投資ビザEB5とは

投資ビザEB5とは何か
創設されたのは2000年より前。アメリカ経済のテコ入れをするためか投資カテゴリビザに新しいビザ枠が新設された。脚光を集め始めたのは2007~8年前後だった気がする。


当時、ジョイスの夫の不動産エージェントのデービッドが大忙しでフル稼働していたから、一体どうしたのか聞いたら、EB5ビザの案件がものすごく増えて家探しも有卦に入ったのだという。
デービッドの一族は、もともとは上海出身だったのでデービッドは上海語ができる。中国共産党の金を持っている層が、我も我もと投資ビザEB5と永住権を狙いにアメリカに渡ってきたのだという。

EB5(イー・ビー・ファイブ)の「5」は50万ドルを意味している。米国内で50万ドル以上の投資をすると永住権が付帯されるのだ。(*プログラムによっては90万ドルの案件もある)
ビザカテゴリといいながら実質永住権の付与に他ならない。
よくあるのは、現地のレストランを丸ごと買い取る。現地雇用が10人いるので、中-大規模のレストランを買収してオーナーになる。総額が50万ドル以上の投資になれば、永住権が取れる。続々と大陸から中国人が渡米してきた。アメリカで起業する

商売の元ができて永住権が取れたら次は家だ。そこでデービッドが物件を仲介する。言葉ができるし中国人は同じ中国人のエージェントを探すから。
家を買ったら次は車だ。デービッドは車のディーラーも紹介してフル回転の意味が分かった。とにかく生活に必要なものは一式まとめて全部世話をする。

新築住宅の売り出し会場が中国人の客で満杯。中国人エージェントが中国語のパンフィレットを撒いたのが地元でショッキングなニュースになった。
同時に空飛ぶ中国人妊婦がニュースになり、おばちゃんはこの目で妊婦たちを見た

中国人客が中華系弁護士事務所にビザ申請に押しかけていくのを、現地アメリカ弁護士事務所がうらやましくてたまらない。ところが中国人の弁護士が簡単に増やせるわけがない。

誰か中国語を話せるのはいないか?と血眼で探し回りなんとウチのパイポにまでもバイトの声をかけてきた。
おばちゃん、オレ週2日弁護士事務所でバイトすんですよ。
あれ?アンタいつから中国を話せるようになったん?
いや、話せないっす。黄色い顔しているから中国人が安心して頼みに来るかもって!とりあえず中国語の挨拶は練習しました。

中国人で弁護士なら人に雇われず自分で起業しようとするからな。
ユダヤ人だろうがホワイト・アメリカ人は中国人をよくわかってない。
「甘い汁が吸えるなら、自分で吸おう!」が中国人よ。わざわざなんでアメリカ人にピンハネされて給料をもらわんといかんの?

ホワイト・ユダヤ系弁護士事務所が中国語が話せる通訳を雇ったところで、通訳はチャンスと思うと中国人の客と直取引をしてしまう。客だって中国人なんで、通訳がもっと安くできますよと耳打ちすれば同胞の事務所に行ってしまう。

つ~わけで、中国人がEB5がらみでバンバン金を使うのを、ホワイト・アングロ・ユダヤ系は指をくわえてみていた。パイポもすぐにバイトを首になった。

さて、このEB5の要件だが今調べたら今はEB5専門の仲介会社までできていたわ。イミグレから年間発行数は9940件ある。永住権が欲しければ、こういう仲介会社に駆け込んで買収会社や投資ビジネスの面倒を見てもらうわけだ。

あなたに経営できそうな会社はこれです。現地の会社を丸ごと買い取るか、自分で作るか、仲介会社は相談に乗ってくれるのだろう。Webのページにある「estimate見積」というボタンが恐ろしいね。

投資金額は50万ドル以上1ミリオン以下。
米国で10人以上の現地雇用を創生することが条件。2年後にビザの条件を満たしていればビザを延長して5年後には市民権の道がまっすぐ開けている。


小室圭がこのEB5を取ろうとするとき当然ビザのための会社がいる。ニューヨークの寿司屋を1軒買うよりは「ベンチャー企業」のほうがカッチョイイと思ったのかもしれない。中規模のレストランでも経営に失敗すれば億単位の負債ができるので、レストランの買収はやばいと敬遠したのかもしれない。

小室圭が「ベンチャー」の意味を知っているかどうか不明。日本の銀行でさえ仕事ができずに持て余された彼に、どんな経営ができるか不明。
会社の利益を出し2年後から満5年後までの間にビザの要件を満たしつづける。誰がどれだけ彼らのの赤字補填をするのか。そして5年後に彼らは市民権だ。

失効しかけている留学生ビザが莫大な資金がいるEB5をとる?ありえない。まったくの前代未聞なのだ。
メロン農家のベトナム人農業研修生 グエン・ヌグエン君が、日本のIT企業買収して日本就労ビザをゲットてか?あるかい、そんな案件。


「ベンチャー企業」の単語を聞いた瞬間、おばちゃんは一人のタレントが頭に浮かんだ。
「俺って、ビッグだから」
小室圭をとことん勘違いさせた支援部隊にこれ以上彼らの支援をさせるな。

#NOと言おう

#小室圭にベンチャー企業をあたえるな

mikie@izu について

海外在住何十年の後、伊豆の山に惹かれて古い家を買ってしまい、 埋もれていた庭を掘り起こして、還暦の素人が庭を造りながら語る 60年の発酵した経験と人生。
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1件のコメント

  1. EB5について、とても分かり易く解説を有難うございました。このように、身の回りで実際に見て来られたことで説明されるのは素晴らしいです。

    本当に、どのビザなのか待ちきれないです。

    松居一代さんはEB1だそうですが、ご自分の実力でここまでお金持ちになって、アメリカのビザも自分の力で取って凄いと思います。何でも人任せの人たちとは全く違いますね。

    • そう、松居一代さんは実力がすごいですね。
      ただ、彼女のブログを読んでしまって後悔しました。
      誰かが書いていましたよ、彼女の「執着」

  2. たぬきおやじ

    はじめまして。
    小室圭がそんな要求をしたのなら、未来永劫国家で面倒見ろ、と宣言したようなものですよ。永住権を取らせて、会社も用意させる。当然会社の体をなすように実際の経営をする人材から末端までを揃えさせ、自身はその上にチョコンと乗っかる。損失の補填は機密費等で行う。報酬も年5000万位は吹っ掛けてくるでしょう。そこには今住んでいるアパート代や警備費用、メイドサービスは含まない。
    さっさと日本に戻した方が安く済みますよ。

    • 50万ドルの会社を一つ手切れ金としてくれてやって、
      日本と縁を切らせるという人がいるかもしれないと思ったんですけど
      やっぱりそれも嫌ですかね。
      誰もビザの手当てをせず、5月に学生ビザが切れたら日本に帰る以外ないですから、
      それが一番安いですね。

      • たぬきおやじ

        不敬を承知で言いますが、秋篠宮家は頭が足りなさすぎますね。
        親子でコミュニケーションをしっかり取り、アメリカへの移住を希望していたのなら、アメリカ留学はMBAでよかった。アメリカに拠点のある日系企業にMBA取得後も繰り込ませ、Lビザでアメリカに駐在、数年したら現地法人がスポンサーをし永住権を取得。政府の仕事をガッツリもらい、小室圭は置物扱いで秋篠宮家からの送金を含め遊んでいてもらえばよかった。これなら宮内庁も手配できたはず。小室圭本人が仕事をする気なんてないので、これが一番安く且つ現実的だったと思います。
        しかし世間からの注目を集めてしまった今、日本に戻して仕切り直すのが安く済む方法に見えます。日本政府も無理に無理を重ねることはせず、秋篠宮殿下に娘を説得するよう説得した方がいいでしょう。

  3. りんどう

    記事のアップ有難うございます。ド正論を言うと、次回の司法試験のチャレンジが失敗に終わったとしたら、圭氏は大変なご恩を受けている日本のO法律事務所にパラリーガルとして戻るべきです。眞子さんも「海外に拠点を作ってほしい」などという相手の力量以上のことを望んだ結果をきちんと受け止め・理解したうえで日本での地道な生活設計を考えるべきです。これは圭氏の結婚相手が元皇族であるかどうかは全く関係がないことです。自分たちのわがままな人生設計を押し付け、準備させて楽をする・・・そんな生き方が許されるはずはありません。今の眞子さんは一般人で、本人がそれを望んだのですから。圭氏は元皇族と結婚したのだから自分もロイヤルに近づいたと勘違いしているのかも知れませんが、それは大いなる思い違いです。

  4. つかぬことをおうかがいしますが、他人名義の法人(ペーパーであっても)で既に登録済を使うってことはありませんか?デラウェアだろうとテキサス登録だろうと、移転もしくは支店をNYに、というのも可能では?T川さんのたてた法人や、彼女が取締役におさまっているものもありますよね?O事務所を紹介したのが本当かわかりませんが、彼女とOさんが知り合いなのも間違いないですし

  5. EB5の場合は、自分名義の会社だと思いますよ。イミグレ相手の申請なのでどの州であってもよいと思います。O氏もT川氏もX水氏も真子名義の個人会社はでてきません。NYとnationalと両方で調べました。
    ただ、Nationalのデータベースはコロナでアップデートが遅れているみたいで、去年の10月の登録分がまだUpされていません。ガバメントの役所は人が半分になっていて、業務がめちゃめちゃのようです。

  6. Mikie様お教えいただきありがとうございます。自分のって雇われ社長もダメということなんでしょうね。

    Tさんがエージェントをしている日系企業見つけたんですけど、確かに現在Directorいらっしゃるので、さすがにその人首にしてまですげかえる、あるいはNYに無駄なブランチ作ってそこに夫の方をおくとか、無駄なことをしないかなと。それならすでにある企業つかえば楽だし早いし、と思ったけど、

    よくよく考えたら、社長をする技能(もとからないのは分かっている)はさておき、社長になるのが自分の専門性にリンクしている、というポイントがないですよね。この30歳児夫婦の考えることは、3歳の子供の考えることよりも難解で、多分聞いても理解できないわ

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