJビザを取るのです。山之内・元NY総領事と有力日系人が設立したデジタル博物館なので、楽なリモート勤務で高給確実です。

      Jビザの配偶者は就労可能ですし、外務省にベンチャー企業を用意してもらってEB-5申請したとしても、永住権が取れるまで時間がかかるので、それまでビザを繋ぐには一番確実なのでは?

      https://www.nyseikatsu.com/ny-news/10/2021/33892/

      https://www.historyofjapaneseinny.org/

    • 通りすがり

      週刊NY生活という現地フリーペーパーがあるのですが、ここでNY州移民弁護士が眞子さんがJビザを取得する可能性があると書いていました。つまり政府がNY日本人歴史博物館を通じてスポンサーとなり、眞子さんが研究者としてJビザを取って博物館で働くのです。この博物館は山之内・元NY総領事と有力日系人が設立したデジタル博物館なので、眞子さんは楽なリモート勤務で高給確実です!

      Jビザの配偶者は就労可能ですし、仮に外務省にベンチャー企業を用意してもらってEB-5を申請しても、永住権がもらえるまで時間がかかるので、それまでビザを繋ぐためにも眞子さんがJビザを取るのが一番確実なのでは?

      週刊NY生活
      https://www.nyseikatsu.com/ny-news/10/2021/33892/

      NY日本人歴史博物館
      https://www.historyofjapaneseinny.org/

      • おお、情報をありがとうございます。
        Jは確か2年で短かったですよね。配偶者はJ2かな?就労はどうだったでしょう
        Lも惨敗した時には”つなぎ”になるでしょうね。
        調べてみます。
        ありがとうございます

    • Lが易しいのですがO事務所が雇用を切っているとインチキをしないとL要件が満たせないのですね。火中に手を突っ込んでインチキをするかどうかなんですね。雇用をず~と切っていないとLは順当に取れますね。

      • 大船山・黒岳

        mikieさま、

        O法律事務所が今回騒動の大黒柱であることは間違いないと考えます。
        下記URLで奥野氏は、小室圭・眞子両氏に対する思いを述べています。
        普通の考えではない気がします。

        https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211026/k10013322441000.html

        法律のプロが画策すれば「小室圭が外務省にベンチャー企業設立を要求し、自らが社長に!」の記事よりO法律事務所が米国に駐在員事務所を開設して小室圭を駐在員として派遣する方が現実的で地に足がついた解だと思います。裏技もありではないでしょうか?
        Optional Practical Training (OPT) for F-1 Studentsの猶予期間が迫っており、選択肢はL1ビザしかないのではないでしょうか?
        いずれ明らかになるでしょうが、自立できない30過ぎの男で皇族を嫁に持つ夫婦をサポートしなければならない方々の心情を察するばかりです。

  4. 大船山・黒岳

    コメントに名前を記入するのを忘れました。
    先の匿名コメントは、大船山・黒岳です。

  5. デシタル博物館についての記事で、三井不動産とEB-5に関するコメントの補足です。EB-5なので、古いですがこちらの記事にコメントします。

    ハワイの日米バイリンガルの法律事務所が、EB-5について日本語でわかりやすく説明しているサイトを見つけました。

    これによると、時限法であるEB-5のリージョナルプログラムの期限が延長されず、21年7月1日から申請を受け付けず審査も保留になっています。ですが今後は議会で承認された場合、プログラムが再開される可能性があるそうです。USCISのHPでも「21年12月30日時点で、議会は承認していない」と言っているので、このプログラムが完全に廃止されたわけではないようです。

    リンクが上手く貼れないので、下記のURLの下の方にある2つの記事をクリックしてみて下さい。

    投資永住権ビザ(EB-5)によるグリーンカードの取得
    プログラム期限切れEB-5永住権ビザの今後の見通し

    https://www.golaw-hi.com/author/golaw-hi/

    このプログラムはリージョナルセンターを通じて不動産開発などに投資するものです。三井不動産が参画しているマンハッタンのハドソンヤード再開発プロジェクトでは、主に中国人投資家からEB-5を通じて12億ドルの資金を調達したこと等が問題になりました。詳細はKK問題と関係がないので省きますが、もしリージョナルセンタープログラムが承認されて新規申請の受付が再開し、小室夫妻が「税金で永住権を買う」気になった場合、EB-5に精通した三井不動産が良い投資先を紹介するかもしれません。

    KKが「ベンチャー企業を用意しろ」と要求したのは、お金さえ出せば2年で永住権が取れた、人気のリージョナルセンタープログラムが中断しているからだと思います。mikie さんが説明されている通り、リージョナルセンタープログラム以外のEB-5申請は受け付けているので、今は自分でビジネスを起こすしかないのでしょう。

    • さらに詳しい資料ですね。ありがとうございます。
      20年前リージョナルプログラムがなかったころは、稼働しているビジネスを買うとこから始めてましたね。
      自分でスタートすることも珍しくなかったと思います。
      銀行もお荷物、弁護士事務所も役立たずの小室圭は、起業はムリの自覚だけはあったのでしょう。

  6. そんな事があったのですね。とても興味深いです。あり得る話だと思います。

  7. 通りすがり

    ローエンスタイン・サンドラー社が入居しているビルは、1251 Avenue of America です。大家は三井不動産で、三井不動産アメリカの本社がある他、日系企業も入居しています。偶然かもしれませんが、小室夫妻のアパートも会社も大家は三井不動産、オークウッドレジデンス青山も三井不動産です!

    【アメリカで活躍する日本企業インタビュー】三井不動産アメリカ
    https://ny-benricho.com/business/%e3%80%90%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e3%81%a7%e6%b4%bb%e8%ba%8d%e3%81%99%e3%82%8b%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bc%81%e6%a5%ad%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%80%91mitsui-fudo/

    • MUFG security が入ってますね。
      三井と三菱だと世界中で一緒なんでしょうね。
      オークウッドレジデンスとの関係も言われていました!。

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